【レポート】福澤 侑「ワクワクが止まりません！」総勢31人のダンスパフォーマンス『ACTORS LEAGUE in Dance 2024』開催

8月27日（火）、東京・有明アリーナで『ACTORS LEAGUE in Dance 2024』が12000人の観客を集めて開催された。

本イベントは「コロナ禍であってもライブエンターテインメントの楽しさと興奮を観客と分かち合いたい」という想いから発足したシリーズプロジェクト。2024年の『ACTORS☆LEAGUE』は、高野 洸プロデュースの『ACTORS☆LEAGUE in Games 2024』からスタート。本イベント『Dance』は、ダンス巧者で知られる福澤 侑がプロデューサーを務める。

メディアクトでは、チームに分かれた人気俳優・アーティストたちが、ダンスで熱いパフォーマンスを披露した様子をレポートする。なお本記事は、イベント内のできごとや表彰者などに関しても触れているので、まっさらな状態で本イベントを楽しみたい読者は、配信を見た後に読み直すなど注意してほしい。

出場チーム、「MISH-MASH」のメンバーは福澤 侑（リーダー）、小林亮太、高橋祐理、滝澤 諒、廣野凌大、YUKI。

「THUNDER MONKEYS」は石川凌雅（リーダー）。後藤 大、里中将道、髙橋 颯、古幡 亮、雷太。

「cockpit」は高野 洸（リーダー）、阿部顕嵐、皇希、spi、福島海太、山田健登。

「UNDER PARADOGs.」は高橋駿一（リーダー）、岡野海斗、加藤良輔、高橋怜也、松田昇大、泰江和明。

「LYJ」は福澤希空（リーダー）、安藤夢叶、小籏海王、坂田大夢、高野渉聖、高橋陸人、二宮礼夢。

以上5チーム、総勢31人によるパフォーマンスイベントのMCを務めるのは、荒牧慶彦と佐藤流司。

審査員には本イベントの総合演出も担当している植木 豪に加え、SAM（TRF）とゴリ（ガレッジセール）が顔を並べた。また、参加アーティストとしてPaniCrew、高野 洸、WATWING、ZIPANG OPERAが名を連ねる。

まずはオープニングアクト。ゴリエとネクサスヘッズ（HILOMU、Dolton、KIMUTAKU、KENTA、GeN）によるダンスパフォーマンスから始まった。ゴリエの代名詞とも言える「Mickey」が流れると、会場は早くもテンションがマックス。「ゴリエ！」の掛け声も多くかかる。「ゴリエもう52歳だから」と笑いを取りつつ、紅白でも披露した「PECORI NIGHT」もネクサスヘッズとともに笑顔いっぱいで踊り、場内に元気とパワーを充満させる。リーダーたちのダンス、登場俳優たち全員の紹介、審査員紹介に続いては、spiが国歌独唱で豊かな歌声を会場じゅうに響かせた。

続けてプロデューサーである福澤から開会の挨拶が。福澤は緊張をにじませながらも「皆さまの熱気がすごくて、ワクワクが止まりません！」と気持ちを高ぶらせる。

本イベントは、テーマが出題され、それに沿ったダンスを披露。審査員が採点をする。最初の1stフェーズのテーマは「すれ違い」。

トップバッターは「MISH-MASH」。ストーリー性を感じさせる2分ほどのパフォーマンスを披露した。続けて若手メンバーで構成された「LYJ」はループ世界を思わせるストーリーとダンスの融合で堂々たる演技を。「THUNDER MONKEYS」はコミカルな“すれ違い”で場内を笑いの渦に巻き込み、リーダー石川は「あんなに練習したのに！」とアドリブいっぱいのメンバーたちの演技に悲鳴を上げた。

「cockpit」の力強いパフォーマンスにMC佐藤から「ウソだろかっこよすぎる！」と驚嘆（きょうたん）の言葉が。1stフェーズのトリである「UNDER PARADOGs.」は、リーダー高橋を中心とした緩急のあるダンスで場内を魅了した。

