【インタビュー】WBB × ドラゴンクエストX「冒険者たちのホテル~ドラゴンクエストXに集いし仲間たち~」(横田龍儀さん、結城伽寿也さん)

インタビュー

2024年2月7日(水)~2月12日(月・祝)まで、品川プリンスホテル クラブeXにて「冒険者たちのホテルドラゴンクエストXに集いし仲間たち」が上演されます。

メディアクトではご出演される横田龍儀さんと結城伽寿也さんのインタビューを実施。本公演に対する意気込みや見どころなどのインタビューをさせて頂きました。

――「冒険者たちのホテル~ドラゴンクエストXに集いし仲間たち~」に出演が決まったときのお気持ちはいかかでしたか?

結城 WBBさんから出演依頼が来た時に、ドラゴンクエストということでとても光栄に思いました。
僕はドラゴンクエストXをやったことがなくて、ドラゴンクエスト8を少しやったんですけど、当時は難しくて……途中でやめちゃったんですよね。その当時は確か小学生だったと思います。

横田 WBBさんから出演依頼があった時はWBBさんなのでコメディかな?と思いコメディを勉強したい気持ちがあったので、お受けすることにしたんです。でも実はその時は、ドラクエが題材ってことは知らなくて……公式の発表を見て知りました。元々ドラクエシリーズは好きだったので驚きました。

結城 お客さんと同じタイミングで知ったってこと?

横田 そう。ちょうどその時にドラクエ5をやっていて、嬉しかったしこんなことあるんだ……って(笑)

――今作の台本を読んだ時の感想を教えてください。

結城 ドラクエ自体は詳しく知らないんですけど、WBBさんの作品には去年の10月にも出たので、同じような形だなって。キャラクターのすれ違いとかあって、いい意味で似てるなって思いました。

横田 難しいなぁ、て思いましたね。すれ違いの中でどこに目的を持たせるかということで、すごく変わっていく作品ですね。
今はこのキャラクターはここに目的を持って、このキャラクターはここにを目的に持って、というのが複雑になる作品なので、少しでもズレると崩れちゃう繊細さがありますね。自分は全部にアンテナを立てないといけないキャラクターなので、それが難しいと感じました。

結城 齊藤(横田さんの演じるキャラクター)はちゃんとした人間だよね。それ以外はみんなすごいから……そういう意味では、観る側は観やすいとは思いますよ。

横田 演じる側は難しいですけど、観る側は「バカだなー」って思いながら見てほしいですね(笑)あとはキャラクターとしては女性が強い……(笑)

結城 そうだね、強いよね……(笑)

――それぞれが演じられるキャラクターの魅力や、演じる上で意識されていることを教えてください。

横田 僕が意識していることは……正直迷っている部分もあり、シナリオとしてどんな人格で演じても成り立つような内容になっていて……色々試しています。ひ弱なキャラでやってみたり、強気なキャラでやってみたり試していたりするんです。どれもちゃんと成立はするので、あとは観る人が応援したくなるような良い感じのものを模索していますね。好かれるような?
あと一言でいうと、齊藤は良い人です!

結城 僕もそうですね、これで良いのかなって思いながらやっています。キャラクターとしてはずっと出ているというタイプではなく、出てくるタイミングが要所要所なんですよ。なので、みんながこう行くなら、こう行こう、とか試したりして。それはみんなが変わっていくので、それに合わせてどう演じようかってやっています。

――公演日が近づいておりますが、稽古場での雰囲気などを教えてください。

横田 思っていたよりもコメディの現場って静かだなぁ……って。ほら、コメディだともっとふざけているのかなって思ってたんです。

結城 僕は健人以外ははじめましてなんですけど、みんな良い人ですね。たしかに静かで落ち着いているけどさ、居心地いい感じ?

横田 うん、いい。静かだけどギスギスした感じはない。

結城 良い静かさなんだよなぁ。良いものを作ろうという真面目さが出ていると思います。

――ご自身が演じるキャラクターと自分が似ているところ、逆に似ていないところはありますか?

