【ゲネプロレポート】舞台『魔法使いの約束』エチュードシリーズ Part2　『神聖なる宝剣のエチュード』と『雨宿りのカエルのエチュード』を二部構成で描く

11月30日(土）、東京・銀河劇場にて舞台『「魔法使いの約束」エチュードシリーズPart2』が開幕する。これに先立ち、同劇場にて公開ゲネプロが行われた。

メディアクトでは初日を前に実施されたゲネプロ公演の様子をレポートする。

舞台『魔法使いの約束』は、累計ダウンロード数が700万を超える大人気アプリゲーム『魔法使いの約束』の舞台化作品である。

本作では、原作ゲームにて、メインストーリー第1部（舞台では第1章から第3章にて上演）終了後の時系列で、イベントストーリーとして公開された『神聖なる宝剣のエチュード』と『雨宿りのカエルのエチュード』が、二部構成で上演される。

『神聖なる宝剣のエチュード』では、リケ(演：新谷聖司）をメインとして、賢者(演：大森夏向)、中央の国の魔法使い(オズ（演：丘山晴己）、アーサー(演：北川尚弥)、カイン(演：岩城直弥)、リケ)、東の国の魔法使い(ファウスト(演：矢田悠祐）、シノ(演：田村升吾)、ヒースクリフ(演：内藤光佑)、ネロ（演：坪倉康晴））が活躍する。

トビカゲリの襲来（第３章にて上演）以降、世界の各地で、強力な力を持つ魔術の媒介が消失するという事件が起きていた。

魔法使いたちは、何者かがまた大いなる厄災を召喚しようとしているのではないかと懸念する。英雄の遺品は魔術の媒介に利用されることがあるため、アーサーが、現在聖ファウスト聖堂に保管されている、初代国王アレクの宝剣『カレトヴルッフ』を、自らの住むグランヴェル城に移動させて保管することを提案する。

しかし、聖ファウスト聖堂の司祭であるチェーリオ(演：鈴木壮麻)は宝剣を渡そうとしない。

そこで、ネロが、聖ファウスト聖堂に侵入して宝剣『カレトヴルッフ』を略奪することを提案する。この提案のもと、賢者、中央の国の魔法使い、東の国の魔法使いが、聖ファウスト聖堂へ潜入し、宝剣の略奪に奔走する。

『雨宿りのカエルのエチュード』では、南の国の魔法使い(フィガロ(演：和合真一)、ルチル(演：大海将一郎)、レノックス(演：白柏寿大)、ミチル(演：弦間哲心))に、荒野の中の雨が止まない地域を調査するという任務が課される。

賢者、スノウ(演：陣 慶昭)・ホワイト(演：田口 司)、また、南の魔女チレッタとの約束を理由にルチルとミチルを守らなければならないミスラ(演：鮎川太陽)や、スノウとホワイトに奉仕活動として駆り出されるブラッドリー(演：中村太郎)もこれに同行し、賢者を含め、皆で調査に赴くこととなる。

　話の結末はもちろんのこと、本作でゲストキャラとして登場するチェーリオ、コリン(演：チャンヘ)の歌唱力や、シャイロック(演：山田ジェームス武)を激怒させるムル(演：橋本真一)とラスティカ(演：森田桐矢)、レノックスの羊に興味を示すオーエン(演：神永圭佑)、クロエ(演：皆木一舞)が特別に用意し衣装に身を包んだ魔法使いたち等にも是非注目してほしい。

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記事：大崎みき／写真：ケイヒカル