【ゲネプロレポート】京極堂(小西遼生)が「言葉が通じない」禅に挑む。ミュージカル『鉄鼠の檻』ゲネプロレポート

レポート

ミュージカル『鉄鼠の檻』が、6月14日(金)紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて開幕した。原作は京極夏彦による長編推理小説『鉄鼠の檻』。同作を含む「百鬼夜行」シリーズは、シリーズ累計1,000万部を超える大人気作。本シリーズのミュージカル化は、2021年上演の『魍魎の匣』に続く2作目となる。

『魍魎の匣』に引き続き、上演台本・作詞・演出を板垣恭一が、作曲・音楽監督を和田俊輔が担当し、主人公・中禅寺秋彦役を小西遼生、小説家・関口巽役を神澤直也が続投。私立探偵・榎木津礼二郎役は前作から続投の北村諒と新キャストとなる横田龍儀がWキャストで務めるほか、上田堪大、高本学、小波津亜廉、伊﨑右典、畠中洋ら豪華顔ぶれが物語を盛り上げる。


メディアクトでは、初日に先駆けて行われた公開ゲネプロに加え、原作者・京極夏彦も招いて行われた取材会の様子をレポートする。(※榎木津礼二郎役について、公開ゲネプロでは北村諒が担当)

ミュージカル『鉄鼠の檻』ゲネプロレポート

物語の舞台は、昭和28年初春。箱根山中の古宿「千石楼」に宿泊中の古物商・今川雅澄(演・小原悠輝)は、明慧寺の僧侶・小坂了稔(演・志賀遼馬)から「<世に出ることはあるまじき神品>を買い取ってほしい」との依頼を受け、続報を待っていた。だが5日待っても了稔からの連絡はなく、今川は、同じ宿に逗留中の老医師・久遠寺嘉親(演・福本伸一)と碁を打つ日々を過ごしていた。

そんな中、明慧寺を取材するために、雑誌記者の中禅寺敦子(演・宮田佳奈)、編集兼カメラマンの鳥口里美(演・大川 永)が宿を訪れる。以前からの知り合いである敦子と久遠寺は久々の再開を喜び、和やかな空気になる4人だったが、その目の前に突如現れたのが、古物商・今川の待ち人である小坂了稔の遺体であった。

了稔は、座禅を組んだ姿勢のまま、庭で死んでいた。遺体の周囲に足跡はなく、数分前には無かったはずの遺体がそこにどうやって現れたのかも分からない。騒然とする旅館に、刑事の山下徳一郎(演・高本 学)率いる警察が駆けつけるが、捜査は難航していた。

一方、時を同じくして箱根を訪れていたのが、憑物落としの古本屋、「京極堂」こと中禅寺秋彦(演・小西遼生)と、その幼馴染の作家・関口 巽(演・神澤直也)である。彼らは箱根山中で発見された古い蔵の調査を行っている最中だったが、編集者・鳥口からのヘルプ要請を受けて急遽、千石楼へ向かう。

一方、神奈川県警の横暴な捜査に業を煮やした老医師・久遠寺は、探偵の榎木津礼二郎(演・北村諒)を呼んでしまう。自由すぎる気風の榎木津が捜査に加わることで、現場の空気はますます混迷を極めることとなったが、遺体出現の謎は解き明かされ、事件は解決に向かうかに思えた。だが、了稔の遺体発見はことの発端に過ぎず、のちに「箱根山連続僧侶殺害事件」と呼ばれる複雑怪奇な大事件が幕を上げるのであった。


出自不明の謎多き禅寺「明慧寺」をめぐり、そこに繋がる僧侶たちの過去と現在を飲み込むように膨らんでいく、今作のストーリー。ファンの間では「読む隕石」の愛称でも親しまれる分厚い原作を、上質な脚本と巧みな演出で約3時間の舞台作品にしっかりとまとめあげている。原作から核となる部分を抽出し、いわゆる枝葉の部分は大胆に刈り込んであるのだが、だからといって無機質な作品になっているわけではない。観客のイマジネーションを刺激して、台本にないシーンまで想起させるような、奥行きのある世界が立ち上がっている。

