【イベントレポート】岡宮来夢「本気でやる姿ってかっこいい！」心からバスケを愛する俳優・岡宮来夢プロデュースの『ACTORS☆LEAGUE in Basketball 2024』開催！

ライブエンターテインメントの楽しさを、興奮を、観客の皆様と分かち合いたい！という想いから俳優がプロデュースする『ACTORS☆LEAGUE』プロジェクト。
6月開催のゲーム、8月開催のダンスに続いて、2024年の有終の美を飾るのは心からバスケを愛する俳優・岡宮来夢プロデュースの『ACTORS☆LEAGUE in Basketball 2024』！
2022年、惜しくも一点差で敗北してしまったチーム【DREAM CATERPILLARS】のキャプテン・岡宮は9月3日（火）東京体育館 メインアリーナにて、牧島との宿命の対決に挑むことになります。

岡宮来夢が率いる【DREAM CATERPILLARS】と牧島輝が率いる【SPARK SEEDS】の各チーム選手には、バスケに対する熱量が高い舞台俳優たちが集結！そして今年の【DREAM CATERPILLARS】監督は加藤和樹、【SPARK SEEDS】監督は河合龍之介が務めます！さらに【解説】岡幸二郎、藤田玲をはじめ、【DJ】RAITA(雷太)、【レポーター】唐橋充が2022年から3年連続で参加決定！【公式マスコット】のバチュケが今年も愛らしいパフォーマンスで活躍します★

【DREAM CATERPILLARS】

【SPARK SEEDS】

【キャプテン２ショット】

9月3日（火）、東京体育館メインアリーナで『ACTORS LEAGUE in Basketball 2024』が8500人の観客を集めて開催された。

本イベントは「コロナ禍であってもライブエンターテインメントの楽しさと興奮を観客と分かち合いたい」という想いから発足したシリーズプロジェクト。2024年の『ACTORS☆LEAGUE』は、高野 洸プロデュースの『ACTORS☆LEAGUE in Games 2024』からスタート。福澤侑プロデュースの『Dance』を経て、岡宮来夢プロデュースの本イベント『Basketball』で締めとなる。

今年の『ACTORS LEAGUE in Basketball 2024』は、熱戦の末に岡宮が率いるDREAM CATERPILLARSが勝利。メディアクトでは、3回目の開催となる試合の様子をお届けする。

なお本記事は、イベント内のできごとや勝利チーム、表彰者などに関しても触れるので、まっさらな状態で本イベントを楽しみたい読者は、配信を見た後に読み直すなど注意してほしい。

3回目の開催となる『ACTORS LEAGUE in Basketball 』。次々に会場に入ってくる観客たちは、レプリカユニフォームを身につけたり、ボードなどの思い思いの応援グッズを手にしたり。今年もDJ雷太が軽快なトークで試合前から場内を盛り上げ、東京体育館は早くも熱気いっぱいに。

選手紹介では、プロデューサーであるDC（DREAM CATERPILLARS）岡宮は「楽しむ準備できてんのか！」と力強く場内へ呼びかけ、今回初出場の稲垣成弥は「絶対勝つ！」と鋭い眼光を見せる。最強の素人・野球経験者の笹森裕貴はトラベリングへの戒めか「3歩×」と書いた腕を見せつけ、田村心は「昨年度MVPです！」と自信を持って観客へアピール。山田ジェームス武は「来夢、今年も胴上げしてやるよ！」とキャプテン・岡宮に勝利を約束した。加藤和樹監督が悠々と姿を見せると場内の空気が一変。「一緒に盛り上がっていきましょう、よろしく！」との力強い呼びかけに、観客の大きな声援が飛んだ。

対するSS（SPARK SEEDS）キャプテン牧島。「今日はSPARK SEEDSの応援よろしくお願いします！」と高らかに。安東秀太郎は「今朝、カツ丼食べてきました、勝つぞ！」と意気込み充分。今年も髪を赤く染めて登場の糸川耀士郎は「もう（高橋）健介の肩で泣かない！」と勝利への誓いを。髪をハイトーンにした岩崎悠雅は「絶対勝つぞ！」と気合を見せ、高橋健介は「日本代表、河村勇輝選手と同じバッシュ勝ったの俺！」と新しいバスケットシューズを披露した。2022はリーゼント、2023は赤髪リーゼントだった松島勇之介、今年は赤坊主頭で登場。「頭、丸めて参りました！」と場内を驚かせた（後にウィッグだと藤田から解説が入る）。笑顔いっぱいで登場したSS監督・河合龍之介は「SPARK SEEDSは俺が勝たせる！」と選手たちを鼓舞するように力強く宣言した。

