【インタビュー】「A3! Blooming Radio Station」より第7回ゲスト・濱健人さん(『A3!』七尾太一役)&赤澤遼太郎さん(MANKAI STAGE『A3!』七尾太一役)

インタビュー

イケメン役者育成ゲーム『A3!』佐久間咲也役の酒井広大をメインパーソナリティに、毎月ゲストを招いて作品についてトークしていくYouTubeラジオ番組「A3! Blooming Radio Station」。
今回メディアクトでは、第7回ゲスト・濱健人さん(『A3!』七尾太一役)&赤澤遼太郎さん(MANKAI STAGE『A3!』七尾太一役)の2人へ、番組収録後に行なったインタビューをお届けします。
※本インタビューはラジオを聴いた後にお読みいただけると、より楽しめます。

――ラジオ収録直後となりますが、収録はいかがでしたか?
赤澤:楽しかったです!
濱:やっぱ酒井さんがいると明るくなるね(笑)
赤澤:そうですね、僕実は酒井さんに初めてお会いしたんです。咲也くんのイメージだったので、オープニングで「『A3!』で稼いだお金でマツタケ食べたい」って言いだした瞬間、なんて面白い方なんだってびっくりしました(笑)
濱:初対面の方がいる場面でのアイドリングトークとしてはなかなかいいよね。
赤澤:台本にはマツタケの話とか一切書いてなくて。
濱:書いてなかったよね、タイツの話もね(笑)
赤澤:タイツもびっくりしましたね(笑)「太一」の話から急に「僕はタイツが好きです」って(笑)
濱:60デニールが好きなんだよね(笑)
赤澤:濱さんもタイツ詳しかったですよね。
濱:声優系のラジオって絶対タイツのデニール数の話題になるから、どっかで俺も聞かれたことがあったんだよ。
赤澤:なんでタイツの話題?(笑)
濱:わかんないわかんない! でも前に答えた覚えがあったのが、役に立って良かった(笑)

――ラジオに「七尾太一」役のお二人でゲスト参加が決まったときのお気持ちを教えてください。
濱:また一緒になったんだ!って。
赤澤:濱さんとは以前、朗読劇で一緒にお仕事させていただいたことがあるんです。なので今回、秋組単独公演前にもう一度ご一緒させてもらえて純粋に嬉しかったです。
濱:タイミングがちょうどだったね。エーステはまだ観たことがないんですけど、今回はちゃんと赤澤さんに呼んでもらえるってことで(笑)

――お二人は以前共演された朗読劇が初対面ということですが、そのときのエピソードを教えてください。
赤澤:正直めちゃくちゃ緊張してたんですよ、ずっと演じてきたキャラクターの声優さんだったので。
濱:そうなんだ! 
赤澤:でも濱さんがすごく気さくに「連絡先交換しよ!」って言ってくださって、コミュ力高!って。え、太一じゃんって思いました(笑)
濱:僕は稽古始まる前から、エーステで太一を演じられている赤澤さんってことでだいぶ意識してましたね。実は稽古の前にブルライの1回目(A3! BLOOMING LIVE 2019)に来てくれてて、実際の初対面はそこだったかな。
赤澤:そのときは軽く「よろしくお願いします」って挨拶だけだったんですよね。
濱:そう、そのときはゆっくり話せる時間はなくて。それでいざ朗読劇の稽古で仲良くなった結果、めちゃくちゃ良い方で。
赤澤:お芝居も楽しかったし、本当に良い時間でした。めちゃくちゃ楽しかったですよね。
濱:本番の楽屋とか舞台裏でも「頑張ろうぜ」って良い雰囲気で。赤澤さんは誰からも好かれる人だなって思いました。
赤澤:そっくりそのまま濱さんにお返しします(笑)

――(濱さん)『A3!』の舞台化が決まったときはどのような気持ちでしたか?
濱:当時、2.5次元の勢いがより増していっていた時期だったし、『A3!』といえば舞台なので、『A3!』こそ舞台化するべきだと思ってました。だから舞台化が決まったと聞いたときは、そうだよなって思いましたし、めちゃくちゃ嬉しかったですね。今回初めて秋組単独公演で赤澤さんに呼んでいただけるということで楽しみです(笑)
赤澤:がっつりLINE(ライム)(※『A3!』内のSNSアプリの名称)します(笑)
濱:ぜったいLINEしてね!

――(赤澤さん)舞台版太一として出演が決まったときはどのような気持ちでしたか?
赤澤:ワクワクが止まらなかったです。めちゃくちゃ人気の作品で、出演が決まったときは「よっしゃー!」って思いました(笑)そのころすでに〜SPRING & SUMMER 2018〜が公演されていたんですけど、すごく評判が良くて日々Twitter(現X)でもバズりまくってたので。自分が出るってなるとドキドキしましたけど、太一のストーリーをファンのみなさんに見せつけられるんだって、役者として嬉しく感じました。

――太一の魅力や好きなところは何ですか?
濱:やっぱり……襟足ですかね(笑)
赤澤:違う違う、ラジオ引きずってるじゃないですか(笑)
濱:ごめんごめん(笑)俺は、コミュニケーション能力の高さですかね。秋組がギクシャクしているときとかでもみんなをまとめようとしたり。MANKAIカンパニーって目線で考えたときに、すごく好感が持てました。
赤澤:太一は空気が読めるよね。子役をやってたこともあるのか、視野が広い。周りの人や、大人が何考えてるか察することができる子だなって思います。 そういうところがすごくいいなって思いました。
濱:あと本人は自分に何もないことにすごく劣等感を感じているけど、その中でもヨーヨーとか、何かに打ち込む力があるっていうのは格好いいよね。
赤澤:役者としては、過去のトラウマとか後悔を抱えているのも演じるうえで楽しいっていうか、魅力を感じています。

