現代アメリカ演劇を代表する劇作家エイミー・ハーツォグが描く、繊細でスリリングな心理サスペンスが日本初上演決定!

リリース情報

エイミー・ハーツォグは、現代アメリカを代表する劇作家のひとりとして、その名を広く知られています。
ピュリッツァー賞最終候補作となった『4000 Miles』をはじめ、家族や社会の関係性に鋭く切り込んだ作風で、批評家・演出家から高い支持を得てきました。
本作『Belleville』は、2011年にオフ・ブロードウェイで初演され、翌年には《ニューヨーク・タイムズ紙「その年の傑作10本」》に選出。さらに2013年、ドラマ・デスク賞優秀劇賞ノミネート、スーザン・スミス・ブラックバーン賞ファイナリストに輝き、その年の最も注目すべき新作戯曲のひとつとして世界的に評価されました。
その後もロンドン、シカゴ、トロントなど各地で上演され、緊張感あふれる会話と心理描写の精密さで、演劇ファンを魅了し続けています。
舞台は、多様なルーツをもつ人々が暮らす、パリ東部の街・ベルヴィーユ。
異なる背景をもつ二組の夫婦を通して、信頼や孤独、責任、そして“家族のかたち”を、繊細な会話と心理描写で浮かび上がらせる心理劇です。
移民、夫婦、共同体といった現代的なテーマを静かにすくい上げながら、人と人との関係の在り方を深く問いかけます。
翻訳・演出には、海外戯曲の現代的な解釈と繊細な演出に定評のある、若手気鋭の下平慶祐が挑みます。
アビー役を務めるのは、『ワールドトリガー the Stage』や『演劇【推しの子】 2.5次元舞台編』、舞台「リコリス・リコイル」など話題作への出演を重ね、舞台を中心に確かな存在感を放つ田上真里奈。
ザック役には、舞台『戦国BASARA』や舞台『弱虫ペダル』をはじめ、NHK大河ドラマ『青天を衝け』など映像作品でも幅広く活躍する松村龍之介。アリウン役には、MANKAI STAGE『A3!』や舞台『呪術廻戦』、Netflix『地面師たち』などの話題作で多彩な役柄を演じ分けてきた定本楓馬。
アミナ役には、『スクールアイドルミュージカル』や舞台『かげきしょうじょ!!』などへの出演で注目を集める三田美吹。
現代社会に潜む不安と、すれ違う人間関係のリアルを鋭く描く『Belleville』。

小劇場ならではの濃密な空間で展開される、実力派4人の俳優が紡ぐ繊細な心理劇に、どうぞご期待ください。

『Belleville』は、9月3日(水)〜9月9日(火)に、すみだパークシアター倉にて全11公演上演いたします。チケットは7月24日(木)19:00より先行販売が開始となります。

〜あらすじ

——私たちは、少しだけ道を間違えてしまったのかもしれない夢と期待を胸に、パリ東部の街“ベルヴィーユ”で新生活を始めたアメリカ人夫婦、アビーとザック。
俳優を目指していた時期もあったアビーは、いまはヨガ講師として日々を過ごしながら、ザックとの生活を支えている。
だが、夫ザックのささやかな嘘やすれ違いが積み重なるうちに、心の奥にしまっていた不安や孤独が顔を覗かせていく。
言葉では埋められない距離が少しずつ広がり、ふたりの関係は静かに揺らぎはじめる。
そんなふたりの隣で静かに暮らすのは、同じアパートに住むセネガル系移民の大家夫婦、アリウンとアミナ。
ザックたちの変化を間近で感じながら、信頼や責任、そして“家族であること”の意味を、それぞれの視点から問い直していく。
信じていた日々が崩れたあと、ふたりが見つめたものとは——

■作者プロフィール エイミー・ハーツォグ
ニュージャージー州出身。日常に潜む不安や人間関係の綻びを、緻密な会話と構成で描き出す、現代アメリカを代表する劇作家のひとり。
代表作『4000 Miles』はピュリッツァー賞ドラマ部門の最終候補に選ばれ、ニューヨーク・タイムズ紙が「最も優れた新作のひとつ」と評価。『Mary Jane』ではニューヨーク・ドラマ・クリティクス・サークル賞を受賞し、2024年のブロードウェイ再演では第77回トニー賞〈最優秀リバイバル作品賞〉にノミネートされた。
本作『Belleville』は、2012年にニューヨーク・タイムズ「その年の傑作10本」に選出され、翌年にはドラマ・デスク賞優秀劇賞ノミネート、スーザン・スミス・ブラックバーン賞ファイナリストに選ばれるなど高い評価を獲得。以降、ロンドン、シカゴ、トロントなど各地で再演されている。現在は脚本家として映像分野でも活躍するほか、母校イェール大学大学院演劇学科で後進の指導にもあたっている。

