【レポート】フィットネスジムで繰り広げられるワンシチュエーションドラマ『葵くん、また、ジム行くんだ?』制作発表会レポート(主演:高橋 健介、加藤 大悟)

レポート

ドラマの舞台となるのは“フィットネスジム”。あらかじめ用意された台本をなぞりつつ、役者たちが思い思いのアドリブを織り交ぜながら作り上げる、新感覚のワンシチュエーション即興ドラマ。

今回、メディアクトではそんな挑戦的な内容に挑む主演の二人(高橋 健介、加藤 大悟)が登壇した、合同取材の模様と共にお届けする。

――お二人とも共演しているので仲が良いですよね。

高橋:仲良し……僕の中ではすごい面倒を見てるって感覚だったんですけど、世間的にはただの仲良しなんだなって。
というか、24歳なんだ?

加藤:そうっすそうっす。え、何歳だと思っていました?

高橋:もうちょっと近いなって思っていた。
でも、後輩力がすごく高くて、僕らは刀剣乱舞という作品でご一緒していたんですけど、別の機会でご一緒できるのは初めてで。しかも、こんなにすごい大人の方々がいる前でしゃべる機会はないので、楽しみですね。

加藤:はい!

――お二人ともミュージカル「刀剣乱舞」でご共演されていますね。
“2.5次元”のように原作がある作品と、ない作品では役作りにおいて、どのような違いがありますか?

加藤:完全に原作があって、それをインプットして役に向かっていくってことは、難しいことであり逆に簡単な部分もあるんですけど、何もない状態から、一から自分でベースを創っていくので、すごくそれが楽しみです。それと、やっぱり今回は健介君とご一緒させて頂くので、本当に信頼ができますね。二人で話し合って、色々なアプローチができていけたらいいなとは思っています。

高橋:役作りもお芝居を作る上で、僕個人の意見としてはそんなに根底では変わらないです。けれど、2.5次元は原作があるので、お客様の中でのある程度のイメージがあるので、そこのすり合わせですね。僕がやりたいこととお客様が持っている正解の近さというのをどれだけ近づけられるかっていうのは思っています。逆に原作が無い部分では比較的に自由にやれますけど、いつも見るような似たり寄ったりにならないようにしたいな、というのはあります。

――今回、舞台が「フィットネスジム」ということもあり、山部清明(株式会社Fast Fitness Japan 代表取締役社長)社長が登壇。
会社概要・ドラマへの協賛の解説が行われる。
解説の際に、映像の音が鳴らないといったトラブルが発生したが、その間に高橋「音が出るまで腕立てする?」、加藤「自分でやらずに僕にやらせるあたりが……」というように、しっかりとアドリブを入れて場を繋ぐシーンなど見られた。
今回のドラマへの適性をしっかりと見せつけていた。
「自分を、もっと楽しむ力を。」のキャッチコピーに「体をただ鍛える場所」ではなく、前向きに生きていくための自己実現サポートするための場所を目指す。今回はその一環で、ドラマへの協賛をきっかけに色々なメッセージを届けたい旨をプレゼン。

高橋、加藤も社長の見事なプレゼンに対し、時折頷き共感を得ているような仕草をしていた。

――高橋さん、加藤さん、今ご覧になっていかがでしたか。

高橋:僕らの仕事だとなかなか企業説明を聞くことが無いので、企業説明ってめちゃくちゃ面白いって思いました。
一番思ったのは、失礼な話ですけど、社長というポジションの人間はただ喋るだけだと思っていたんですけど、自らプレゼン資料を操作していたんですよね。めちゃくちゃ良い会社じゃないですか。
実際に1000店舗以上が日本にあるって、すごいですね。

加藤:めちゃくちゃ見ますよね。実際、友達でもエニタイムが一番いいって言ってる方がいらっしゃるし。

――山部さんありがとうございました。

―それではお二人にお話を聞いていきたいと思います。舞台上で、殺陣なども披露されると思いますけれど、やはりジムには通っていたりしますか?

高橋:本当に行く理由はみんなそれぞれで良いと思います。
体力というよりは、ジムに行ってる俺カッコイイなって気持ちで行っています。休みの日とかもさ行ってるのカッコよくない? ファンにも言ってるし。

加藤:その気持ちわかります!

高橋:たとえば舞台が夜公演だけだったら「午前中何してた?」みたいな話になるわけですよ。その時に「めっちゃ寝ちゃってた」っていう人も、もちろん休みだからいいだろうけど「ちょっと早めに起きて、ジム行ってきたわ」っていうのがカッコイイんです!

加藤:実際にカッコイイって言われていますね。
僕の場合は、それこそ有酸素運動とか絞るときに、寒すぎても暑すぎてもダメなので、ジムがあると調節できます。むくみやすいので、汗を流させて頂いています。

――お二人とも写真集出してらっしゃると思いますが、ジムで身体を作ってるといったこともありますか?

