【インタビュー】長江崚行・磯貝龍乎・廣瀬大介「僕たちにとってヘタミュとは」10年目のミュージカル「ヘタリア」ロングインタビュー

ミュージカル「ヘタリア」(通称・ヘタミュ)シリーズが10年目に突入している。2015年12月から旧シリーズはスタート。舞台公演が3作上演され、「FINAL LIVE」で一度幕を閉じたのち、2021年に新シリーズとして復活をしたヘタミュは、2024年のミュージカル「ヘタリア〜The glorious world〜」初日に通算100公演を迎えた。続く2025年公演は、新たに北欧キャラクターの5名「北欧ファイブ」を迎え、新作「A tender world」が6月より全国3都市で上演予定だ。
メディアクトでは、シリーズに初演から“皆勤”のイタリア役・長江崚行、アメリカ役・磯貝龍乎、イギリス役・廣瀬大介にロングインタビューを実施。「The glorious world」の思い出から、お互いについて、この10年を大きく振り返って改めて感じる「自分にとってヘタミュとは」などをたっぷりと語ってもらった。3人のヘタミュへの思いが詰まったロングインタビューを最後まで楽しみに読んでもらいたい。



――まずは昨年の公演、ミュージカル「ヘタリア〜The glorious world〜」(2024年8月)のことから振り返っていきます。ざっくりと、どのような印象の作品でしたか?
長江崚行(イタリア役):お客さまと一緒に作り上げるシーンが多かったので、これまで以上に皆さまと強いつながりを持てたように思います。大介くんと寿里(フランス役)さんが主軸になったお芝居が観られたのがうれしかったし、生バンド(The glorious Band)の演奏が入ったことも印象的でした。
廣瀬大介(イギリス役):なかなかできない経験の詰め合わせセットのような作品でした。崚行くんがご自分のYouTubeチャンネルで「大介さんを笑顔にさせたい」と言っていたのですが、確かに笑顔になれましたね。崚行くんと僕の日替わりシーンでは特に!(笑) もともとは僕のシーンだったのに、途中から崚行くんの(アドリブの)比率が高まっていったのがおもしろくて。 今思い出してもじわじわ笑いがこみあげてきますし、楽しい作品でした。
磯貝龍乎(アメリカ役):パワフルな生バンドが入って、パフォーマンスの印象がさらに強くなったと感じます。お客さまから「時間があっという間だった」という声を寄せていただいていますし、僕自身もそう感じていました。寿里さんと廣瀬くんの芝居の掛け合いもよかったですね。それから、イソくん(磯野亨/オランダ役)との日替わりシーンでは、公演が進むにつれて「もっとすごいことを…」と、どんどん高みを目指すプレッシャーを感じるようになっていってしまって(笑)。
――磯野さんがカンパニーに加入してからは、さすがの磯貝さんも日替わりシーンで磯野さんに振り回されているように見えるのですが、いかがですか?
廣瀬:実はね、舵を握っているのは磯貝さんなんですよ。見ていて「うまいなぁ」と思います。磯貝さんは、そのときに組んだ人へのアプローチ方法が絶妙。相手という素材を生かす料理人のような。
長江:例えば、僕と組んだときは、龍乎さんがボケて僕が突っ込む構図でちょうどいいバランスになります。でも、イソは自分1人だけで日替わりシーン特有の空気を作れてしまう人なので、龍乎さんが引っ張られていたり振り回されている方が、シーンがさらにおもしろくなるんです。
廣瀬:だから、磯貝さんが振り回されていると見えていたなら、見え方としては正解(笑)。
磯貝:ふふ、うれしいですね(笑)。
長江:今まで龍乎さんは、そういうポジションでシーンを作れる相手がなかなかいなかったと思うんですよ。だからイソは、新加入メンバーとして、このカンパニーに新しい風をきちんと吹かせていることになりますね!