難しい台詞や複雑な背景の理解には、演出に加え舞台装置の仕組みが光る。本作では、比較的シンプルなセットに映像を映し出す形で各シーンの情景が表現されるのだが、その映像には必要に応じて語彙や台詞も投影され、観客の理解を助けてくれる。

また、ミュージカル形式であることも、難解な語彙や背景を理解するための大きな助けになっている。『鉄鼠の檻』という物語は"禅"を軸に描かれており、観客にとっては、言葉だけでなく登場人物たちの考え方そのものが理解しにくい場面も多い。そんな彼らの内面を伝わりやすくしてくれるのが、作曲・音楽監督を担当している和田俊輔の楽曲だ。和田は作品への理解の深さで知られる劇伴作家で、多くの演出家や舞台ファンから絶大な信頼を寄せられている。そんな和田の楽曲がキャストの歌や芝居と融合すると、登場人物たちの心情は、不思議なほど観客の心にストンと落ちる。改めて、音というものはこんなに表情が豊かなのか、と筆者は驚かされた。弾むような明るさから、煮えたぎるような憎悪まで、変幻自在に姿を変える楽曲をぜひ楽しんでほしい。


さらもう1つ、本作の特徴として挙げておきたいのが、小道具の使用を極力抑えている点だ。椅子や机といった小道具が舞台上に存在しないため、(一部例外はあるものの)キャストは基本的に「立つ」「歩く」のどちらかの状態で芝居する。こう聞くと抑揚のない芝居を想像してしまうかもしれないが、その心配は一切無用だ。なにげなく見える登場人物の立ち位置と動線は、どんなに些細な瞬間であっても常に自然で美しく、ハッと目を引く一枚絵のようなシーンも随所に散りばめられている。演劇の視覚的な楽しさを贅沢なまでに堪能できる一作となっている。

もちろん、ストーリーは言うまでもなく最高に面白い。推理する楽しさもあれば、人物同士の関係性から生まれる心情描写の厚みも感じさせてくれる。そして今回の事件は、言葉を扱う京極堂の「憑物落とし」が言葉の対極にある"禅"にどう立ち向かうのか、という究極のスリルも内包している。"禅"の在り方が描かれることで、観ているこちらも知らぬ間に自身の内面を見つめ始める。「様々な感想が生まれる」という尺度に留まらず、観た人はそれぞれに、全く異なる何かと向き合うことになるかもしれない。それくらい、ミステリーとしても物語としてもパワフルな作品となっている。

原作者・京極夏彦による観劇後コメント

ゲネプロ終了後、客席にて観劇していた原作者の京極夏彦氏は、以下のようにコメントした。

「長くて、ごめんなさい(一同笑)。セリフが多くてごめんなさい。漢字が多くてごめんなさい。わかりにくい言葉ばかりでございます。謝ることばかりですが、(舞台を観て)ちゃんと伝わります。基本的に、お経というのは全て意味がありますが、聞いている私たちには全くわかりません。漢字を見てもわかりません。でも、ありがたい感じだけはわかりますよね。ですから、伝わらない言葉を伝えようとするのではなく、「これは伝わるんだ」と思って演じていただくのが一番よろしいかと。自信を持って。間違えたって誰もわかりません(一同笑)。禅は、言葉では伝わらないのです。言葉を捨てたところに真理があるということを、言葉をたくさん言うことで表していただいて、ありがとうございました。大変楽しく拝見しました。」

ゲネプロ上演後取材会

――まず初めに、京極先生に伺います。「百鬼夜行」シリーズ第4弾『鉄鼠の檻』のミュージカル化にあたって、京極堂ファンの皆さんにぜひ注目していただきたいところがありましたら、教えてください。