横田 似ているところはですね……人間誰しもというか、日本人の誰しも持っている気の利かせ方ですかね。色々と気になってサポートしちゃうんです。そこが似てるかなぁ……って(笑)
逆に似てないなってところは、それを最後まで面倒見るところですね。舞台のオチまでは言えませんが、面倒を見出したら最後までやっちゃうんです。自分だったらそこまではやれないなって思っちゃいますね。

結城 僕は、年上に対する接し方が似てるかなって。始めましての時って、大体敬語で始まるじゃないですか。そして、慣れてくると、もうちょっとフランクに接せるようになっていくというのが、似ているかなーって。だからとても演じててやりやすいキャラクターではあります。
似てないところは……その仲良くする部分をやり過ぎてるってところですかね(笑)

――原作は『ドラゴンクエスト X』というデジタルゲームですが、『ドラゴンクエスト 』シリーズを実際にプレイされたことはありますか? もしくは、ビデオゲームなどは普段プレイされますか?
(途中のインタビューの中で聞いたので、横田さんに好きなシリーズとか教えてもらえますか?)

横田 迷いますね。11も好きだし、5もやったばかりで好きだし、7も石板集めて楽しかったしなぁ……。

結城 8は?

横田 8も良い。

結城 シリーズって、順番になってるの?

横田 そういうわけじゃなくて……(ここで横田さんからドラゴンクエストシリーズに関するレクチャーが入ります。1~3のロトシリーズや、4~6の天空シリーズ、また8で登場したヤンガスのスピンオフやスライムが主人公のスピンオフやドラクエウォークまで色々と語ってくれました)……ってことで、難しいです!
全部面白い。でも悔しいこともあって、「不思議のきのみ」とかってステータスを上げるアイテムとかあるんですよ。それで誰を強くするかって考えるのも楽しいんだけど、せっかく育てたのに……シナリオ上いなくなったりするキャラクターがいて、ショックだったり!

結城 それは事前にわからないの?

横田 わからない。7のあのキャラとか……。でも、最近やったし、選ぶなら5かな。

結城 5が良いんだ?

横田 5は人生なんだよ。少年の頃にとても強い父親に連れられて冒険するんだけど、その父親がモンスターにやられちゃうの。で、主人公はモンスターの奴隷にされちゃうんだ、10年。

結城 モンスターの奴隷に10年も?

横田 そう。で、そこから抜け出して冒険を始めるんだけど、女の子と出会うの。それは子供時代に出会った幼馴染みで、それとは別にお金持ちの女の子と出会って……どっちかと結婚するんだよ。俺はどっちと結婚するか2日間悩みましたからね! ゲームで悩むことってある?

結城 うーん、ある。別のゲームなんだけど、某プロ野球のスマホゲームで、課金するかどうかでとても悩むよ。2週間に1回くらいガチャが更新されるし、どのラインナップにすればいいのか、これは回した方が良いかどうか……って。

横田 それはわかる。僕の場合は阪神ファンなのでそれを揃えれば満足しちゃうけど、違うゲームで課金は悩む! 某つんでつなげる系のパズルゲームだけど……ね。

――ちなみに、どういった時に課金をするか決めるんですか?

横田 三が日ですね。年始とかはとても良いガチャが出るので!

結城 わかる。それこそ2日間くらい悩む。それを回して良いのかどうか……って様子を見ながら。

――お話を戻します。横田さんは結婚相手をどう選んだのですか?

横田 ビアンカを選びました(幼馴染みの再会した少女です)。ゲーム的な強さを考えるとフローラなんですけど(お金持ちのもう一人の候補。ステータスや覚える魔法が強い)本当に2日間悩んだですよ、友達にどうしようって電話して相談したりもしました。

――お二人は初共演ですが、同じ作品の同じキャラクターを演じていることがありました。意識などはされましたか?

横田 僕の場合は2.5次元作品を演じる時は基本そうなんですけど、作品を演じてる際は、他は全く気にしないようにしています。アニメとかも無意識に真似してしまったりすると思ったんで、漫画だけ読んで自分の中で作っていく。

結城 同じ。ある意味、悪役なので、はじめて演じる時にどうしたらいいんだろうってやっていたんですけど、元々映画の実写版があって、あまり意識はしないように演じましたね。でも、同じ役を観たんですけど、とてもカッコ良かったよ。それと、ここまでやっていいんだって思いましたね(笑)

横田 演じてた後に僕も観たんですけど、自分がやりすぎちