【インタビュー】「最後まで油断せずに」『テニミュ』4thシーズン3年生が語る集大成のドリライとこれまでの軌跡

インタビュー

5月25日(土)、神戸ワールド記念ホールを皮切りに、ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン Dream Live 2024~Memorial Match~(通称・ドリライ)が開幕する。本公演は、2020年9月からスタートした『テニミュ』4thシーズンの楽曲によるライブイベントであり、このイベントをもって青学(せいがく)キャストは『テニミュ』4thシーズンから卒業となる。

このたび、青学(せいがく)3年生を演じる6名(山田健登/手塚国光役・ 原 貴和/大石秀一郎役・持田悠生/不二周助役・塩田一期/乾 貞治役・富本惣昭/菊丸英二役・大友 海/河村  隆役)の座談会が実現。これまで演じてきたキャラクターについてや、役作りへのこだわり、仲間たちへの思いなどについてたっぷりと語ってもらった。

――ではまず、これまでを振り返ってお聞きします。ご自分が演じてきたキャラクターの魅力や、演じる上でやりがいにしていた点、楽しかったことなどをお聞かせください。

山田健登(手塚国光役):手塚は、僕に足りないものを全部持っているような人です。だからこそやりがいがありましたし、いろいろなことを教えてもらっているような気がしていました。公演を重ねるたびにチームの結束力が強くなっていく。「このチームのパワーは、全員が同じ方向を向いた時にどの学校よりも強くなるんだ」と感じて、部長としてもとてもやりがいがありました。

原 貴和(大石秀一郎役):「原ちゃんは大石に似ているよ」と、よく周りから言われていました。自分でもそう思う部分はありつつも、僕に足りないものを彼はたくさん持っていて…。演じながらずっと尊敬していましたし、原作を読み返すたびに、自分と照らし合わせたり「すごいな」と感心したり。ずっと、彼に近づきたいと思いながら演じていました。

持田悠生(不二周助役):不二ははじめの頃「全国制覇のために勝ちたい」という周りの強い意志とは、少し違う見方をしていたのが、立海公演へ向けてどんどん変わっていきます。その心の変化を演じるのが楽しかったです。彼を演じる上で、少しでも近づけるようにと体の姿勢にはこだわって気をつけていました。

塩田一期(乾 貞治役):努力のかたまりである乾を演じるにあたって、少しでも近づけるようにといろいろなことを考えて実践してきました。原作で描かれていることのほかに「グリップはどこで巻き直すんだろう?」「部室には何番目に入ってくるんだろう?」というように。部室にはきっと1番に入ってくるだろうと思ったので、僕も稽古場に1番に入るようにしました。

持田:一期が稽古場に1番にいたのってそういうことだったんだ! はじめのころは僕が1番だったのに、いつの頃からか、いつ行っても一期が先にいるようになったので、僕は1番乗りをあきらめました(笑)。

塩田:そう。そういうことだったんだよ(笑)。それから、テニスに関しての知識も追及しはじめたらどんどんおもしろくなってきて「実際にテニスをちゃんとやりたい!」と思うまでになりました。ここまで楽しくやれたのは、乾という役をいただけたからだと思っています。

富本惣昭(菊丸英二役):菊丸とともに成長した期間でした。それまで僕は「自分がしっかりとできていれば…」と思っていたのですが、「ひとりではだめだ、やっぱりチームなんだ」と感じて。みんなで結果を出したいと思うようになったんです。

塩田:惣ちゃんは周りをよく見ていて、稽古動画を見ながらダンスのタイミングについてよくアドバイスをしてくれていました。

持田:その動画をまとめてグループメッセージに送ってくれたりもして。

富本:それは全部、今までみんなから教わったことだよ。だから少しでも恩返ししたかったんだ。

塩田:ダンスのことで分からないことがあると、みんな惣ちゃんに頼っていました。ダンスリーダーでしたね! 