――では、もう少し「The glorious world」のことを掘り下げていきますね。さまざまな面で“原点回帰”と同時に新しさも感じる作品でしたが、「ここが変わった」「新しい」と感じた点を教えてください。
磯貝:いつものようにセットをギミック的に大きく動かさず、固定の段に置かれたいくつもの椅子を効果的に使っていたのが印象的ですね。
長江:僕はそこに、パパ(吉谷晃太朗/演出)の覚悟を感じたよ。これまでは、セットの動きやプロジェクションマッピングなどの視覚の面から驚きを与えたり感動を増幅させたりすることが多かったのですが、「The glorious world」では生バンドで聴覚的な効果を使っていましたからね。
磯貝:足し算でたくさん要素を重ねていくのではなく、引き算で、ミュージカル・演劇の本質的な部分をきちっと見せていく公演でしたね。分かりやすかったし、やっていてとても楽しかったです。
長江:うん、いろいろとそぎ落としていって、「あとは芝居で“持っていって”くれ」と寿里さんと大介さんをはじめとしたキャストたちの芝居に託していた作品だったと思います。
廣瀬:新キャラクターが登場しなかったのも初めてでしたね。旧シリーズも含めて、これまでは新作公演には必ず新しいキャラクターが参加してくれていたのですが、今回はそれがなくて。だからこそ「人」の存在を強く感じました。特に山沖(山沖勇輝/ロシア役)さんの存在。心の支えになりましたし、彼がいるのといないのとではこんなにも違うんだ…と。
長江:そうだね、「人」の大きさと強さを感じた。それから、今までは「こういうあなたが見たいからチャレンジしてほしい」とパパから課題や願いを託されているのを感じていたけれども、今回はそうじゃなくて。「あなたのいい所はこれだから、それを存分に発揮してほしい」と、各キャストの1番すてきな部分をお客さまに届ける公演だったと思うんですよ。原点回帰感にあふれながら、同時に、新たな「ヘタミュらしさ」が生まれて出てきたようにも感じました。


――「ミュージカル・演劇の本質的な部分」とのことですが、お芝居の面で強く印象に残ったことは何ですか?
長江:寿里さんと大介さんが芯の部分を固めてくれていたからこそ、僕たちはわっと弾ける部分では思い切り弾けられたし、多少軌道がずれかけたとしてもすぐに本筋に戻って来られました。お芝居の推進力が常にあったのは、主軸の2人が1番汗をかいて頑張っていたからじゃないかな、と。それを見て「この2人が主軸ならではの作品になったなぁ」と感じていました。でも、ふざけるときは、2人も一緒に全力でふざけていましたね!(笑)。
磯貝:自分のことで言えば、カナダ役も演じられたのがとても印象的です。カナダ役として舞台に立っている時も含めて今回特に感じたのは、セリフを口にしているのではなくて、普通に相手と話しているような感覚ですね。本作に長く携わっているのでキャラクターが自分にしみこんでいることもあると思うのですが、特に廣瀬くんとは、まるでいつもの会話のようにやりとりができました。
廣瀬:僕も同じく。実は稽古中に、絡むシーンが多かった崚行くんから、お芝居について相談を受けたんです。「どうしたらいい?」って。「特別に何もしなくていいよ」と答えました。セリフをたどるのではなくて、普通に人と話すときのように「次の言葉」を思い浮かべながら口にしていけばいい。「崚行のいつもの声がすてきだから、その声のままで」と話したのを覚えています。
振り返ってみれば、どのシーンが特に楽しかったというのは無いんです、いい意味で! もっと言えば、過去のどの作品が1番楽しかったのかという順位もありません。ムラなく、いつもずっと楽しい。それって特別なことかもしれませんね。


