【ゲネプロレポート】『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage 《Fling Posse & 麻天狼 feat. 鬼瓦ボンバーズ & D4》開幕!

レポート

「『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Fling Posse & 麻天狼 feat. 鬼瓦ボンバーズ & D4》」が、3月27日、東京・THEATER MILANO-Zaにて幕を開けた。

本作は、音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-」を舞台化する「『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage」シリーズの最新作。

演出を植木 豪、脚本を亀田真二郎、音楽監督をKEN THE 390が担当。シブヤ・ディビジョン“Fling Posse”とシンジュク・ディビジョン“麻天狼”を中心に、物語が展開される。さらに、舞台オリジナルディビジョン&キャラクターであるアサクサ・ディビジョン“鬼瓦ボンバーズ”と、因縁の犯罪者集団“D4”も登場し、物語を大きく揺さぶっていく。

メディアクトでは、初日に先立って行われたゲネプロ公演の模様をレポートする。

中王区でのクーデターが収束し、各ディビジョンが少しずつ平穏を取り戻しつつある中、男たちは第三回ディビジョン・ラップバトルに向けて準備を進めていた。

そんな中、シンジュク・ディビジョンの神宮寺 寂雷(演:小波津亜廉)は、いまだ解決できていない問題に心を痛めていた。かつて真正ヒプノシスマイクによって人生を狂わされた助手・神奈備 衢や、アサクサ・ディビジョンの鬼灯 甚八(演:加藤良輔)たちを救いたい――そう願う寂雷は、自らの身を犠牲にしてでもこの問題に決着をつけようと考えていた。

そんな折、伊弉冉 一二三(演:安藤夢叶)と観音坂 独歩(演:中染雄貴)はアサクサ・ディビジョンを訪れることに。久しぶりの再会に喜ぶ二人だったが、“鬼瓦ボンバーズ”のメンバーが、“麻天狼”に関する記憶をすべて失っていたことを知る。

一方その頃、シブヤ・ディビジョンの飴村 乱数(演:三井淳平)は、行方不明となった東方天乙統女の行方を探すよう中王区から依頼を受ける。
乙統女の足取りを追う中で、チームメンバーである有栖川 帝統(演:木津谷泰勇)が彼女の息子であることを知る乱数と夢野 幻太郎(演:今井俊斗)。チームの絆が揺らぎ始めたその時、再び刑務所から脱走した犯罪者集団“D4”が乱数たちの前に姿を現す。

今作では、それぞれのキャラクターが抱えてきた過去がより深く描かれる。これまで胸の奥に隠してきた思いや傷をさらけ出しながら、仲間と向き合い、本物のチームとしてまとまっていく姿は大きな見どころだ。

“Fling Posse”は、これまで幾度も公演を重ねてきたチームならではの息の合った掛け合いと結束力が光り、対する“麻天狼”は約一年ぶりの本公演とは思えないほどのエネルギーと安定感を放ち、三人が並ぶ姿に胸が熱くなるファンも多いだろう。

さらに、“鬼瓦ボンバーズ”や“D4”といったオリジナルディビジョン&キャラクターのパフォーマンスも圧巻。磨き上げられてきた表現力と迫力で、物語に強烈なインパクトを与えていた。

そして、本作でも「ヒプステ」らしい演出は健在だ。
照明やレーザー、可動式のLEDパネルを駆使したステージ演出により、「ヒプマイ」の世界が目の前に立ち上がる。各キャラクターの個性が際立つラップはもちろん、軽やかさと力強さを兼ね備えたハードなダンスでも観客を魅了。演技、楽曲、ステージ演出が一体となり、物語とキャラクターの感情を鮮やかに描き出していく。

約1時間30分のストーリーの後には、“D.D.B”による大技が次々と繰り出される迫力満点のパフォーマンスを皮切りにライブパートがスタート。圧巻のパフォーマンスが畳みかけるように展開される。

ヒプステの世界観を作り上げる重要な要素であるライブパートでは、観客によるコール&レスポンスも可能。劇場全体が一体となり、熱気は最高潮へ。そのままの勢いで、舞台は幕を下ろした。

「『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Fling Posse & 麻天狼 feat. 鬼瓦ボンバーズ & D4》」は、4月19日まで東京・THEATER MILANO-Zaにて上演。

それぞれが過去と向き合いながら絆を深めていく男たちの物語を、ぜひ劇場で体感してほしい。

取材・文:水川ひかる

■公演概要
『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage
《Fling Posse & 麻天狼 feat. 鬼瓦ボンバーズ & D4》

出演

飴村乱数
三井淳平

夢野幻太郎
今井俊斗

有栖川帝統
木津谷泰勇

神宮寺寂雷
小波津亜廉

伊弉冉一二三
安藤夢叶

観音坂独歩
中染雄貴

鬼灯甚八
加藤良輔

駒形正宗
和田泰右

影向道四郎
結城伽寿也

谷ケ崎伊吹
高橋駿一

有馬正弦
福澤侑

阿久根燐童
岡野海斗

時空院丞武
後藤大

期間
2026年3月27日
〜4月19日

会場
THEATER MILANO-Za

原作
EVIL LINE RECORDS

演出
植木豪

脚本
亀田真二郎

音楽監督
KEN THE 390

公式HP
https://hypnosismic-stage.com/

公式X
https://x.com/hm_rtstage