【ゲネプロレポート】舞台『魔法使いの約束』きみに花を、空に魔法を 後編 開幕

舞台『魔法使いの約束』きみに花を、空に魔法を 後編が、2026年5月2日(土)に、東京・天王洲 銀河劇場にて開幕する。メディアクトでは、初日に先駆けて行われた、ゲネプロの様子をお届けする。



原作は、株式会社colyより配信されているスマートフォン向けアプリゲーム『魔法使いの約束』。2019年のリリース以降、700万ダウンロードを超える圧倒的人気を誇り、現代から魔法の世界へ召喚された主人公が、"賢者"として21人の魔法使いたちと心を通わせながら、〈大いなる厄災〉に立ち向かう物語が描かれる。
本作は、昨年9月に上演されたメインストーリー第1.5部の完結編。前編では、賢者(大森夏向)がオヴィシウス(内藤大希)に連れ去られ、21人の魔法使いたちも、5か所に分かれ、それぞれミノタウロス、バジリスク、リヴァイアサンといった伝説の魔獣や、オヴィシウスの娘である魔女たちの強襲を受け、劣勢に立たされたまま幕を閉じた。



後編では、窓越しに仲間たちの死闘を見守ることしかできない賢者と、それでも諦めずに戦い続ける魔法使いたちの姿が描かれる。『まほステ』シリーズの代名詞とも言える幻想的な演出は、今作でさらなる深化を見せている。繊細な照明と音楽が織りなす空間は、時にキャラクターたちの孤独を際立たせ、時に魔法の輝きで観客の心を昂ぶらせ、一気に物語へと引き込んでいく。
視覚的なコントラストも鮮烈だ。白を基調とした衣装を纏う賢者と21人の魔法使いたちに対し、復讐に燃えるオヴィシウスの漆黒、そしてオーレオリン(七木奏音)ら5人の魔女たちが翻す極彩色のドレス。この色彩の対比が、避けられない対立構造を美しく体現していた。
本作のもうひとつの大きな魅力は、"心のつながり"を軸にしたドラマの数々だ。



重傷を負いながらも死力を尽くして戦うシノ(田村升吾)に対し、主として初めて命令を下す覚悟を決めるヒースクリフ(内藤光佑)。魔法使いは約束を破ると魔力を失う——その世界の掟のなかで、必ず生きて戻ると誓うラスティカ(森田桐矢)と、その言葉を信じて祈り続けるクロエ(皆木一舞)。呼吸を合わせた独自の戦い方で活路を切り拓く、元相棒同士のブラッドリー(中村太郎)とネロ(坪倉康晴)。かつての主・ファウスト(矢田悠祐)を、その身を盾にして守り抜くレノックス(白柏寿大)。そして、オーエン(神永圭佑)の歪んだ感情によって瀕死の重傷を負いながらも、なお彼を気遣うカイン(岩城直弥)の姿。



