島田惇平新作公演『森を、歩く』2024年12月15日(日)に東京・NOS Bar&Dining 恵比寿で上演

リリース情報

島田惇平新作公演『森を、歩く』が一回限りの作品として2024年12月15日(日)に東京・NOS Bar&Dining 恵比寿で上演される。

舞台を主軸に様々な活動を行って来た傍ら、パフォーマンスやダンス、絵画作品など自身の作品制作も行ってきた島田惇平が今回挑むのは、35年生きてきた自らの人生を原作としたノンフィクションの総合芸術LIVEパフォーマンスである。

役者業を始める際35歳までが土台作りと決めていた島田はその35歳をいよいよ迎える。そこで、ようやくスタートであると同時に何か形に残る物を残して出発したいと考えた。文章・演出・構成を島田が担い、公演は一度きり。一度きりで一瞬であるが故に見える境地と旅を一緒に楽しんで頂きたいと言う。

キャストにはシンガーソン グライター・声優として活動する椎名琴音や、シンガーソングライターの市野美空をはじめ、ミュージシャン・ドラマーの岡山健二、ラッパー・俳優として活動するYOUNG DAISが名を連ねた。

チケットは10月13日よりPeatixにて販売中。

キャストコメント

島田惇平
歌やアート作品て基本的に嘘が無いと思うんです。それは作家が表現したい事が限りなく純粋に作品に反映されているから。

ところが僕が普段やっている芝居の世界はそこが真逆で、全てが嘘なんです。嘘を練習して嘘を本当に見せるということ。一つの作品に大勢の人が関わり役者は役というフィルターを通して表現する訳ですから、そこには個人の嘘のない純粋な表現というものは構造として100%成り立たない。

どちらが良い悪いという話ではなく、この構造について僕は表現者として、作家として常に二つの視点から考えざるを得ない人生を歩んで来ました。その中である種必然的に辿りついたのが、限りなく嘘のない芝居をしてみようということでした。それがこの「森を、歩く」が自分の人生を原作にして書いた経緯です。

椎名琴音
自分たちだけで表現の方法を見つけてゆくのは、なかなかできない経験です。

難しいことですが、その分心や身体に沢山耳を傾けることができる。こんな贅沢な時間をこのメンバーで作り上げることができるのはとても幸せです。

市野美空
今回、劇中の音をつくらせていただきます。

前作「ジョン・ドゥ」では動きに合わせて音を鳴らしたり、音で感情を表現したりと、初めての挑戦がいくつかあり、色々と創作においても学ぶことがありました。

2024年は半年ほど北海道に酪農を勉強しに行っていたのですが、そこで見たものや感じたこと、いきものと向き合うこと、自然と向き合うことが今作「森を、歩く」でどのような姿になるのか、それぞれが歩んできた感覚がどう交わっていくのか、どのような現象になっていくのか楽しみです。是非、目撃しに来てください。

岡山健二
島田惇平の人生の軌跡を辿る今回の舞台「森を、歩く」

まさに、樹海に息づく植物のように、様々な要素が入り乱れている。

稽古が始まったばかりの現段階の感触では、何処か瞑想に近い、深遠なものになるような気がしているが、それもこの先どうなっていくかは、まだまだわからない。

作品に参加する僕自身としては、傍観者のようでもあり、森を練り歩くケモノのような視点を持ち合わせる必要があるようにも思う。

一度きりのこの舞台、心して臨みます。

YOUNG DAIS
島田惇平(以下:JP)が言っていました、一旦集大成だと。ご本人が文章を書き、肉付けし、出演して彼自身を炙り出し、表現してくれると思います。 それはきっとアートです。YOUNG DAISとしてまた出演者として、来場される方々と一緒に「島田惇平」を観察したいと思っています。 何せJPは野生児ですから。

公演情報

◆タイトル
『森を、歩く』

◆公演日程
12月15日(日)11:00開場/11:30開演

◆上演時間
約1時間半予定(作品の形式上前後する可能性あり)

◆出演
島田惇平/椎名琴音/市野美空/岡山健二/YOUNG DAIS

◆撮影
縣健司

◆チケット(https://peatix.com/event/4154807
全席種ワンドリンク付き
S 席:8000 円
A 席:7000 円
スタンディング:6000円