京極夏彦(原作):注目してほしいところは、歌ですかね。前回(『魍魎の匣』)も歌いましたが、今回はさらに歌が多いですよね? 難しい言葉も「喋るより歌う方が覚えやすいかもしれない」と思いました。ぜひ全編通じて、みんなの歌を聞いてください。

――ありがとうございます。次に、キャストのみなさんと板垣さんに伺います。本日いよいよ初日の幕が上がるということで、意気込みを教えてください。

京極夏彦氏/板垣恭一氏 

板垣恭一(上演台本・作詞・演出):前代未聞のお坊さんミュージカルというところがもう見どころでしょうか(笑)。自分で脚本から作らせていただきましたが、情報量のあまりの多さにですね、稽古をしていて僕自身がクラクラしてくるという状態でしたが、京極先生がおっしゃってくださったように、まさに難しい言葉も歌った方が意外とうまくいくなと感じました。難しい用語などは映像でも出しておりますし、決して難しすぎる話ではないです。(内容として)ついつい禅の話をしたくなっちゃうんですけれど、素敵なエンタメでもありますので、どうぞ犯人探しなど楽しんでいただけたらと思います。劇場でお待ちしております。


小西遼生(中禅寺秋彦役):「禅には言葉が通じない」という内容の作品をミュージカルにする、舞台化する、というのは、本当に覚悟が要ることだと思います。「言葉が通じないもの」というテーマに対して、「ではお客様にはどうやって楽しんでもらおうか」ということを、稽古の段階からずっと試行錯誤して作ってきました。結果、約3時間の作品の中で(それぞれの登場人物が)出てくれば喋る、歌う、という状態で、たくさんの言葉を発しているわけですが、……なんですかね、ミュージカルでこんな作品観たことないと僕は思います。きっとお客さんも観たことないんじゃないかと、そうした新しい作品が出来上がったんじゃないかと思います。

「言葉が通じない」とは言うものの、僕は京極先生の言葉に対してすごくかっこいいなって思うところがたくさんあります。言葉の意味だけではなく、響きもそうですし、その言葉が歌のメロディーに乗ったときに自乗で生じるかっこよさもあれば、それによって作品が大きくなる手応えもあります。そんな部分も含めて、いろんな見方をして楽しんでいただけたら嬉しいです。

北村諒(榎木津礼二郎役):本当に、すごく情報量が多い作品なんですが、その中に軽快な男が1人まぎれております。(榎木津が)観客の皆さまの頭がパンクする前の癒しになればいいなと思って挑んでおります。楽しんでください!

横田龍儀(榎木津礼二郎役):僕は明日が初日となります。この作品を初めて読んだときに、人間の欲についての描かれ方や、それをお坊さんを通して描くこと、というのがすごく面白いなと思いました。難しい言葉もありますが、その奥深くにある部分を観客の皆さまには楽しんでもらえたらなと思いますし、僕自身この作品を通して禅にとても興味が湧いたので、そういう見方で楽しむこともできるんじゃないかと思っています。いろいろな見方で楽しんでいただけたら嬉しいです。

神澤直也(関口 巽役):今ゲネプロを終えてみて、僕もクラクラしています。今回は関口が登場する場面が多く、伝えるべき情報量も多いです。お客様も観ていてやっぱりパンクしちゃいそうになるかもしれませんが、まず僕自身がパンクしないように、この後の初日を含めて頑張りたいと思っています。

――ありがとうございます。では、また京極先生に伺います。本作の上演が発表された際に「喝」という一筆を先生からカンパニーに贈られましたが、どういったお気持ちを込めて書かれたのでしょうか?