富本:頼られるのはやっぱりうれしかったです(笑)。じゃあ次、海!

大友 海(河村 隆役):タカさんはラケットを持っている時といない時とでふたつの顔を持っているので、違うキャラクターを同時に演じているような気持ちでした。ふだんの僕はラケットを持っていないタカさんに近いと思うのですが、ごくたまにバーニング状態になったりするんですよね(笑)。そういうことも含めて、役者としていい経験をさせていただきました。


――ドリライを間近にひかえて、あらためて今『テニミュ』へどのような思いを抱いていますか?

山田:原点です。これからの人生の主軸が『テニミュ』なのだろうな、と感じています。大人になってからの今、家族と言えるほどの仲間たちに出会えるとは思っていませんでした。

原:すべてにおいて成長させてもらった場所です。このメンバーだからこそこの青学(せいがく)になったのだと思うし、どこかが崩れていたらこのチームはできあがっていません。仲がいいのはすごいことだと改めて感じますし、感謝の気持ちでいっぱいです。

持田:成長できたのはもちろん、「この先の全て」だと思っています。『テニミュ』をやっていたからこそいただけるお仕事もあるでしょうし、『テニミュ』で学んだことがこの先も生きていくと感じています。

塩田:「運命」ですね。公演がおこなわれるかどうかも分からないほどのコロナ禍のまっただ中にオーディションがあり、その中で僕を選んでくださって、そしてこのメンバーに出会えた。すべてが繋がって今自分がここに立てているのだ、と改めて噛みしめています。ドリライの稽古をしながら対戦校のみんなを見ていると、そのときどきの記憶がよみがえって来て「僕たちはいろいろな学校と試合してきたんだな」と感じるんです。この先何十年たっても、きっと鮮明に思い出せるんだろうな…と。『テニミュ』は僕にとって初めての大きな舞台です。この経験を、今後さまざまなことに生かしていきたいと思っています。

富本:原点ですし、この先も『テニミュ』で教えていただいたことを思い出すのだろうと思います。僕は「Best of the best!」(劇中曲)の「この時代で出会えたのは必然の運命さ」という歌詞が好きで、確かにそうだよな…と思うんです。

持田:うん、僕たちは『テニミュ』をやるために生まれてきたしね。

富本:本当にそうだね。ここにいる青学(せいがく)3年生役のみんな、『テニミュ』4thシーズンで出会えたみんな、カンパニーのみなさん、それからお客さまたち…。この出会いは全部が運命ですし、そう思えるような大事な人たちに出会えてよかったです。

大友:さまざまな面で成長できたのはもちろんですが、1番は、仲間ができたことです。自分の弱い所も全部さらけ出せる仲間に出会えたこと。この先、何か困ったことなどがあったら相談できると思える存在ができたこと。それが僕にとって1番大きなことです。


――次に、お互いについてお聞きします。今お隣に座っている方について、初対面から印象が変わったと感じていることや、役者としてどう思っているか教えてください。

山田:(原について)原ちゃんは、大石そのままの人です。僕がスケジュールの都合で稽古に参加できないときは(青学(せいがく)を)原ちゃんに任せていたのですが、はじめのころは「えっ…どうしよう!」なんて言っていたんです(笑)。でも、六角公演(ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学(せいがく)vs六角)からは、僕が何も言わなくても、率先してみんなをまとめだしてくれて。チームを離れたからこそ見えたものがたくさんありましたし、「青学(せいがく)には、こんなにもしっかりした副部長がいてくれたんだ」と改めて感じました。

持田:原ちゃん、本気で照れてる!

原:照れるよこれは! じゃあ次に僕からもっちー(持田)へ。実は、はじめの頃は話しかけづらいと思っていたんですよ。ノリのいい元気な人だと感じて(笑)。でも、公演を重ねるごとに「いい意味で2つの顔がある人だ」と気づいていったんです。後輩の面倒見がよくて、優しくて、周りをすごく気にかけている。今やもう“家族”と言えるほどに仲良くなっている存在で…もっちー、好きですね!