――特別ですてきな作品ですね。冒頭の長江さんの「お客さまと作りあげる」に戻りますが、「The glorious world」は、旗振りやコール&レスポンスも多い作品でした。お客さまとの一体感を、舞台上からどのように感じていましたか?
長江:コロナ禍の前にもコール&レスポンスなどはありましたが、基本的には、舞台上から皆さまにお届けする、というのが演劇のスタンダードな形だったと思います。そして2020年頃から、声を出してはいけない、盛り上がるにも躊躇(ちゅうちょ)してしまう…そんな、我慢が必要な期間が続きました。その影響で、情勢が落ち着いて声出しが解禁になってからも「盛り上がって、声を出してもいいのかな?」と、客席に一瞬の迷いが差し込まれるようになってしまったと感じています。
でも「The glorious world」は、そういった迷いを取っ払って、声を出したい時に出す、思い切り盛り上がる作品でした。お客さまの目の前でおこなうエンターテインメントだからこその、客席から返ってくる衝撃をダイレクトに感じましたね。演劇・お芝居の軸をしっかりと持ったまま、ライブのような感覚も味わえる。「The glorious world」は、ヘタミュにとって新しい何かが見えた作品だと感じています。
廣瀬:現場でしか味わえないものがとても大きかったです。映像で見るよりも実際は皆さんの大きな声が場内いっぱいに響いていましたし、劇場でしか感じられないものが本当にたくさんあって。初日の幕が開いてから、晃ちゃん(吉谷)が「コール&レスポンスや客席あおりをもっと増やそう」って。公演が進むにつれて、お客さまたちも慣れてきたのかどんどん盛り上がって、作品がさらに形を成していくのを感じました。もちろん、はじめは戸惑いもあったかもしれませんし、楽しみ方は人それぞれです。でも「こういうものだ」と理解したときの楽しさは、言葉では言い表せないものがあると思います。崚行の言うように、ライブと演劇のちょうどいいところでハマって作り上げられた作品だったな、と。
磯貝:例えば、買ってきたホットケーキと自分で作るホットケーキみたいなものですね。
長江:さっき料理人に例えられたからってそう来る?(笑)
磯貝:ホットケーキは粉(ミックス粉)だけではできません。牛乳と卵を混ぜて焼き上げる工程が必要になってきます。買ってきたものを食べても、それはお店でプロの人が作ってくれたものだからもちろんおいしいです。でも、自分でひと手間かけて心込めて作ったものは、きっと特別な味になるんじゃないかなと。コール&レスポンスに限らず、笑ったり泣いたり盛り上がったり。受け身ではなくて自分からお芝居に参加していく気持ちを持てば、劇場の空間もその時だけの特別なものになるはずです。
廣瀬:でももちろん、作品ごとのルールや雰囲気がありますからね!(笑) 「The glorious world」が初観劇だったお客さまもたくさんいらっしゃると聞いているのですが、これが演劇のスタンダードではないことには気をつけてください!(笑)


――長く続いている本作ですが、初めて観劇に来てくださるお客さまの存在はうれしいですね。ヘタミュは「The glorious world」の京都公演初日で旧シリーズから通算100公演を迎え、次回の「A tender world」で通算7作目。シリーズが始まったのが2015年12月24日なので、10年目に突入しています。長く共演しているお互いを、どのような役者だと感じていますか?
磯貝:廣瀬くんは、板の上に立つと人間性がより鮮明になりますね。それこそ、ふだんこうして話しているときよりも(笑)。お芝居をして別の人格が憑依したときに、その人物としてリアリティを持って会話できるんですよ。役に入り込むとえぐいほどの人です。板の上でお話をすれば、きっと分かりますよ!
廣瀬:そう言われても、役者の人じゃないと分かる機会がないじゃない!(笑)
磯貝:崚行は、頭の回転が速いし役柄が幅広いですね。がっちりと作り上げてくる役もあり、少しやわらかい部分もある役もあり。それから、尖っているような性格の人物であっても、その人の心のやわらかい部分もしっかりと引き出してくれる、信頼感のある役者です。僕は演出もやっているので、もし崚行が僕の作品に出てくれることになったら「すべてお任せします」となってしまうかもしれません。だからこそ心配なこともあるんですよ。完璧を求めるがゆえに「全部お任せで」と言われたら大いに悩んでしまうだろうし、彼ならできるという期待に無理をしてでも応えてしまう。もし悩んでしまったら、何でも話してほしいし飲みに誘ってほしいなと思っています。
廣瀬:僕から磯貝さんへはですね…。磯貝さんも崚行と同じで「できるよね?」と任されてしまうタイプです。無茶振りをされても何とかしてしまう。「できなかった」ではなくて、できないことでも何としてでもできるようにして、オーダーに応えてしまう人。でもね、それらが大きな負担になってくる前に、しんどい時にはしんどいってちゃんと言ってほしい。僕たちがいくらでもご飯や飲みに付き合うから。
磯貝:回らないお寿司でお願いします…。
廣瀬:年下に回らないお寿司に連れて行ってもらうの!?(笑) 崚行は、さっき磯貝さんが言っていたことにプラスすると、“できるからこその悩み”が多そうですね。例えば、「正解」の形があったとしたら、崚行は自分の姿かたちも音も変えてその中にぴったりと収まることができる。でも僕は、崚行はもっと自然に、崚行のあるがままでいいと思うときがあるんです。正解の形であることも大事だけれども、崚行としての形でもいい。「The glorious world」では、それが見られたように思います。
この先、人間としても役者としてもどんどん厚みを増していって、いろいろな景色を見ていくのだろうし、僕たちにも見せてくれるんだろうなと思うと、共演が楽しみでなりません。
長江:龍乎さんに初めて出会ってから9年経ちますが、過小評価されていると思うんですよ! 「磯貝龍乎ってどんな人?」と世間に聞けば「おもしろい人」という回答が圧倒的だと思います。バラエティ的なこともできるしアドリブ力にも長けているので、そういった面が先行しているのですが、実はシリアスなお芝居もすごくすてきなんです。
龍乎さんは、決して人を否定しないし、自分の意見を押し付けない。人の痛みが分かる人だし寄り添える人です。人をはねつけないからこそ自分が傷ついてしまうこともあって、そういうやわらかい部分を乗せたお芝居を見せてくれると、胸が締め付けられるように感じます。人見知りでシャイだから、人と話すときは“相手が求める自分”のペルソナを被っているところもあります。多重構造で、厚みのある人ですね。いろいろと苦労をしたりつらい気持ちも味わってきたから、今の魅力的な龍乎さんができあがっているんだろうな…と思っています。
大介さんは愛情深い人です。人を心から愛したいし、同じだけの愛を求めている。愛を与えたいだけではなく求めるのって、すごく人間らしくて僕は好きです。それから、「この人のために何かしたい」と思わせてくれる人。
先ほど龍乎さんが言っていたように、大介さんは、板の上での方が人間味が強くなるんですよ。現実世界では「これは言ったらいけないこと」とブレーキをかけたり、感情をセーブしたりすることがあるじゃないですか。でも、お芝居はそうではない。そして大介さんはその人物そのままで役として生きているから、いつだって本気で苦しそうだし、楽しそうなんです。大介さんとお芝居をしているときは、役としてであると同時に僕自身として「今大介さんに何を渡せば、最後のカーテンコールまでを走りきれるだろうか?」と考えるんですよね。「The glorious world」の31公演、大介さんと一緒にお芝居をしてそう感じました。