京極:それはもう……「喝」ですよね(笑)。禅は不立文字(ふりゅうもんじ)、以心伝心。禅には言葉が通じない。ということは、(小説として)あんなにたくさん言葉を書いた時点で「勝ち負けで言うなら僕が"一番"負けている」んです。この上さらに言葉を重ねれば重ねるほど駄目になってしまうじゃないかと思い、最初は円相(丸じるし)を書こうかなと思ったんですが「馬鹿にしてるだろう」って思われたら嫌だなと(笑)。ちょっと考えて「喝」の字を書きました。べつに叱っているわけではなくて、「皆さん頑張ってね」「大変ですね」という思いを込めました。

――ありがとうございます。次に、板垣さんにお伺いします。2021年の『魍魎の匣』に続き、本作の演出も担当されていますが、前作よりパワーアップした点、大変だった点、ここに注目してほしいという点はありますか?

板垣:前作も「レンガ」と呼ばれるくらい分厚い小説でしたが、今作はその1.5倍ぐらいの厚さがあって、上演時間は同じであると。そこで、いかにこの情報量を3時間の作品に入れて、お客様の体力を残しつつ終われるか、というところに、まず全ての力を注ぎました。映像をパワーアップさせたり、関口を積極的に語り部に起用したりして、とにかく話が進む速度を速くして。でも僕の思う原作の大切な部分は落としたくなかったんですね。

今作で僕が一番やりたかったのは、「悟りとは何か」ということと、「禅とは何なのか」ということを、舞台上に乗っけることだったんです。やってみたいことはここに尽きるイメージだったので、さてどうしたらいいものかと考えていき、ある瞬間は圧縮しながら、ある瞬間は時間を拡大して、というふうに、とにかく内容を伝えたい、そして「伝わってもわからない」という世界を舞台上に出現させたいと、とにかくそのことだけを願い、演劇が使えるありとあらゆる技を使いました。

――ありがとうございます。次に、前作から続投となったキャストの皆様に伺います。3年ぶりに演じられるにあたって、前回演じたからこそ意識した心構えや準備したことはありますか?

小西:前作は本当に未知からのスタートで、お客様が入って初日が開けてみないと、一体どうなるのかが正直わかりませんでした。でもありがたいことに好評を得て、今作につながったということで、前作を観た方は今作に「今度はどんな世界を見せてくれるんだろう」と期待を抱いてくださっていると思ったんです。その状態で、原作が『鉄鼠の檻』に決まりました、と聞いたときに、僕ぞっとしてしまって(笑)。

僕の役で言えば、『魍魎の匣』は個人的な遺恨もある話だったので、メインストーリーにも結構関わっていたんですが、『鉄鼠の檻』での京極堂はすごく腰が重いんですよ。最後の最後までメインストーリーに関わらないように関わらないように……としている役どころなので、さてこれはどうやって演じようかなというところで、一番最初に悩みました。でも結局やることは一緒で、原作の「読む隕石」を読みまくり、原作と台本を照らし合わせて、台本に書いていない情報や僕が知っていなきゃいけない情報を頭に入れて、京極堂が言葉を口にしたときに説得力がある状態にするための準備をたくさんして臨みました。

北村:僕は、自分でもなぜかわからないんですが、前作の『魍魎の匣』の稽古動画をすごく見返しました。稽古の仕方や歌稽古の雰囲気を見返して、前回の記憶を呼び覚まそうとしたんですね。見返しながら、「あ、この遼生さんの歌声めっちゃ惹かれたな」と思い出したりして、今回の稽古がすごく楽しみになりました。

神澤:それで言うと、僕は逆に前回の稽古を全く振り返らず、もう一度新しく関口を作り直そうと思って臨みましたね。というのも、関口は今回ストーリーテラーとして物語を語っていく部分が多いですし、新シリーズへの皆さんの期待もやはり感じていたので、「前作の関口を越えていかなきゃいけない」という思いで、今回全く新しく愛されるような関口を作っていきたいなと思って臨みました。

小西:彼(=神澤)は今回劇団の公演委員長という役を担っていて、後輩たちのお世話もしていたんですよ。前作から3年分、先輩になったということで。

神澤:そうですね、3年経ってちょっとだけ先輩になって、今回初めて公演委員長という形で、先輩方に教えていただきながら後輩に関わらせてもらっていました。

小西:彼とは3年ぶりに会って、「僕、陽キャなんです」って言われたので、「いやいや陰キャだよ、関口くんとまあまあかぶってるとこあるよ!」って、ちゃんと思い出してもらいました。