持田:まとめたね!(笑) 一期についてか…。今でこそ僕たち青学(せいがく)はこんなにも仲がいいですが、実ははじめからこうだったわけではありません。特に一期はどういう人かまったく見えなかったですね。稽古を重ねて少しずつ人柄がわかり始めたものの、一期がひとりごとのようにずっと1人でしゃべっている時期があったんですよ。僕は「どう接したらいいんだ?」と困ってしまって!(笑) でも「これはスルーしていいんだ」と気づいて(笑)、そこから急激に仲良くなっていきました。

一期は本当に努力のかたまりで、ふだんから乾を意識しているのが伝わってきました。この中で1番冗談を言ってふざける人であり、1番賑やかであり、そして1番努力家です。役者として尊敬しています。

塩田:終わり? もうちょっとほしいな!

原・持田:照れるくせに!(笑)

持田:一期とは“間”や“リズム感”が合っているように感じます。お芝居だけでなく、ファンの皆さんの前でお話をさせていただくイベントなどでも一期とのやりとりはとても楽で、息が合っているんだなと! じゃあ次に進もうか(笑)。

塩田:(富本へ)惣ちゃんは、精神的な成長を遂げましたね! 物事をふかんで見られるようになった、というのが大きく変わった点だと感じています。「外側からも見てみよう」と考えるようになったというか…だからこそ人の変化や、ダンスで言えばフォーメーションのちょっとした乱れにもいち早く気づくんですよね。それから、試合のシーンで本心から応援してくれているのが伝わってきて、それがとてもうれしかったのを覚えています。

富本:うん、乾が勝って本当にうれしかったもん! 次は、僕から海くんね! 海くんは、誰にも崩されないほどの強い“自分の世界”を持っている人です。僕は周りに流されやすい方なので、そんな海くんを見て「かっこいいな」と思っていて。お芝居だけでなく、日常の言葉や考え方も引き出しが多いところも、すごいと感じています。思い出深いのは立海公演のときの曲『青春チーム』です。歌詞の中で本当に海くんそのものを表しているパートがあって…チームの中で最初に涙を見せたのを見て「このチームに愛を持っていてくれたんだな」と感じました。

大友:ありがとう! (山田へ)健登くんは、いい意味で最初から何も変わっていません。“部長”としてのオーラがあって、どんなにわいわいとしていても、健登くんが声をかければいっせいに集まるんです。持って生まれた才能なのかなぁ…と。

持田:うん、カリスマだよね。

山田:えええ!(笑)

持田:自分でそう思っていないだけだって!

原:僕が声かけても誰も聞いてないのに…。

富本:分かる、そう! 声の“質”なのかなぁ。

大友:ね! 健登くんはとても男らしい人なので、それが“部長らしさ”に繋がっているのかなと感じています。それからやっぱり歌のうまさ。最初のころから歌で僕たちを引っ張っていってくれました。

持田:僕からも健登について言わせてください! 僕たち、健登がいなかったらこんなに仲良くなっていません。健登が、個性が強すぎる僕たちのバランスを保ってくれていたんです。でも健登自身はそれに気づいていないんですよ。それがいい所なんですけど(笑)。

大友:そう、飾らないところがね。

山田:今日はスキップしながら帰ります!(笑)


――では次に、テニミュ4thシーズンが始まってからの座組全体の変化など、さまざまな「変わったもの」についてお聞かせください。

富本:本作の座長である今牧輝琉(越前リョーマ役)が大きく変わったのを感じています。輝琉は、はじめの頃は何かあるごとに冗談っぽく「俺、座長ぞ!」と言っていたんです(笑)。それを聞いて僕たちは「かわいいな」と思っていたのですが、公演を重ねるごとにどんどん背中が大きくなっていって…。誰よりも多く稽古動画を見返していましたし、役に対する向き合い方が変わっていくのが分かりました。『テニミュ』とリョーマに対する“好き”の気持ちが爆発していましたね。すごく努力をしていましたし「ああ、座長だな」と改めて思うようになりました。

