『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Fling Posse VS MAD TRIGGER CREW》-Cinema Edit-公開記念舞台挨拶

レポート

『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage(通称:ヒプステ)を映画館で楽しめる、劇場上映作品の第二弾! 『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage 《Fling Posse VS MAD TRIGGER CREW》 -Cinema Edit-が、7月27日には丸の内ピカデリーにて公開記念舞台挨拶が開催され、安井謙太郎さん、坂田隆一郎さん、滝澤 諒さん/阿部顕嵐さん、バーンズ勇気さんの5名が登壇されました。

本作は、キングレコード EVIL LINE RECORDSが手掛ける音楽原作キャラクターラッププロジェクト「ヒプノシスマイク – Division Rap Battle-」の舞台化作品『ヒプノシスマイク –Division Rap Battle-』Rule the Stageより、2023年春に上演された《Fling Posse VS MAD TRIGGER CREW》を-Cinema Edit-として再編集し、映像化したもの。全国の映画館で楽しめる内容となっています。

映画館で楽しむ方法として「Dual 3D」を採用しています。シーンやご自身の好みに合わせて、2D/3Dの鑑賞方法を自由に選択できる方式でお楽しみ頂けます。また、丸の内ピカデリー(東京)、熊本ピカデリー(熊本)の2館のみで上映する「3面ライブスクリーン」では、各キャラクターの細かな演技を余すこと見られる特別版として再編集した、7.1chという大迫力の音響と共に楽しむことができます。

●舞台挨拶レポート

3面ライブスクリーンの劇場にて行われた公開記念舞台挨拶では、物語の中心となる2チームのキャストとして、シブヤ・ディビジョン“Fling Posse”飴村 乱数役の安井謙太郎さん、夢野 幻太郎役の坂田隆一郎さん、有栖川 帝統役の滝澤 諒さん。ヨコハマ・ディビジョン“MAD TRIGGER CREW” 碧棺 左馬刻役の阿部顕嵐さん、毒島 メイソン 理鶯役のバーンズ勇気さんが登壇されました。

坂田さん、滝澤さんはすでに3面ライブスクリーンで作品を見たということで感想を。

坂田さんは「自然と、舞台を客席で見るような没入感を感じました。初めて見たので感動しました。とても見やすかったです」と、熱の入ったコメント。それを受けて滝澤さんは「目が増えたような気になりません?」と発言。「3つのアングルで映し出してくれるので、話が理解しやすかったです。バトル中の息遣いも聞こえるので、臨場感が楽しめたんじゃないかな」と。

バーンズさんは、「Dual 3D」で鑑賞したのでそちらの感想も。「3Dもめちゃくちゃすごかったです。サングラスも外せるんですよ」と意気揚々とコメントすると、他のキャストからは「どゆこと?」「赤と青じゃないの?」などという突っ込みが入ります。バーンズさんはそれに対して狼狽えながらも、「Dual 3D」の魅力を見事に説明し、結果的に、どちらの視聴方法でも楽しいという感想を伝えていました。

●共演して、新たな発見や気づきがありましたか?

安井さんは「(阿部)顕嵐が幹事能力高い、みんなで行くって時点で、店が抑えられてる」と言い、まわりからの同意の声が上がる。当の阿部さんは無自覚に行動しているようで、その理由を問われると「行きたくて、という一心なんですけど」と。

ただ、そういった幹事が統括してくれたおかげで、食事をする機会などが設けられたエピソードになった際は、本日は来ていない入間銃兎役の水江建太さんの名前も挙がり、ヨコハマ3人が揃ったということで喜んでいたという話が出ていました。
その流れで坂田さんが水江建太さんの好物について。
「品川巻きというの知っています?」ということで、当時、あまり会話をしていない段階で、好きな食べ物を当ててくださいというクイズになったそうです。
皆が、グミ、じゃがりこ、とかポテチなどとそれっぽいものの話をしていたそうですが、どうやら違うようで「実は、正解は……品川巻きなんです」と告げられた際、みんなは「なに言ってるんだろう」という空気になってしまったそうです。
商品自体は、有名なノリ巻きタイプのせんべいということで、会場でも知っている人もしっかりいたのですが、名前がなかなか浸透していなかったのかもしれません。しかし、そのエピソードには続きがあり、「次の日から、ほら、これが品川巻きだよーって言ってくれた」と水江さんが元気な姿を披露してくれたそうです。

それ以外も色々と話題が盛り上がります。

安井さんは、阿部さんとバーンズさんの関係をいいコンビと褒め「(阿部)顕嵐の雑なボケを雑なボケを100パーセントでツッコんでいてお茶目だな」と。それを受けて阿部さんは「二人きりでいる時は意外としゃべらない」、バーンズさんは「いつもふざけているだけなんですけどね」と答えていました。

その後も、ステージでのやり取りなど興味深い話が続きます。

人の会話をわざと奪ったり、さらに奪ったりとグダグダになりつつあるところを「ジャンガジャンガ」で乗り切ったり、和やかな空気が会場を包んでいました。

●それぞれの絆などあれば紹介してください

ヨコハマはみんなが寝るタイミングが一緒と自慢していました。昼公演と夜公演の間での休憩のタイミングに「寝るルーム」というのがあり、そこで電気を消して、休むといういことで仲の良さをアピールしていました。

そんなヨコハマの話を受けてシブヤが真逆だと主張。同様に寝るルームがあるのですが、ご飯を食べ終わり寝るとなって、電気を消して……全く寝むれならしいです。修学旅行のように、小声で誰かしら画喋り出して……そんな話が盛り上がり、結局電気をつけて、誰も寝ないで夜公演に挑むそうです。

両極端のディビジョンのエピソードで大盛り上がりとなりました。

それ以外にも様々なエピソードが飛び出し、尽きない話は時間の都合上打ち切られてしまうが、上映を鑑賞後のファンの前で大満足の舞台挨拶でした。舞台と同じように体験できる、『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage《Fling Posse VS MAD TRIGGER CREW》 -Cinema Edit-に注目しましょう。

取材・文:木皿儀/撮影:ケイヒカル

公演概要

■タイトル
『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage
《Fling Posse VS MAD TRIGGER CREW》 -Cinema Edit-

公開:7月21日(金)より(Dual 3D & 3面ライブスクリーン 3週間限定同時上映)
出演: 安井謙太郎、坂田隆一郎、滝澤 諒/阿部顕嵐、水江建太、バーンズ勇気
原作:EVIL LINE RECORDS
演出:植木豪
脚本:亀田真二郎
音楽監督:KEN THE 390 テーマソング:井手コウジ

■公式サイト
https://hypnosismic-stage-cinemaedit.jp/3/

■公式ツイッター
https://twitter.com/hm_rtstage?s=20