神澤:ここってそういう暴露をする場なんですか!?(笑)

――3年間の成長を、皆さんも稽古場で見守っていたと。

小西:見守りました。

神澤:今すごく耳が熱いです。

一同:(笑)

――ありがとうございます。次に、横田さんに伺います。今回、続投となる北村さんとWキャスト、かつカンパニーへの新たな参加という形でしたが、稽古に入る前に心構えや準備されたことはありましたか?

横田:怖い人がいたらどうしよう……って思ってました(笑)。でも本当に、キャストの皆さんも、演出家さんやスタッフさんも、みんな優しい方ばかりだったので、スッと入ることができました。大先輩の北村諒くんとWキャストでやらせてもらうということで、その緊張感は今もずっとありますし、前作を観たお客様は「諒くんの榎木津礼二郎」のイメージを持っていらっしゃると思います。そのイメージをなぞれば失敗はしないのかもしれませんが、でも僕自身そんな器用なタイプではないし、同じことをやっても面白くないとも思い、稽古では僕が原作を読んで率直に感じた榎木津礼二郎を演じていきました。

そんなふうにやってみて注意されたところを直していこう、と考えていたんですが、演出の板垣さんがとても優しく、「それ面白いね」といつも言ってくれて。何をやってもそう言ってくださるので逆に不安になったくらいです(笑)。あとはもう、僕の初日となる明日、お客様の前に立ってみてどういう反応をいただけるか、というところです。

榎木津礼二郎さんは、一般の方からしたら変人に見られがちな人だと思うので、逆に「変人と思われたら正解なのかな」と思っています。僕は結構まともな人間なので、……え、みんなすごい勢いで見てきたけど何ですか?(笑)

とにかく、ちょっと「変人だ」って思われるように頑張りたいなと思います。よろしくお願いします。……舞台袖からも笑い声が聞こえましたが、以上です!


――ありがとうございます。では最後、京極先生と小西さんに伺います。まず京極先生、これから公演に臨まれるカンパニーの皆さんへ、エールをお願いします。

京極:拝見していて思ったのは、皆さん大変だなということ。関口は活躍しないのに出ずっぱりだし、榎木津は変わった登場の仕方をするし、あんまり動かないはずの京極堂が立ち回り的なこともするし。でも楽しく拝見しました。見どころがたっぷりあるので、シリーズを初めて観る方はびっくりして喜ぶと思うし、前作を観た方も「今回こうなの?」とは思わない作品になっていると思うので、自信を持って、気楽にやっていただければと思います。がんばってください。

――ありがとうございます。では最後に小西さんから、公演を楽しみにしてくださってる皆さまへ一言お願いいたします。

小西:今作は、きっといろいろな客層の方が入り混じった客席になると思います。ミュージカルが好きな人もいれば、それぞれの役者が好きな人もいれば、演劇ファンもいれば、京極先生の作品のファンもいれば……という形で、さまざまな方が来てくださるだろうし、そうなってほしいと感じています。そしてこの作品は、出自の違う客層の方々が、それぞれにいつもとは違う面で楽しんでいただけるような、多重の結界が張られた作品になっていると思っています。難しいものを簡単にするのではなく、難しいものは難しいまま届けるけれども、その難しさまで面白くなるような工夫をしていますので、そのまま体で受け止めて、感覚で受け止めて楽しんでいただけたら嬉しいです。

それと個人的には、坊さんがいっぱい並んで舞台上にひしめき合っているミュージカルって、僕は初だと思っています。「つるミュ」と言ってもいいくらいつるつるしています。乞うご期待です。楽しんでください!