大友:“立ち位置”や“役割”への理解度かな…。人物像がはっきりしてきて、それぞれが自分の役割や、いるべき場所のようなものを把握できたというか。一期なんて、はじめはこんなにしゃべる人ではなかったんですけどね!(笑)

山田:演じるキャラクターに「寄っていった」のを感じます。はじめはみんなわずかな共通点があったにすぎなかったけど、この期間で役と自分との距離がだんだん縮まっていって。それが1番の変化ですね。

原:全員が同じように変化していったのを感じます。全員がまったく違う色を持っていて、でも合わさると虹のようになる…。今のこのメンバーが集まったことが奇跡だなって。

持田:歴代青学(せいがく)キャストの皆さんと“仲いい選手権”したい!(笑)

原:負ける気がしないね(笑)。

塩田:『テニミュ』4thシーズンは、コロナ禍のまっただ中で始まりました。これまでのシーズンでおこなわれてきた客席降りやコールアンドレスポンスが無い状態から始まっているので、公演最後の“選手宣誓”で声出しが解禁になったときには鳥肌が立ったのを覚えています。お客さまが各選手の名前を呼んでくれたり、コールをしたり…それらを初めて味わった感動は本当に大きかったです。お客さまが僕たちを応援してくださることへの感謝の気持ちが、よりいっそう大きくなったと感じました。

――これまでの役作りなどについてもう少しうかがいますね。演じる上でのこだわりや、特に印象深かったことをお聞かせください。

大友:中学3年生という年齢で、(板前の修業のために)「部活はこれで最後」という決断をくだせるのはすごいことですよね。僕自身も、そんな覚悟を持って試合に臨んでいたタカさんに恥じないように、毎公演どの試合もどの瞬間もベストを尽くして、「観に来てよかった」とお客さまに思っていただけるように全力で臨んでいました。

それから「毎日何か新しいものを」という点にこだわっていました。ベンチワーク、ちょっとした表情ややりとり…。さまざまな部分で、“人が演じている舞台”ならではの生命感や、その場限りの空気をお客さまに感じていただけるようにと。舞台を観に来てくださったお客さまが楽しんでくださるように考えて工夫する。そこが、僕が1番こだわっていた部分です。


塩田:振り返ってみると、はじめの不動峰公演(ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学(せいがく)vs不動峰)から立海公演まで、「すべてがつながっていたんだ」と改めて感じます。不動峰公演ではリョーマとの試合のシーンがありましたが、次の聖ルドルフ・山吹公演(ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学(せいがく)vs聖ルドルフ・山吹)では、1本のラリーさえもなくて…。外側からチームメイトの頑張りを見て得るものもたくさんありましたが、試合をしたくてたまらなかったです。

だからこそ氷帝公演(ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学(せいがく)vs氷帝)で試合ができて心の底からうれしかったのを覚えています。次の六角公演(ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学(せいがく)vs六角)では、試合で自らの熱を高めただけではなく、海堂(演:岩崎悠雅)の熱意にも乗せられて。六角公演では海堂を応援する気持ちが心の底からわいてきて、自分の気持ちと乾の思いが一体化したのを感じました。

その熱い思いのまま試合をした立海公演での対柳戦、僕の大好きな「そして俺は過去を凌駕する!」というセリフ。僕にとって最後の試合で最高のシーンを演じられて「やりきった、悔いはない」という気持ちでいます。

――山田さんと持田さんは『新テニミュ』(ミュージカル『新テニスの王子様』シリーズ)にも出演されているので、時系列の異なる同じ役を演じられました。テニミュ4thシーズンでの役作りにはどのような影響がありましたか?