キャラクター同士の絆と葛藤、それぞれが抱える想いが丁寧に積み重ねられ、観客の感情を激しく揺さぶる。
物語がクライマックスへと収束していく展開は圧巻の一言。なかでも、強大な敵として立ちはだかるオヴィシウスを演じる内藤大希は、圧倒的な声量と歌唱力で客席を支配する。その歌声は、強大な魔法の威圧感と同時に、彼が抱える「孤独な執念」を痛切に響かせ、物語に圧倒的な説得力を与えていた。
「最愛の妻に再会する」というオヴィシウスの悲願の果てに、賢者と魔法使いたちは何を見るのか。
第1.5部の集大成となる今作。魔法使いたちが命を懸けて紡ぐ物語の結末を、ぜひその目で見届けてほしい。
キャストコメント
【中央の国】カイン:岩城直弥
「舞台『魔法使いの約束』きみに花を、空に魔法を 後編」、ついに開幕です!
前編を経て、さらに絆が深まったカンパニー全員で、この壮大な物語のフィナーレを飾れることを誇りに思います。
カインというキャラクターを通して、誰かのために戦うことの尊さや、魔法使い同士の深い絆をあらためて感じています。これまで作り上げてきた僕たちの想い、そしてキャラクターたちの想いが、皆さまの心に届くことを願っています。
劇場で、配信で、僕たちの旅の生き様をぜひ見届けてください。
応援よろしくお願いします!
【北の国】スノウ:陣 慶昭
ついに「舞台『魔法使いの約束』きみに花を、空に魔法を 後編」が開幕します!
エチュードシリーズから参加させていただき、前回は初のメインストーリー。そして今回の第1.5部後編は、激化する戦いや不穏な空気の中での幕開けとなります。夜が明けるまで戦い抜き、賢者の魔法使いとしてさらに成長した姿をお見せできるのではないかと思っています。
これまで司さんと共に大切に作り上げてきたスノウとホワイトを、幕が降りるまで最大限皆さまにお届けしますので応援よろしくお願いします!!
【北の国】ホワイト:田口 司
いよいよ後編が幕を開けます!!!
皆さんも、同じ気持ちだと思いますが、自分もこの日を今か今かと楽しみにしていました。
私事ではありますが、今作で自分はホワイト役を卒業させていただきます。
悔いの残らぬよう、この約5年間で築き上げたものを全てぶつけて、最後まで楽しんで公演に臨みたいと思います。
集大成、たいへん素敵な作品になっているのではと思いますので最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです!
【東の国】ヒースクリフ:内藤光佑
やっと、やっと後編が始まります。
物語でヒースが葛藤しているように、僕自身もこの稽古期間たくさん悩み、とても楽しいだけの時間だったとは言えません。
僕にとってまたひとつ大切な作品が増えました。
作品を愛してくださっている全ての人に感謝を込めて、ぜひ、お楽しみに。
【西の国】ムル:橋本真一
1.5部前編である前作は、作り手である僕らも大きな手応えや充実感、達成感を感じるような素晴らしい作品になったと誇りに思っています。
そして、今作はそんな前作を超えるような熱量と感動が詰め込まれた作品に仕上がりました。
今回で『まほステ』を卒業されるキャストが多いというのも一つの理由かもしれませんが、一人一人の役者が各々のキャラクター、キャラクター同士の関係性、役者本人の成長など、これまで積み上げてきたものの集大成を今作にぶつけているように感じています。
精一杯の愛を座組と作品に注いで、劇場に足を運んでくださるお客さまに丁寧にお届けしたいと思います。
【南の国】レノックス:白柏寿大
ついに、ついにやってきました!第1.5部後編!
レノックスとしてずっと演じたかったシーン、見たかった他の魔法使いたちのシーンが詰まっているこの作品をお届けできること、本当に幸せです。
一緒に歩んできた最高の仲間たちで作り上げた『まほステ』を、今の僕たちだからこそできる『まほステ』をお届けします。
皆さんにとって幸せな時間になりますように。
オヴィシウス:内藤大希
前作の続きを、皆さん心待ちにしてくださっていたのではないでしょうか。
ついに5月、物語が再び動き出します。
皆さんに続きをお届けできること、そして僕たち自身もその先を演じられることを、とても嬉しく思っています。
前回の興奮と熱量をそのままに、楽しんでいただける作品に仕上がっていると感じています。
キャスト・スタッフ一同、千秋楽まで全力で駆け抜けますので、ぜひ応援よろしくお願いします。
そして、ぜひ劇場でこの物語を見届けてください。
取材・文:大崎みき/写真:ケイヒカル















■公演概要
舞台『魔法使いの約束』きみに花を、空に魔法を 後編
<日程・劇場>
【東京】2026年5月2日(土)~5月17日(日)天王洲 銀河劇場
【大阪】2026年5月23日(土)~5月31日(日)SkyシアターMBS
<原作>
『魔法使いの約束』/coly
<脚本・作詞>
浅井さやか(One on One)
<演出>
ほさかよう
<音楽>
坂部 剛
<振付・ステージング>
本山新之助
<出演>
【中央の国】オズ:伊勢大貴 アーサー:北川尚弥 カイン:岩城直弥 リケ:新谷聖司
【北の国】スノウ:陣 慶昭 ホワイト:田口 司 ミスラ:鮎川太陽 オーエン:神永圭佑 ブラッドリー:中村太郎
【東の国】ファウスト:矢田悠祐 シノ:田村升吾 ヒースクリフ:内藤光佑 ネロ:坪倉康晴
【西の国】シャイロック:山田ジェームス武 ムル:橋本真一 クロエ:皆木一舞 ラスティカ:森田桐矢
【南の国】フィガロ:和合真一 ルチル:大海将一郎 レノックス:白柏寿大 ミチル:弦間哲心
真木 晶(賢者):大森夏向
ターリア:綾 凰華
オーレオリン:七木奏音 バイオレット:野本ほたる シアン:上杉柚葉 スカーレット:西葉瑞希 ビリジアン:今泉和歌子
オヴィシウス:内藤大希
【POW-ers(パワーズ)】土倉有貴 笹原英作 服部 悠 齊藤大士 澤谷一輝 岩間大樹 木村昌誉 原田暖之介
<一般発売日>
2026年2月28日(土)10:00
<チケット料金>
S席・S席サイドシート:11,500円(全席指定/税込)
A席・A席サイドシート:8,800円(全席指定/税込)
※サイドシートは、舞台・映像・演出が見えづらいお席となります。ご了承ください。
<チケットに関するお問い合わせ>
Mitt 03-6265-3201(平日12:00~17:00)
<公演に関するお問い合わせ>
ネルケプランニング
https://www.nelke.co.jp/contact/
◆公式サイト
https://mahoyaku-stage.com/
◆公式X
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(@mahoyaku_stage)
Ⓒcoly/舞台まほやく製作委員会