ここで岡宮から、プロデューサーとしてあいさつが。「皆さま、楽しむ準備はできていますか？ たくさん打ち合わせを重ねて、皆さんに楽しんでもらえるような1日を作れるようにしてまいりました。選手一同、たくさん練習してまいりました。1勝1敗で迎えたこの大事な1戦、最後まで声を枯らして応援してもらえたらと思います」と場内へ呼びかけた。

両チームキャプテンの選手宣誓の後は、岡幸二郎による国家独唱。そして岡から『ACTORS LEAGUE in Basketball 2024』の開会が宣言された。

続くウォーミングアップの間には、両チームの監督がにこやかに談笑し、握手を交わす1シーンも。ムードメーカー、松島が「声出せ！」と場内をあおり、観客はそれに応えて大きな声援を送るなど、試合開始前にすでに体育館内は熱気でいっぱいに。解説席の藤田は「3年目になりました。今年も熱い試合を見せてくれること間違いなしだと思います」と期待を寄せ、同じ解説席の岡も「またこの感動的な時間がやってまいりました。彼らの、台本のない舞台を楽しみにしております」と笑顔を見せた。

今年もコート内レポートは唐橋充が務める。自由に大暴れするバチュケ（声：小野賢章）とともに、小西成弥、加藤監督、河合監督、京典和玖、土屋直武、SSキャプテン牧島に話を聞く。この日、配信では副音声での生解説もおこなわれており、担当の高野洸と寺山武志からもあいさつがあった。

両チームのスターティングメンバーは以下のとおり（カッコ内の数字は背番号）。

DREAM CATERPILLARS
岡宮来夢（4）、稲垣成弥（11）、佐奈宏紀（37）、田村心（24）山田ジェームス武（3）

SPARK SEEDS
牧島輝（4）、安東秀太郎（21）、糸川耀士郎（46）、高橋健介（0）川上将大（48）

いよいよ試合が始まり、第1Q（クォーター）は比較的静かなスタート。先制はDC、初登場の稲垣。しかし攻守が変わると試合は一気に激しさを帯び始める。川上ー牧島から糸川の3Pが早速決まりSSが逆転するも、内側へ切り込んだ田村が自らシュートを決めてDCが再逆転。第1Qは、大型の川上と稲垣のマッチアップ、攻守にスピード感がありよく走る里中将道、DCの攻撃の起点を作る寶珠山駿のプレーが見どころ。誰もが積極的にシュートを狙いに行くも、かたいディフェンスに阻まれDC８－SS６の僅差で第1Qは終了した。

第2Q、引き続き皆が果敢にシュートを狙いに行く。山田ジェームス武がビハインドバック（背面プレー）で糸川を抜いて岡宮へパス。岡宮がそのままシュートを決め、華麗な連携プレーに場内が大きくわく。山田が今度は田村へ再度ビハインドバックで通そうとしたパスを、糸川がスティール。笹森をかわし、落ち着いてシュート。DC14－SS15と逆転する。続けて安東秀太郎がディフェンスの壁を超えてシュートを放ちDC14ーSS17。その後も激しい戦いが続き、第2Qは19対19の同点で終えた。

ここでハーフタイム。裏解説の高野洸と寺山武志、バチュケの声を担当する小野賢章が姿を見せ、場内モニターで前半の試合を振り返る。そしてハーフタイムショーは、バスケットのスキルをはかる「スキルチャレンジ」と名付けられたミニゲームが。ゲストの助っ人として、Bリーグ・川崎ブレイブサンダースの野崎零也、飯田遼、ロスコ・アレンの3選手とマスコットのロウルが登場。加藤・河合の両監督も参加してのゲームは、ロスコ選手に助けられながら岡宮がダンクシュートを決めるなど、両チームの選手たちの笑顔が印象的なものになった。

第3Qに入り、DC山田ジェームス武のエンジンが全開に。しかしSSはこの日調子のいい安東がシュートからのワンスローも決めて同点へ。平賀勇成が落ち着いた3Pを、バスケット経験のない持田悠生も3Pを決め、さらに小西成弥がきれいにシュートを放ち、DC36ーSS25とじょじょに点差が開いていく。SS厳しいかという空気が流れるも、糸川の迷いのない3P、そして糸川ー高橋の連携でDC38ーSS32と6点差に追い上げて第3Qは終了した。

いよいよ最後となる第4Q。ショットクロック（攻撃時間制限）残り0秒のブザーとともに糸川が3Pを決め、会場が大歓声に包まれる。解説席の2人も「持ってるなぁ！」と大興奮の様子。永田聖一朗のスティールからのシュート、佐奈、田村心、山田のシュートでDC47－SS35と再度点差が開く。その後も、SSが点を入れてはDCが突き放す、の攻防が続く。最終的にDC55－SS48でDREAM CATERPILLARSが勝利した。