――(濱さん)太一を演じるうえで意識していることはありますか?
濱:最初は声だけでどう演じればいいか、というのを意識していたんですが、声優としてキャリアを重ねていく中で、僕は実際に演じているキャラクターの状況とか、身体を使ったお芝居をしないと声に乗らない役者だなって気づいたんです。だから例えば台本を読みながら、今太一ってどういう立ち方とか歩き方なんだろうって身体の状態を意識して、考えながら演じていますね。

――今後太一に演じてほしい役はありますか?
濱:ゴリゴリにオラついた役とかやってほしいかも。
赤澤:あとは、悪役とか。
濱:悪役いいね! やってないもんね! 挑戦してみてほしいね。
赤澤:脅迫状とか出したり衣裳破いたりする役はやらないでほしいですけど(笑)そんな脚本だったら、「綴クンダメだよー」ってなりますね(笑)
濱:「それは良くないよー」ってね(笑)

――太一の所属する「秋組」の魅力を教えてください。
赤澤:なんというか、ずるいなって思います(笑)秋組ってダンスとか歌とかキレキレで、本当に格好いいんですよ。
濱:どの組ももちろん魅力的なんですけど、秋組は特にアクションを重視しているので、舞台映えするなって思いますね。

――『A3!』で、七尾太一以外で好きなキャラクターは誰ですか?
濱:三角かなあ。「サンカク」にいろんな感情込めて演じてみたいですね。
赤澤:わかるかも(笑)僕は紬さんが好きですね。
濱:合いそうだね!
赤澤:紬さんは芝居がめちゃくちゃ好きっていうのと、太一と同じようにレニさんにトラウマがあるキャラクターなので(笑)

――『A3!』で今後挑戦してみたいことはありますか?
濱:ブルライもあったんですけど、またどこかのタイミングでもう一度歌を披露できると嬉しいなって思います。
赤澤:ライブ観に行きたいです!
濱:行きたいじゃなくて観に来るんだよ!
赤澤:圧が強い(笑)
濱:僕が歌好きっていうのもあるし、いろんな太一を見せられたらいいなって思いますね。
赤澤:僕はエーステでミックス公演とかやりたいですね。幸チャンとの『ラスト・ランウェイ』とか。
濱:秋組だったら『MY WORST WEDDING』も!
赤澤:そこまで公演がいってないんですよ(笑)

――(赤澤さん)もうすぐ開幕するACT2! 〜AUTUMN 2023〜の稽古場の雰囲気はいかがですか?
赤澤:めちゃくちゃ良いですね!ただダンスが本当に難しいです(笑)
濱:そうなんだ(笑)
赤澤:エーステの良いところは、シリーズを重ねるごとに役者とキャラクターの成長が重なっていくというか、楽曲や振り付けの難易度もどんどん上がっていくんです。「お前らできるよな、1年間頑張ってきたよな」って、毎回挑戦状みたいな感じなんですけど、今回は特にそれが強く出てると思います。今回は劇中劇で太一が主演をつとめる『燃えよ饅頭拳!』もそうですけど、それ以外でも見せ場がたくさんあるので頑張っています。楽しみだけど、みんなでヒイヒイ言ってますね。「無理無理無理無理! 歌えない歌えない!」みたいな声が稽古場では飛び交っています(笑)

――ファンのみなさんに一言お願いします。

濱:エーステという存在があることで、改めて、七尾太一は自分1人で演じているわけじゃないんだなって感じています。同じ役を同時期にやっている役者さんの、役へのアプローチとか考え方ってなかなか聞く機会がないので、実はこういった話ができるのは赤澤さんが初めてで。話をしていくうちに、役者としても尊敬するし、俺も負けてられないな、もっともっと良いものを作っていきたいなって思うようになりました。『A3!』の座組って酒井さんを始めとして、我々の「やりたい」「作りたい」を柔軟に受け止めてくれるすごく雰囲気の良い座組なんですよね。『A3!』自体が本当に良いコンテンツなので、もっともっと「面白い」をみんなで広げていって、多くの人に愛してもらえる作品になるように自分も力を尽くしていくので、応援お願いします!

赤澤:エーステって本当に原作への愛に溢れた作品なんです。カンパニー全体が原作が大好きで、もっともっと良い舞台にしようって強い思いがあるんです。今回こうやって濱さんや酒井さんとお話させてもらって、原作に関わる人たちの愛を知って、きっとこの愛がエーステにも波及しているんだなって思いました。この作品に関われて本当に良かったなって思うし、『A3!』が好きだけどまだエーステを観たことがない人がいればぜひ今回のACT2! 〜AUTUMN 2023〜をきっかけに観てほしいなとも思います。そして、七尾太一をいろんな人に広く愛してほしいです。

濱:太一をより人気者にできるように、お互い頑張ろうね!

取材・文:岡 里衣奈/撮影:ケイヒカル

■タイトル
A3! Blooming Radio Station

■日程
『A3!』公式YouTubeチャンネル「MANKAIカンパニー」にて毎月3日・4日・5日21:00にプレミア公開予定

■キャスト
メインパーソナリティ:酒井広大(『A3!』佐久間咲也役)
ゲスト:月替わり

■公式サイト
https://mankai-radio.jp/

■公式エックス(旧ツイッター)
@mankai_radio