――これだけの信頼感はどのようにしてできあがったのか、何かきっかけのようなものはありましたか?
磯貝:特別にきっかけや大きな出来事があったわけではなくて、長くやっているうちに、じょじょにかなぁ…。お互いに尊敬しあっていますし、年齢の違いは関係なくて魂同士の付き合いのように感じています。
廣瀬:うん、誰と楽屋で2人きりになっても居心地がいい。お互いに理解しあっているし、「今は1人になりたそう」というのも察することができる。分かった上で絡みにいくこともありますけれど!(笑) お互いを理解している関係性があるからこそ、作品に対する思いもどんどん大きくなっていっているんですよね。
長江:相手とのやり取りで、言葉ひとつ取ってみても常にお互いのことを尊重している人ばかりなんです。自分の考えを押し付ける人が1人もいない。それから、いい意味で入れ込み過ぎてもいない。誰が何をしても、例え舞台上で盛大に滑っても(笑)、相手への温度が変わるわけではない。自分を大きく見せたり、背伸びをしたりする必要もない。ありのままの自分でいられる存在。本当に、いつからこうなったというきっかけはなくて、まる9年の時を重ねてシームレスに関係ができあがっていったという印象です。
――ありのままでいられる関係性はすてきですね。ヘタミュは、全キャスト続投での新シリーズ再開などさまざまな奇跡を重ねてきましたが、今のご自分にとってヘタミュはどんな存在のものですか?
磯貝:「意識の革命」ですね。1つ出した答えが絶対的な正解ではない。こんな見方もある、こんなやり方もある。頭から「こうでなければいけない」というものはなくて、物事にはさまざまな可能性があって、いくらでも広げることができる。その考え方のきっかけをくれたものです。
廣瀬:「年に1度のお祭り」かな。僕は今、声のお仕事をメインにさせていただいています。舞台のお仕事を絞っているので、ヘタミュに出演するときは…そうだな、年に1度みんなで海外旅行をするような感覚に近いです。ヘタミュがあるから1年頑張れる。僕にとってはそのくらい大きな存在のものです。
長江:いろいろな言葉があって1つにあてはめるのは難しいのですが…今思いつくのは「エンターテインメントの可能性を探れる場所」ですね。僕は幼少期にNHKの番組に出演していたのですが、NHKは、CGやその頃普及し始めていたLEDなどの最先端の技術を、惜しみなくどんどん使うんですよ。それを見て経験してきたので、「エンタメにおける今の最先端って何だろう?」という興味が今でもあります。
演出の吉谷さんは、公演のたびに「その公演の見どころ」を作ってくれます。例えば「The Fantastic World」であれば花火のプロジェクションマッピング、「The glorious world」は生バンド、のように。この技術を演劇に使ったらどんな効果を生むんだろう? と、パパ(吉谷)の頭からのぞき見しているような気分になります。ヘタミュを通して「こういうおもしろさがある」と知って、それを僕自身の個人活動に活かすこともできる。毎回新しいことを考えなければいけないのでパパは大変だろうけれども(笑)、そばで一緒に物づくりをしながら勉強をさせてもらっています。