翻訳・演出家プロフィール 下平慶祐
1993年9月27日生まれ、ニューヨーク州出身。脚本家・翻訳家・演出家。
大学在学中に第77回四大学英語劇大会にて戯曲『Boeing Boeing』を初演出し、大会史上最年少演出家として最優秀作品賞・最優秀演出賞を獲得。卒業後は自身の劇団「もぴプロジェクト」を立ち上げ、
全作品の脚本・翻訳・演出を担当。2017年に『マークドイエロー』にて佐藤佐吉賞優秀脚本賞を受賞。
近年では、海外から招聘された演出家の作品に、通訳、ドラマトゥルクなどでも多数参加している。
<近年の主な活動>
Stage Reading「A Bright New Boise」(翻訳・演出)
平体まひろ ひとり芝居「売り言葉」(演出)
内海啓貴 単独公演「Aside-monodramawithmusic-」(脚本・演出)
東京芸術劇場 「LeFils/La Mere」(ドラマターグ・演出助手)
日本の劇団「十二人の怒れる男」(翻訳)
NODA・MAP第27回公演「正三角形/LoveinAction」ロンドン公演(字幕)

上演決定にあたって、翻訳・演出家
下平慶祐のコメント
この作品の主人公は、どこにでもいるような、愛し合う男女です。
けれども、愛というものは、時にほんの些細なすれ違いによって、取り返しのつかない傷を生んでしまうことがあります。
純粋な想いが、望まぬ結果を招いてしまう。
この戯曲に描かれているのは、ただの恋愛ではありません。
人と人とが関わり合うこと、その喜びと痛み、美しさと脆さ。
その本質に触れる物語です。
どんなに不器用でも、懸命に誰かを信じ、戦い続ける人間のいとしさを——
ぜひ劇場で、心ゆくまでご堪能ください。

<出演者コメント>

田上真里奈
この作品の上演を決めたスタッフの皆さんの選択を信じ、共演者の皆さんと共に果敢に挑みたいと思っています。
容易には掴めないからこそ心を惹かれ、演じる身としても緊張と高揚が入り混じる日々です。
高い壁ですが、この座組でならその先に広がる景色まで辿りつけると、確かな予感があります。
劇場でお会いできることを心より楽しみにしております。

松村龍之介
「Belleville」ザック役で出演させて頂く松村龍之介と申します。
多くの人に評価され、愛されている今作に携われることを心から嬉しく思いますし、非常に心が踊っております。
僕自身、海外の戯曲に触れることも久方ぶりですので、その世界観に浸りながら新鮮な気持ちで没頭したいと思います。
また、観劇にいらした皆様に少しでも楽しんで貰えるよう、丁寧に作品作りに取り組む所存です。
よろしくお願いします。

定本楓馬
この作品に挑戦させて頂けること、すごく幸せに感じています。
登場人物たちの間に渦巻く色んな感情としっかり向き合って、沢山の方々にこの作品の魅力をお届けできるように、この作品の1つのピースになれるよう努めます。

三田美吹
アミナ役を演じさせていただきます、三田美吹です。
この作品に携わらせていただけること、新たな挑戦をさせていただけることに感謝の気持ちでいっぱいです。
海外の作品には初めて出演させていただくので緊張もありますが、演劇を通して様々な文化を感じ、足を運んでくださる皆様へ魅力をお届けできるよう、精一杯頑張らせていただきます。

公演概要
【タイトル】『Belleville』

【作】エイミー・ハーツォグ
【翻訳・演出】下平慶祐
【会場】すみだパークシアター倉(東京都墨田区横川1-1-10)
【公演期間】2025年9月3日(水)〜9月9日(火)
【CAST】
アビー:田上真里奈
ザック:松村龍之介
アリウン:定本楓馬
アミナ:三田美吹
【STAFF】
美術:竹邊奈津子
照明:前野由樹(大庭照明研究所)
音響:堀江潤(株式会社サウンド・エディター堀江)
舞台監督:土居歩
宣伝美術:藤尾勘太郎
フランス語アクセントコーチ:籠田博美、AudranGuiducci
票券:笠岡まい
制作:新井莉音
海外渉外:津志メイコ
プロデューサー:矢崎進
<公演スケジュール>
9月3日(水) 19:00 ★
9月4日(木) 14:00 ★/19:00 ★
9月5日(金) 19:00 ★
9月6日(土) 13:00/17:00
9月7日(日) 12:00/16:00
9月8日(月) 14:00/19:00
9月9日(火) 14:00
★前半割引
※開場時間は開演の30分前
※未就学児童入場不可
【チケット料金】
一般:7,000円
U-24:3,500円
高校生以下:1,000円
(税込・全席指定)
★前半割引
一般:6,000円
U-24:3,000円
(税込・全席指定)
【チケット発売日】
特典付き先行販売:2025年7月24日(木)19:00〜7月30日(水)23:59
一般販売:2025年8月16日(土)10:00
【チケット取扱】
カンフェティ:
http://confetti-web.com/@/Belleville
【公式X】https
://x.com/Belleville2025
【公式HP】http
://spacenoid.jp/stage/03/
【公演に関するお問いわせ】info@spacenoid.jp
【企画・製作】SpacenoidCompany
BELLEVILLE by Amy Herzog
“Belleville” is presented by arrangement with Concord Theatricals on behalf of Samuel French, Inc.
BELLEVILLE was commissioned by Yale Repertory Theatre, New Haven, Connecticut, James Bundy, Artistic Director,
Victoria Nolan, Managing Director and received its first public performance on October 21, 201