高橋:あくまで僕の考えですけど。写真集とかに関しては、人様がお金を出して買ってくださるので、こちらも何かリスクというか、何かを懸けたものが皆様の手に渡った方が、より特別感あるのかなって。もちろん、ジムだけじゃなくて食事とかも気を付けてやりました。そういう想いで臨んでました。

加藤:僕はその逆で、自分的にはあまり体を出したくないタイプなので、絞れたり痩せたりは出来るんですけど、僕的にはあまり肌を露出しすぎると、自分の像と違うなってなるので。

高橋:いいこと教えてあげる。鍛えてみると……出したくなるのよ。気づいたら。僕も最初細くて全然だったから。

加藤:そうなんですか。

高橋:まだ域に行ってないわ。
まず体を見せたくない、服を着たい、ちょっと鍛えてみる……あれ、なんかいい感じになってきた。
で、気づいたら出してんのよ。

――最近では、推し活として、推しに会うために自分を磨こうみたいな、そういう傾向あると思いますがいかがでしょう。

加藤:めちゃくちゃ素敵なことだと思います。
僕たちとしてもそうやって思って頂けるのはすごいありがたいですし、それに応えていかなきゃいけないっていう、ようになります。

高橋:推し活を頑張ってくださる皆さんは、舞台を観に来てくれる時にチケット代だけじゃなく、地方の方だったらホテル代、交通費、人によってはヘアメイクとかや美容院代とかもある。
1万円のチケット代だとしたら、5万円以上の価値を出さなきゃという気持ちになります。

――などなど、大いに盛り上がったトークの次は、実際に即興ドラマを実演することに。

即興ドラマ実演

※今回は会見用のシチュエーションとなるため、ドラマとは違う。
ジムにいるトレーナー(加藤)とそこに訪れた客(高橋)が初めて会った」というシチュエーション。

自信が無い初心者の客が何をしたらいいのか、何をすればいいかをトレーナーに問い、そこから会話と実演を交えた、やりとりがコミカルに展開していく。
終わった後に加藤は「結構舞台をやらせていただいて、お客様の生の声とか聞かせて頂いて、ちょっと自信はついてきたと思うんですけど。一気に自信なくなりました」と緊張していた部分を吐露。
それでも「本当に思ったのが。相手がケンスケくんで良かった!」と、一緒に即興ドラマを紡いだ高橋とのコンビネーションの良さもアピール。

質疑応答

最後は、二人と山部社長を交えて、記者からの質疑応答となる。

――このドラマが決まった時の心境、ジムでの好きなトレーニング方法を教えてください。

高橋:やっぱり僕ら舞台の活動が多いので、映像としてやらして頂くのはありがたいです。しかも舞台俳優二人で真ん中に立たせてやらせていただくってのは本当に光栄だと思いました。
ジムでの好きなトレーニング方法については。
僕、下半身は普段からバスケとかフットサルをやっていて、勝手につくと思ってるので、基本的にベンチプレスだったり、バンドを敷いて上半身を鍛えていますね。

加藤:決まった時は、まず高橋健介君と一緒で本当に光栄だなと思いましたし、こういう映像という形で新しいお仕事を先輩と一緒にいさせて頂くのがすごく幸せでいっぱいになりました。
ジムとしては……僕、すごく筋肉がつきやすくて。毎回、殺陣とかやるたびに身体大きくなってるねって言われるんです。なので、有酸素運動だったりとか、体を動かして健康を考えるっていう面でやらせて頂きたいなって思いました。

――社長にお聞きしたいのですが、お二人の魅力は。またジムでのおすすめのトレーニング方法は?

山部:一時間ちょっと前に初めてお会いしたのですが、パッと見たらやっぱりカッコイイな、と。
……実は私も同じぐらいの世代の時は、同じぐらいかっこよかったんですけどね(笑)

高橋:後で、写真だけ見てもいいですか?

山部:はい。
もう即興でやられているのも見てね。すごいセンスあるなと思いました。掛け合いの呼吸が二人とも合っていて。

ジムでの鍛え方は人ぞれぞれで、好きなやり方があるので、夏に向けて盛り上げたいのであれば、上半身を鍛えると良いかなって思います。

――みなさんの元気の源やアイテムなどありますか?

高橋:アイテムということでもないんですけど、さっき楽屋で大悟とおしゃべりしている時に、なんか仕事の話してて「健介君ってなんで、芸能活動を続けているんですか」みたいな。
速攻で「楽しいから」って答えたんですけど、僕このお仕事が楽しいから前向きというか、お客様もレスポンスくださいますし、こういう記者会見も楽しいですし、普段の仕事が楽しいから毎日毎日楽しく生きてるなっていう感覚なんです。
これといったアイテムっていうよりも、仕事が割と楽しいのかな、ってさっき思いました!

加藤:アイテム……僕は歌が大好きなので、マイクかもしれないですね。マイクかイヤホンか。
とにかく音を聴くのが好きだと思うので、たとえば自分の歌を録音したやつを聞いたりとか、他の楽曲を聴いたりとか。移動中絶対に欠かせないアイテムはスマホとイヤホンですね!

ざっくばらんな雰囲気で進んだ制作発表会で、二人の息の合ったやりとりは軽妙に、今後のシチューションドラマにも活かされることが確信できる内容だった。
最後に、それぞれ二人からコメントで制作発表会は幕を閉じた。

高橋:まだ撮影は始まっていないのですけれども、今回これだけ人が集まって頂きましたし、山部社長の話も聞けたので、なんとしてもこの作品を成功させてお客様に届けたいと思っています。撮影の方も大悟と関係性を築いてより良いものを作れたらなと思います。皆さん、応援お願いします。

加藤:前向きになるような推し活だったり、ジムの可能性をドラマで表現できたらいいなと思っています。
健介君と一緒に良い関係を築いて、アタック西本さんとどのような化学反応が生まれるか、僕たちも楽しみなのでお楽しみにして頂けたらなと思います。よろしくお願いします!

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