【イベントレポート】「苺プロダクション☆ファン感謝祭2026」第3期朗読劇&B小町ライブで『【推しの子】』のこれまでとこれからを届ける

レポート

TVアニメ『【推しの子】』のスペシャルイベント「苺プロダクション☆ファン感謝祭2026」が、2026年8月16日(日)、SGC HALL ARIAKEにて昼・夜の2公演で開催された。

イベントには、アクア役・大塚剛央、ルビー役・伊駒ゆりえ、有馬かな役・潘めぐみ、MEMちょ役・大久保瑠美、ゴロー役・伊東健人、さりな役・高柳知葉が出演。さらにスペシャルゲストとして、斉藤ミヤコ役・Lynn、斉藤壱護役・江川央生、吉住シュン役・竹中悠斗、ぴえヨン役・村田太志も登場した。第3期の名シーンを振り返る朗読劇から、キャスト陣によるトークやバラエティ企画、B小町によるライブまで、『【推しの子】』の魅力が詰まったイベントとなった。

今回メディアクトでは、第3期の名シーン朗読劇やキャスト陣によるトーク、B小町ライブで大いに盛り上がった夜公演の模様をレポートする。

イベントレポート

生の芝居と音楽で第3期を振り返る名シーン朗読劇

会場に足を踏み入れると、まず目を引くのは、いちごをあしらったお城をモチーフとした華やかなステージ。「苺プロダクション☆ファン感謝祭」の名にふさわしいセットが、開演前から期待を高めてくれる。
イベントの幕開けを飾ったのは、TVアニメ『【推しの子】』第3期の名シーンを振り返る朗読劇。B小町や黒川あかねの躍進、アクアと有馬かなの距離感の変化、バラエティで活躍するルビー、復讐へと傾くルビーに気づくアクア、有馬かなのスキャンダルと、それを受けてアクアがアイの秘密を明かすという決断、アクアとルビーの決別と和解、そしてファイナルシーズンへとつながる映画『15年の嘘』のキャスティングまで、第3期の物語をダイジェストのように駆け抜けていく構成となっていた。また、斉藤ミヤコ役・Lynnと斉藤壱護役・江川央生による、互いの想いがぶつかるやりとりも披露された。

なかでも印象的だったのは、劇伴を担当する伊賀拓郎によるピアノ演奏。キャストの芝居に寄り添う生の音楽が、アニメで観た場面や感情を鮮やかに呼び起こしていく。第3期を象徴する「Bのリベンジ」で幕を開け、エンディングテーマ「セレナーデ」で締めくくられる構成も美しく、第3期の物語を生の芝居と音楽でもう一度味わいながら、その先のファイナルシーズンへの期待を高める朗読劇となった。

キャスト陣の本音も飛び出した「深掘れ☆ワンチャン!!苺プロダクション密着スペシャル」

朗読劇に続いては、「深掘れ☆ワンチャン!!苺プロダクション密着スペシャル」へ。「この際だから言える自分の担当キャラクターに言いたいこと!」では、アクア役・大塚剛央、有馬かな役・潘めぐみ、さりな役・高柳知葉が回答した。

なかでも大塚は、劇中でアクアが黒川あかねにGPSを仕込んでいたことに言及。その行動へのツッコミには、会場全体から思わず「うんうん」と頷くような反応が広がり、笑いを誘った。

続く「【推しの子】楽屋話」には、ルビー役・伊駒ゆりえ、MEMちょ役・大久保瑠美、ゴロー役・伊東健人が参加。さらに、黒川あかね役・石見舞菜香もVTRで参加し、「京まふ」出演時の思い出として、前日に食べたすき焼きがおいしかったというエピソードを披露した。

そのほかにも「チーム対抗バラエティタレント適正チェック」など、キャスト陣の素顔や関係性を楽しめる企画が展開された。

B小町の3人がライブ準備のためステージを後にすると、代わってLynn、江川央生、竹中悠斗、村田太志がステージに登場。イベントグッズの紹介などを交えながら会場を盛り上げた。なかでも、ぴえヨンとして全力でイベントに臨み、喉を枯らしてしまったという村田の姿も印象的だった。

初披露4曲!B小町ライブで会場の熱気は最高潮へ

イベント終盤を飾ったのは、ルビー、有馬かな、MEMちょによるB小町ライブ。動画再生数5,900万回以上を記録している「POP IN 2」で幕を開けると、ステージにはそれぞれのキャラクターをモチーフとした着ぐるみも登場。B小町の3人とともにパフォーマンスを繰り広げ、見た目にも賑やかな、ライブの幕開けにふさわしいステージで会場を沸かせた。

