【イベントレポート】エイトリ史上最大規模のイベント、“HAMAツアーズ全体会議”開催！

2025年4月20日(日)、KT Zepp Yokohama にて、『18TRIP』史上最大規模となるリアルイベント、『18TRIP presents “HAMAツアーズ全体会議”』開催された。

メディアクトでは、主にEv3ns(夕班）、L4mps(夜班)がメインとなった、Side Bの様子をお届けする。

大黒 可不可(CV：小林 千晃)、西園 練牙(CV：小笠原 仁)、五十竹 あく太(CV：内田 修一)、北方 來人(CV：石谷 春貴)、蜂乃屋 凪(CV：坂田 将吾)による「グッドラック」の歌唱により幕を開けた本イベント。サビ部分には振付けがついており、客席の主任たちと一緒に左右に手を振ったりと会場全体が盛り上がったところで、早速コーナーが始まる。

■HAMAツアーズ全体会議バトル

1つ目のコーナーはHAMAツアーズ全体会議バトル。

小笠原、内田をMCに、以下の３チームに分かれ、出されたお題に対して最もナイスな答えを出したチームが優勝という大喜利コーナーだ。

●社長＆コンダクターチーム
小林 千晃、天﨑 滉平(笛吹 也千代役)、古川 慎(雁金 朔次郎役)、戸谷 菊之介(北片 生行役)、小林 親弘(岩渕 ダニエル 比呂士役)

●夕班チーム
石谷、堀金 蒼平(畔川 幾成役)、梅田 修一朗(夏焼 千弥役)、寺島 惇太(木ノ内 太緒役)、矢田 悠祐(百目鬼 潜役)

●夜班チーム
坂田、榊原 優希(白光 糖衣役)、小松 昌平(白光 琉衣役)、光富 崇雄(棗 夜鷹役)

最初のお題は「未来の旅行アイテム」。

キャスト陣が早押しのために用意されたピンポンボタンで遊びだしたり、坂田が出題前から回答を出したり、夜班チームの回答中に社長＆コンダクターズチームが回答しようとしたりするなど、舞台上はカオス状態。

これを受けて戸谷から、「コンダクターキャストが静かになる薬(うるさいので)」との辛辣な回答が出され、会場に笑いが起こった。

また、フリップに描かれた斬新な絵にどよめく会場を尻目に、小林 親弘が「自動で歯を磨いてくれる機械」、矢田が「ご当地料理の味のする汁が出てくるイヤホン」といった未来グッズを紹介した。

次のお題は「エイトリ新グッズ」。

「幾成アンドロイド」(堀金)、「由蛇監修の安眠サプリ＆漢方」(光富)、「人格が不自然に変わるFPSコントローラー」(寺島)、「全肯定たおたおのうんうんループCD」(梅田)などの回答が出された。大喜利だけあって珍回答も出されたが、最初のお題とは打って変わった、ゲーム本編のシナリオに即したグッズが次々と回答され、今後のグッズ展開にも期待が高まるコーナーとなった。

■全体会議(朗読)

ゲーム終了後は朗読コーナー。

HAMA開港祭に出展するということで、夕班、夜班それぞれの出展内容や、夕班と夜班のコラボ出展について相談することとなる。

夕班パートは、ライブ終了後の握手会から始まった。メンバーがファンサを行うシーンでは、幾成による指ハートや、潜・來人により紡がれる甘いセリフに会場が沸き立つ。

今回のライブが100回目の公演だったということで、夕班メンバーは生行を交え、打ち上げをしつつ話し合いを行う。
食べたいものが沢山あり食べきれるか心配している千弥に対し、「俺が半分食おうか？」「自分も手伝える」と提案する太緒・幾成や、酔いが回り、生行の幼いころの思い出話を饒舌に語る來人など、エイトリの魅力のひとつであるキャラクターの関係性が垣間見えるシーンが随所に散りばめられたシナリオだった。

一方夜班は、会議室を予約した凪が話し合いの提案を試みる。しかし、子タろの発明品に奪われてしまった糖衣の宝物奪還のために大騒ぎとなり、凪からの伝達がなかなかうまくいかない。結局、予約の時間になっても会議室に誰も現れず、凪はひとり立ち尽くす。
このまま凪一人で幕を閉じるのかと案じられた直後、夜班メンバーが現れ、凪の苦労が報われる場面では、いつもの夜班の光景を垣間見ているかのように感じられた。

また、朗読では夜班メンバーが飼っているペットロボも登場した。ゲーム本編でも演じ分けは耳にしていたが、イケメンキャラクターを演じていたキャスト陣が、一瞬でかわいらしいペットロボへと切り替わる様子を実際に目の当たりにし、改めて、プロの技術力に尊敬の念を覚えた。

夕班と夜班とのコラボ出展についての話し合いでは、夕班と夜班の役割交換、つまり、夕班メンバーが色々なお店の店長を務め、夜班メンバーがアイドルになることが提案された。

太緒はゲーセン、千弥は雑貨屋を希望する。しかし潜は、「僕が店にいるだけで金銭を払うに値すると思うけど」として働きたがらない。そんな潜に対して「おいくらまんえん必要でしょうか」とお金を払おうとし、「潜さんの顔面ドアップに……うっ、すごい、昇天しそう……」と述べる凪に、客席の主任たちの感想が代弁されているかのようだった。

夜班のアイドル活動に関しては、夕班から夜班へ持ち歌を伝授することが提案される。
まずお手本として、來人が夕班の「Ex-Emo」のワンフレーズを華麗に歌い上げ、凪がこれに続く。凪は盛大に噛んでしまうが、思わぬ歌唱シーンに客席からは喜びの歓声が上がった。
続いて、潜がお手本を披露する。たったワンフレーズで圧倒的な歌唱力を見せつける潜に、琉衣から「うますぎんだろ」との感想が漏れ出るが、潜に続いて歌った琉衣の歌声も圧巻であり、会場からは歓声が上がった。

夕班のファンサシーンでの幾成の指ハートや、凪のみに当てられるピンスポットなど、客席からキャスト陣が朗読する様子を観ることのできるイベントならではの、視覚的な見どころも盛り沢山の全体会議だった。

■ライブコーナー

朗読が終了し真っ暗になった会場に、突如陽気な音楽が響き渡る。
コンダクターズ(也千代、朔次郎、生行、ダニエル)が登場し、個性的な振付を交えて「我らHAMAツアーズ」を歌唱した。客席の主任たちが一緒に踊れるような手振りもあり、会場が一体となって盛り上がった。

イベントグッズやエイトリに関する新情報の告知の後、キャスト全員により「Shall we travel？」が披露された。客席の主任たちが一緒に歌えるパートもあり、今後またライブイベント開催をして欲しいという気持ちがますます高まるセットリストとなっていた。

最後に、可不可から「これからもよろしくね。主任ちゃん。」との一言があり、本イベントは大盛況のまま幕を閉じた。

各種ストーリーのフルボイス化や、現実の横浜開港祭への出展、また、アニメイトカフェとのコラボ等、ますますの盛り上がりを見せるエイトリに今後も注目したい。