ミュージカル『鉄鼠の檻』は、6月14日(金)~24日(月)東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA、6月28日(金)~29日(土)大阪・サンケイホールブリーゼにて上演中。一部公演のライブ配信も予定している。

取材・文:豊島オリカ/撮影:ケイヒカル

【公演概要】

■タイトル:イッツフォーリーズ公演 ミュージカル『鉄鼠の檻』
■原作:京極夏彦「文庫版 鉄鼠の檻」(講談社文庫)
■上演台本・作詞・演出:板垣恭一
■作曲・音楽監督:和田俊輔
■出演:小西遼生 北村諒(Wキャスト) 横田龍儀(Wキャスト) 神澤直也 上田堪大
    高本学 小波津亜廉 大川永 宮田佳奈 伊﨑右典
    森隆二 吉田雄 近藤萌音 小原悠輝 藍実成 岡田翔大郎 山下真人
    身内ソラ 光由 志賀遼馬 宮村大輔
    岩城風羽 吉田美緒 塩嶋一希
    松原剛志 福本伸一 内田紳一郎/畠中洋

■主催・企画・制作:株式会社オールスタッフ/ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ
■公式サイト:https://www.tessonoori-musical.com/

【東京公演】
■公演日程:2024年6月14日(金)~24日(月)

※榎木津礼二郎役Wキャスト ○=北村諒 ●=横田龍儀

<アフタートークショー決定!>
6月21日(金)18:00公演終演後
[登壇予定] 京極夏彦、板垣恭一、小西遼生、横田龍儀、神澤直也

<来場者特典(全公演対象)>
【東京公演】サイン入りポストカード(13種ランダム配布)
■会場:紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYA (東京都渋谷区千駄ケ谷5-24-2 タカシマヤタイムズスクエア南館7F)
■チケット料金:前売 9,000円 当日 9,500円
        U25 7,000円(25歳以下、後方指定、当日要年齢証明)
        HC割 5,000円(障がい者手帳をお持ちの方と介助者1名まで)
※全席指定・税込
※未就学児童入場不可
※U25、HC割は前売のみ
※HC割、U25は一般発売日(4月19日11:00)より取扱い
※HC割はオールスタッフ電話受付のみ
※U25はオールスタッフ(WEBまたはお電話)のみ

■チケット窓口
オールスタッフ 03-5823-1055(平日11:00~18:00) https://www.allstaff.co.jp/
ぴあ https://w.pia.jp/t/tesso-no-ori/
イープラス https://eplus.jp/
カンフェティチケットセンター https://confetti-web.com/tesso-no-ori
キノチケオンライン https://store.kinokuniya.co.jp/ticket/
キノチケットカウンター(店頭販売10:00~18:30)
(新宿駅東口・紀伊國屋書店新宿本店1F インフォメーションカウンター内)
■お問合せ:オールスタッフ TEL 03-5823-1055(平日11:00~18:00)

【大阪公演】
■公演日程:2024年6月28日(金)~29日(土)

※榎木津礼二郎役 横田龍儀

<アフタートークショー決定!>
6月28日(金)18:00公演終演後
[登壇予定] 板垣恭一、小西遼生、横田龍儀、神澤直也、上田堪大


<来場者特典(全公演対象)>
【大阪公演】舞台写真ブロマイド(初日のみサイン入り)
■会場:サンケイホールブリーゼ (大阪府大阪市北区梅田2-4-9 ブリーゼタワー 7F)
■チケット料金:全席指定 9,800円
        U25 4,500円(25歳以下、座席当日指定、当日要年齢証明)
※全席指定・税込
※未就学児童入場不可

■チケット窓口
ブリーゼチケットセンター https://www.sankeihallbreeze.com/
ぴあ https://w.pia.jp/t/tesso-no-ori/
イープラス https://eplus.jp/tesso-no-ori/
ローソンチケット https://l-tike.com/tesso-no-ori/

■主催:サンケイホールブリーゼ/ぴあ/オールスタッフ/ミュージカルカンパニーイッツフォーリーズ
■お問合せ:ブリーゼチケットセンター 06-6341-8888(11:00~15:00)
https://www.sankeihallbreeze.com