持田:僕が『新テニミュ』に出演したのは、『テニミュ』4thシーズンの氷帝公演(ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン 青学(せいがく)vs 氷帝)の後でしたね。不二としては、心が大きく動き始めたころです。時系列上少し間があく『新テニミュ』での不二を演じるにあたって「この数か月の間にどういう心情になっていくんだろう?」としっかり考えてから臨みました。

『新テニミュ』で手塚と心を通わせるシーンでは、手塚を演じているのが健登なので、多くを語らずともお芝居と歌を通して気持ちの交換ができたように思います。健登と毎日気持ちのキャッチボールをしていたからこそ、『テニミュ』4thシーズンに戻って来てからは、以前よりも相手との気持ちのやり取りがさらにスムーズにできるようになったと感じます。(切原)赤也役の(木村)聖哉くんはもともと達者な役者さんなのですが、彼とのシーンでもとても自然にお芝居ができました。

山田:『新テニミュ』では、手塚と不二の関係性と、演じる僕たちの関係性との間にリンクするものがあると感じたのを覚えています。不二を演じているのがもっちーだったからこそかもしれませんが、お芝居もとてもやりやすかったです。

僕はもっちーとは逆に、『新テニミュ』から『テニミュ』4thシーズンへと入ったパターンです。最高到達点を知ってから、そこへ行きつくまでの手塚を演じることになったので、頭を切り替える作業に少し苦労した時もありました。でも『テニミュ』4thシーズンでは青学(せいがく)というチームに出会えたので、自然に“その時の”手塚になれたように思います。貴重な経験をさせていただきました。


――原さんと富本さん、固い絆で結ばれた黄金(ゴールデン)ペアを演じて、役作りや公演の中で思い出深いことは何でしょうか?

富本:黄金(ゴールデン)ペアの実績を感じさせるテニスの技術表現よりも、まずは目の前の相手に全力で立ち向かっていくようにしました。関係性の表現としては、自分たちの素の仲のよさを舞台上にも全面に出していけたら、と。

原:「“黄金(ゴールデン)ペア”をどう表現していこう」と最初は思っていたのですが、始めてみればそんな心配はまったく必要ありませんでした。シンクロしていると感じることがたくさんあったんです。同じセリフを同じタイミングで言ってしまったり(笑)。ほかにも大変なことはあったけど、どんな時も青学(せいがく)のみんながいることが支えになりました。

富本:そうだね。何かあっても青学(せいがく)のみんながそれぞれの状況を分かって支えあえているのが、うれしくて心強いと感じたことが何度もありました。舞台の上だけでなく、舞台を降りた裏側でもチームメイトなんだな、と感じて。

原:だからこそ立海公演での黄金(ゴールデン)ペアの試合は、心にしみました。

富本:うん。試合じゃないときでも、菊丸の横にはあたり前のように大石がいてくれる。そんなふたりの関係性が僕は好きでした。


――皆さん、貴重なお話をたくさんありがとうございました。最後に、ドリライを楽しみにしているファンの皆さんへメッセージをお願いします。

大友:正式に卒業を迎えようとしている今、寂しい気持ちです。でも、これまで本公演を通していろいろなものを皆さまにお届けしてきました。ドリライでは過去の対戦校の皆さんとも一緒なので、お祭りを楽しむだけかなと思っています。最後に泣かないように頑張ります!

富本:僕たちの集大成であるドリライです。成長した姿を皆さまにお届けできるように全力で頑張りますし、全力で楽しみます。皆さまも全力で楽しんでください!

塩田:どういう演出で、どんな歌が歌われるのか…お客さまも楽しみにされていると思います。どんな景色なんだろう、と僕たち自身も初めてのライブを楽しみにしているので、一緒に楽しみましょう! 僕たちも1公演ずつを全力で楽しんでいきます。

持田:初めてのドリライです。本公演もお客さまと一緒に作るものでしたが、これまで通り、そしてこれまで以上に一緒に作り上げていけたら。盛り上がってはしゃいでいきましょう!