続く「MY WILL」「チェキチェキ LOVE ME」「キミインプレッション」は、それぞれのキャラクターが担当する新曲をメドレーで初披露。各楽曲のメインを務めるキャストがステージ中央で歌い上げる一方、ほかの2人はステージ上に座ってペンライトを振りながら歌声を添えるという演出で、一人ひとりの楽曲をB小町の3人で盛り上げていく。初披露となる楽曲にも客席からしっかりとコールが返り、3人もMCで驚きを見せていた。

そして、新衣装に身を包んだ3人が披露したのは、第3期を象徴する「Bのリベンジ」。「サインはB -New Arrange Ver.」へのアンサーソングとしても話題となった楽曲で、ライブの熱気は最高潮へ。最後を締めくくる「サインはB -New Arrange Ver.」では、アイやアクアらの着ぐるみもステージに再集合。おなじみのコール&レスポンスが会場いっぱいに響き渡り、キャスト、キャラクター、そして客席が一体となり、賑やかにライブを締めくくった。

今年4月からは東名阪にて「B小町ライブツアー2026 - Beyond the Brilliance Virtual Live -」も開催されたが、キャラクターを演じるキャスト本人がステージに立ち、歌い、踊ることで生まれる熱量はまた格別。特に新曲「Bのリベンジ」は、歌唱・ダンスともに高難度の楽曲だが、それを見事に歌い踊る3人の姿には素直に感動を覚えた。アニメから飛び出したB小町を目の前で体感できる、リアルイベントならではの魅力を改めて感じさせるライブとなった。

【SET LIST】
01. POP IN 2
02. MY WILL
03. チェキチェキ LOVE ME
04. キミインプレッション
05. Bのリベンジ
06. サインはB -New Arrange Ver.

「ここまで来られたのは皆さんのおかげ」ファイナルシーズンへ

楽しい時間もあっという間に過ぎ、最後は出演者全員からファンへ向けてメッセージが送られた。

締めくくりに、アクア役の大塚剛央は「今だから言えること」として、第1期のアフレコ当時を振り返った。第1期の時点ですでにスタッフが先々の展開について話しており、当初からその先を見据えて制作されていた作品だったという。一方で、実際にそこまでアニメ化できる確証があったわけではなかったとして、「ここまで来られたのは皆さんのおかげです」とファンへ感謝を伝えた。
そして「ファイナルシーズンはこれからなので、終わった時にどんな景色が見えるのか、皆さんにどう届いていくのか。今日を通して、僕も第4期が楽しみになりました。ぜひ皆さん、ご期待ください」と、これから描かれる物語への期待を語り、「苺プロダクション☆ファン感謝祭2026」は幕を閉じた。

第3期の物語を生の芝居と音楽で振り返る朗読劇から、キャスト陣の素顔が垣間見えるトークやバラエティ、そして会場が一体となったB小町ライブまで、『【推しの子】』のこれまでとこれからを存分に感じられた今回のファン感謝祭。第1期から積み重ねられてきた物語が、ファイナルシーズンでどのような結末を迎えるのか。その先に待つ“景色”を楽しみにしたい。

取材・文:木皿儀

配信情報
「苺プロダクション☆ファン感謝祭2026」昼の部・夜の部 アーカイブ配信中

通常配信チケット:4,400円(税込)
「選べる推しキャラグッズセット&銀テープ」付き配信チケット:7,700円(税込)
販売期間:2026年7月17日(金)12:00~8月23日(日)21:00
アーカイブ視聴期間:2026年8月23日(日)23:59まで

配信チケット販売: https://eplus.jp/ichigoproduction/

イベント概要

「苺プロダクション☆ファン感謝祭2026」

開催日
2026年8月16日(日)

会場
SGC HALL ARIAKE

開催時間
〈昼の部〉開場13:00/開演14:00
〈夜の部〉開場17:30/開演18:30

出演
大塚剛央(アクア役)
伊駒ゆりえ(ルビー役)
潘めぐみ(有馬かな役)
大久保瑠美(MEMちょ役)
伊東健人(ゴロー役)
高柳知葉(さりな役)

Special Guest
Lynn(斉藤ミヤコ役)
江川央生(斉藤壱護役)
竹中悠斗(吉住シュン役)
村田太志(ぴえヨン役)

イベント公式サイト
https://ichigoproduction.com/Season3/event/

TVアニメ『【推しの子】』公式サイト
https://ichigoproduction.com/

©赤坂アカ×横槍メンゴ/集英社・【推しの子】製作委員会