各賞授与の後は、岡宮プロデューサーとSS牧島キャプテンから挨拶があり、『ACTORS LEAGUE in Basketball 2024』は閉幕した。

SSキャプテン・牧島輝
負けちゃった。正直めっちゃ悔しいです。勝ちたかったし…（場内の「かっこよかったよ！」の声に）そお？（笑）　正直、俺は今日いいところがなくて。でも皆さんの熱い応援が心強かったし、頼りないキャプテンを支えてくれているメンバーや、監督の龍之介さん、ファンの皆さんにも勝利を届けたかったです。
今日は、初年度に監督をやってくれた荒木健太郎さんも来てくれているので、勝っている姿を届けたかったです。でもすごく楽しかったし、相手のチームが点を決めたときも悔しいけれどかっこいいと思ったし、自分のチームのみんなが活躍している姿を見て誇らしい気持ちになりました。あらためて、大人になっても本気になれるバスケというスポーツはすばらしいと思いました。本当に勝ちたかった…勝ちたかった！ みんな本当にかっこよかった！ いつかリベンジできる機会があれば、そのときは勝っちゃうと思うんで、期待して待っていてください！

プロデューサー・DCキャプテン 岡宮来夢
本日はありがとうございました、お楽しみいただけましたでしょうか？ 3年間、プロデューサーとしてこの『ACTORS LEAGUE in Basketball 』を企画、構成してまいりました。構成を始めた2022年のはじめごろに「本気でやる姿ってかっこいいじゃん」と。例えば負けてしまったとしても、シュートを外してしまったとしても、めっちゃかっこいいじゃん、って。本気の姿って心動かす力があると僕は信じていて、そういう1日を作り上げたいとスタッフの皆さまにお願いしました。そして今回も本気で皆さんが戦ってくださったからこそ、これだけ熱い試合を届けることができました。

バスケはもちろん間違いなくすばらしいスポーツで、でも（バスケだけではなく）スポーツ全般、（スポーツ以外でも）皆さんが本気で向き合う姿ってかっこいいなって。僕は皆さんを励ましたいと思ってこの企画をしたのですが、今日、途中からは僕が励まされて…。この先、まだ（このイベントが）続くのかどうかは分かりません。「夢の先へ」という歌を歌って「夢の先ってどうなっているんだろう」と考えることもありました。僕には大好きな言葉があります。「夢が叶ったら次はどうしたらいいの？」「それが楽しいんじゃないか、また次の夢を探そう」。僕たちもまだまだ夢を追いたいですし、僕たちの願いと皆さんの願いが今後はばたいてもっと大きくなっていくことを願っています。今日は1日、そして3年間ありがとうございました。また会いましょう！

各賞の受賞者、コメントは以下のとおり

勝利チーム　DREAM CATERPILLARS

加藤和樹監督
たくさんの応援をありがとうございました。あらためて「スポーツっていいな」と思える時間でした。我々は俳優であり、役者であり、それぞれがタレントでありますが、スポーツマンとしての姿に心を打たれました。感動する試合をありがとうございました。

DCキャプテン・岡宮来夢
応援ありがとうございました。おかげさまで勝ちました！ 皆さんの応援なしでは勝てなかったです。本当にありがとうございました！

バチュケ賞　DC笹森裕貴
僕は野球をやっているんですけれども、こうして違うスポーツで、あらためてスポーツの素晴らしさを実感しました。友達だったり先輩だったり、みんなと一緒に汗をかく素晴らしさもあらためて実感できました。ありがとうございました。

ポスタライズ賞　SS糸川耀士郎
今年はMVPを目指していたので、チームが負けてしまってめっちゃ悔しいです。本当に修行して出直します。最高の1日でした。ありがとうございました。

ハッスル賞　SS里中将道
びっくりしているのですが、（賞品の）バナナ大好きなので1年分楽しみたいです！

川﨑ブレイブサンダース賞　SS川上将大
試合としては負けてしまったんですけれども、悔しさは時差で来ると思います。熱い試合を皆さんと共有できて幸せでした。もし可能であればリベンジさせてください、お願いします！ ありがとうございました！

MVP賞　DC山田ジェームス武
30代オーバーの方々、勇気もらえたんじゃないですか？ わたくしごとですが、今日は家族が観に来ていて、大人になってから1番になった姿を見せられていないと思っていたので、今日はめちゃくちゃうれしいです。なので、この（賞品のヘリクルージング5名分を指し）5名分のヘリは…、その辺で女の子を4人連れていきたいと思います（笑）。ありがとうございました！

取材・文：広瀬有希：／写真：ケイヒカル

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小境勝巳、佐藤 薫

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