原:総勢61名のこのメンバーでライブをするのは、もしかしたら最初で最後になるかもしれません。騒いで泣いて笑って、僕たちと一緒に楽しみましょう。

山田:これまで、たくさんの学校と試合をしてきました。ライブでは学校の垣根を超えて楽しんでいければいいなと思っています。青学(せいがく)の集大成なので、そっと背中を押していただけたら。最後まで油断せずにいきますし、皆さんも最後まで油断せずに楽しんでくれたらうれしいです。

取材:広瀬有希/写真:ケイヒカル


ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン Dream Live 2024 ~Memorial Match~
ライブ配信・アーカイブ配信実施決定!

配信サービス:U-NEXT
https://t.unext.jp/r/4th_dl2024

ライブ配信 [見逃し配信付き]
〇配信公演
①2024年5月25日(土)12:00 兵庫公演【全景映像(メインステージ/センターステージ)】
②2024年5月25日(土)17:00 兵庫公演【スイッチング映像】
③2024年6月2日(日)12:00 東京公演【全景映像(メインステージ/センターステージ)】
④2024年6月2日(日)17:00 東京公演【大千秋楽:スイッチング映像】★

①③…マルチアングル配信形式:「メインステージ」と「センターステージ」映像をご自身で切り替えながら視聴いただけます。
★…特典映像付き(アーカイブ配信でも同内容の特典映像を視聴いただけます)
  特典映像:青学キャスト12名による卒業キャンプの模様を約15分のダイジェスト映像でお届けします。

〇販売価格
①③:各2,800円(税込)
②④:各3,700円(税込)

〇販売期間(ライブ配信終了後は、見逃し配信のみご購入可能です)
①兵庫公演【全景映像(メインステージ/センターステージ)】
②兵庫公演【スイッチング映像】
2024年5月18日(土)12:00~6月1日(土)12:00

③東京公演【全景映像(メインステージ/センターステージ)】
④東京公演【大千秋楽:スイッチング映像】
2024年5月26日(日)12:00~6月9日(日)12:00

〇見逃し配信 視聴期間(ライブ配信終了後、準備が整い次第開始いたします)
①兵庫公演【全景映像(メインステージ/センターステージ)】
②兵庫公演【スイッチング映像】
~2024年6月1日(土)23:59まで

③東京公演【全景映像(メインステージ/センターステージ)】
④東京公演【大千秋楽:スイッチング映像】
~2024年6月9日(日)23:59まで

アーカイブ配信
〇配信公演
①2024年5月25日(土)12:00 兵庫公演【全景映像(メインステージ)】
②2024年5月25日(土)12:00 兵庫公演【全景映像(センターステージ)】
③2024年5月25日(土)17:00 兵庫公演【スイッチング映像】
④2024年6月2日(日)12:00 東京公演【全景映像(メインステージ)】
⑤2024年6月2日(日)12:00 東京公演【全景映像(センターステージ)】
⑥2024年6月2日(日)17:00 東京公演【大千秋楽:スイッチング映像】★

※①②および④⑤は、ライブ配信の際にマルチアングルで配信された各ステージ映像とそれぞれ同じ内容となります。
★…特典映像付き(ライブ配信と同内容の特典映像を視聴いただけます)。

〇販売価格
①②④⑤:各1,400円(税込)
③⑥:各3,700円(税込)

〇販売期間(ご購入から7日間ご視聴可能です)
①兵庫公演【全景映像(メインステージ)】
②兵庫公演【全景映像(センターステージ)】
③兵庫公演【スイッチング映像】
2024年6月13日(木)12:00~7月4日(木)23:59

④東京公演【全景映像(メインステージ)】
⑤東京公演【全景映像(センターステージ)】
⑥東京公演【大千秋楽:スイッチング映像】
2024年6月21日(金)12:00~7月4日(木)23:59