――最後に次回の公演、ミュージカル「ヘタリア〜A tender world~」に向けてファンの皆さんへメッセージをお願いします!
磯貝:新たに5人! 「北欧ファイブ」のメンバーがヘタミュに参加してくれます。頼れる先輩、そしておもしろいおじさんとして気軽に接してもらえるようにがんばっていきます。家族が増えるヘタミュを、どうぞ楽しみにしていてください!
廣瀬:新しいメンバーが5人増えるのですが、僕は新しい人と仲良くなるのに1カ月かかるんですよ。5人だから5カ月…。公演は6月! 果たして全員と無事仲良くなれるのか? ぜひご期待ください(笑)。
長江:新しく家族が増えるのが楽しみでなりません! ここにいる僕たち3人は初演から走ってきたメンバーではありますが、いつ、どのタイミングでこの作品に新キャストとして参加したというのは関係なくて、1度入れば全員横並びで一緒に作品を作っていく家族になります。北欧の5人には気兼ねなく楽しんでいただきたいですね。彼らを支えてあげたいし、でも同時に「負けないぞ!」という気持ちもあります。吉谷さんが5人をどう演出してくれるのかも楽しみですし、彼らをサポートしながら一緒に楽しめたらと思っております。初夏で蒸し暑さが始まる頃かもしれませんが、涼しい北欧の世界へどうぞお越しください。劇場でお待ちしております!

取材/文:広瀬有希・写真:ケイヒカル


















公演概要
◆公演タイトル:ミュージカル「ヘタリア~A tender world~」
◆日程:
[東京公演] 2025年6月9日(月)〜6月26日(木)
日本青年館ホール(東京都新宿区霞ヶ丘町4-1)
[大阪公演] 2025年7月3日(木)〜7月6日(日)
COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール(大阪市中央区大阪城3番6号)
[福島公演] 2025年7月18日(金)~7月19日(土)
けんしん郡山文化センター(郡山市民文化センター)大ホール(郡山市堤下町1番2号)
◆原作:「ヘタリア World★Stars」日丸屋秀和(集英社「少年ジャンプ+」連載)
◆演出:吉谷晃太朗 ◆脚本:なるせゆうせい
◆音楽:宮里豊 ◆振付:MAMORU ◆音楽監督・歌唱指導:水野里香
◆舞台衣装デザイン:新朋子(COMO Inc.) ◆衣装製作:COMO Inc. ◆ヘアメイク:西村裕司(earch)
◆カメラマン:金山フヒト(Xallarap) ◆宣伝美術:羽尾万里子(Mujina:art)
◆キャスト
イタリア役:長江崚行、アメリカ役:磯貝龍乎、イギリス役:廣瀬大介、中国役:杉江大志、
フィンランド役:棟方翔也、スウェーデン役:塚本凌生、
デンマーク役:松井健太、ノルウェー役:新納直、アイスランド役:前田優輝
帯金遼太、多田晃、竹井弘樹、春口凌芽、Chion、清水天琴、杉山湧哉、高橋晴輝、沼田来蕗、平井颯太
◆企画制作・プロデュース:4cu(Frontier Works Inc.) ◆制作:株式会社FAB
◆福島共催:公益財団法人郡山市文化・学び振興公社
◆主催:ミュージカル「ヘタリアTW」製作委員会
TICKET
料金 10,900円(フラッグ付き/全席指定 ・税込)
※公演グッズ「フラッグ」が付属します
※未就学児入場不可 ※営利目的の転売禁止
※公演中止の場合を除き、お客様の体調不良ほか天変地異及びそれに伴う交通機関トラブルなど、事情の如何に関わらずチケットの変更・キャンセル・払い戻しは一切いたしません。ご了承の上、お買い求めください。
最速HP先行
2月14日(金) 19:00 〜 3月2日(日) 23:59
URL https://eplus.jp/hetamu-atw-hp/
一般発売 4月20日(日) AM10:00 ~
[チケットに関する問い合わせ] 公演事務局 0570-200-114(平日・土曜12:00~17:00)