ハーフタイムショーには審査員であるSAMが登場。ネクサスヘッズ、キャストたちとともに「EZ DO DANCE」に振りをつけ、会場内の観客にダンスをレクチャーした。次々に出される振り付けに場内から「これ以上覚えられない！」と言わんばかりの悲鳴と笑い声が。続くPaniCrewは1998年結成の大ベテラン。1人ひとりのパフォーマンスをしっかりと見せながら力強いダンスと歌を披露した。髙橋 颯、福澤希空、古幡 亮が所属するWATWINGも登場。ハーフタイムの時間を盛り上げた。

後半戦に入り、続くフェーズは3分のフリースタイル。チームごとの特色が強く出るバトルとなった。まずは「UNDER PARADOGs.」。場を圧倒するダンスボーカル・ラップパフォーマンスに、曲が終了するとすぐにMC佐藤から「みんな魔王になってるじゃない！」と声が。松田は「振りが細かいでしょう？　今日に合わせて練習しました」と笑顔を見せた。

「cockpit」は宇宙遊泳中を思わせる衣装で登場。イエティ風モンスターの着ぐるみに身を包んだspiと皇希に戦いを挑み、アクションとダンスで場内に笑顔を届けた。続く「THUNDER MONKEYS」はサバンナの野生動物たちを想起させる衣装で、1stフェーズとは違った力強い魅力を披露。MC荒牧は「各チームとも、（チームコンセプトに合った）衣装もおもしろいね」と興味を寄せた。

「LYJ」は、始終たたみかけてくるような真っすぐで勢いのあるダンスを披露。若いチームにおいて「23歳で最年長」との坂田の言葉にMC佐藤はびっくり。二宮の先輩たちへの（芝居がかった）挑発を、MC荒牧も「まずは（俺たちを）どけてみろよ！」と受けて立つ。ラストの「MISH-MASH」は、ライブコンサート1本分の熱量をもって圧巻のパフォーマンスを見せ、メインボーカルを務めた廣野は「めちゃくちゃ楽しかったです」とメンバーたちへ感謝を述べた。

審査員の審議中には、再度のハーフタイム。高野 洸は「今日まで作ってきたものを皆でやれてよかったです」と笑顔を見せた。ZIPANG OPERAの力強い歌唱とダンスに場内は最後の盛り上がりを見せ、『ACTORS LEAGUE in Dance 2024 』は全てのパフォーマンスを終了した。

総評として審査員の植木は「この日だけではもったいない、『ACTORS LEAGUE in Dance』のライブを見たいです」と場内へ呼び掛けた。

個人賞「Best Pumped UP（ベストパンプドアップ）賞」には「UNDER PARADOGs.」の高橋駿一。トマトジュース120缶を賞品にもらった高橋は「実はトマトが食べられない」と告白しながらも、これを機会に食べてみたいと挑戦する様子。MVPは「THUNDER MONKEYS」の髙橋 颯。自チームでの練習を振り返り、「いろいろな力がグループの中に流れていました、皆さん観に来てくださってありがとうございます」と場内へ感謝を述べた。

ベストパフォーマンス賞のグループは、若い力で場内に嵐を巻き起こした「LYJ」。リーダーの福澤希空は「努力は裏切らないって本当なんだな」と挨拶。高野渉聖は「僕の夢はここにいるみんなを超えてトップになることです、覚悟していてください！」と出場キャストたちに笑顔で挑戦状を叩きつけた。

最後にプロデューサーである福澤 侑から「本日はありがとうございました。『ACTORS LEAGUE』は、（キャストたちの）普段見られない姿や、好きなことに本気で集中して向き合っている姿を見せられる本当にいいイベントです。プロデューサーの重責をいただき、自分自身に何ができるんだろうということを考えながら本日を迎えました。僕たちが頑張れているのは、応援してくださる皆さまのおかげです。あらためて、代表としてお礼を申し上げます。本日は、ご来場、ご視聴ありがとうございました」と挨拶して本イベントは終了した。

『ACTORS LEAGUE in Dance 2024』は、9月10日までABEMAにて配信中。

取材・文：広瀬有希

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