■公演概要
タイトル               ミュージカル『テニスの王子様』4thシーズン Dream Live ~Memorial Match~

原作                  許斐 剛『テニスの王子様』(集英社 ジャンプ コミックス刊)
構成・演出         三浦 香
音楽                  坂部 剛/Yu (vague)
振付                  遠山晶司(梅棒)/YOU
主催                  テニミュ製作委員会
出演                  <青学(せいがく)>
                        越前リョーマ役:今牧輝琉、手塚国光役:山田健登、大石秀一郎役:原 貴和、
                        不二周助役:持田悠生、乾 貞治役:塩田一期、菊丸英二役:富本惣昭、
                        河村 隆役:大友 海、桃城 武役:寶珠山 駿、海堂 薫役:岩崎悠雅、
                        堀尾聡史役:りょうた、加藤勝郎役:戸塚世那、水野カツオ役:市川愛

                        <不動峰>
                        橘 桔平役:熊沢 学、神尾アキラ役:毎熊宏介、伊武深司役:土屋直武、
                        石田 鉄役:柊太朗、桜井雅也役:深澤悠斗、内村京介役:菊池颯人、
                        森 辰徳役:青海 伶

                        <聖ルドルフ>
                        赤澤吉朗役:奥村等士、観月はじめ役:三井淳平、柳沢慎也役:久保侑大、
                        木更津 淳役:緑川青真、野村拓也役:八重澤就土、不二裕太役:石原月斗、
                        金田一郎役:二宮礼夢   ※赤澤吉朗の「吉」は土に口

                        <山吹>
                        南 健太郎役:桑原 勝、千石清純役:TAISEI、亜久津 仁役:益永拓弥、
                        東方雅美役:灰塚宗史、新渡米稲吉役:松原 凛、室町十次役:寺島レオン、
                        喜多一馬役:内野楓斗、壇 太一役:橋本悠希

                        <氷帝>
                        跡部景吾役:高橋怜也、忍足侑士役:草地稜之、宍戸 亮役:広井雄士、
                        向日岳人役:小辻 庵、芥川慈郎役:横山賀三、滝 萩之介役:中田凌多、
                        樺地崇弘役:栗原 樹、鳳 長太郎役:明石 陸、日吉 若役:酒寄楓太

                        <緑山>
                        季楽靖幸役:成瀬遙城

                        <六角>
                        葵 剣太郎役:宮脇 優、佐伯虎次郎役:松永有紘、黒羽春風役:桐田伶音、
                        天根ヒカル役:栗原航大、木更津 亮役:岸本舜生、首藤 聡役:中嶋 健

                        <立海>
                        幸村精市役:潮見洸太、真田弦一郎役:速川大弥、柳 蓮二役:梶山武雅、
                        仁王雅治役:蒼井嵐樹、柳生比呂士役:中山清太郎、丸井ブン太役:白金倫太郎、
                        ジャッカル桑原役:大村征弥、切原赤也役:木村聖哉
                        井上 守役:北代高士、オジイ役:うじすけ、越前南次郎役:中河内雅貴
※越前南次郎役 中河内雅貴は兵庫:5/26(日)12:00/17:00、東京:6/2(日)12:00/17:00に出演いたします。

公演日程
兵庫公演      2024年5月25日(土)~5月26日(日) 神戸ワールド記念ホール
東京公演      2024年5月31日(金)~6月2日(日)  有明アリーナ
チケット料金    8,000円(全席指定/税込)
チケット発売日   2024年4月28日(日) 午前10:00
チケット取扱い   イープラス/チケットぴあ/ローソンチケット
お問合せ      ネルケプランニング  https://www.nelke.co.jp/about/contact1.php 
公式サイト     https://www.tennimu.com/
テニミュ・モバイル https://sp.tennimu.jp


2024年11月13日(水)にBlu-ray/DVDの発売も決定!
詳しくは下記URLよりご確認ください。
https://www.tennimu.com/discography/tennimu/fourth/4th_dl2024/


©許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会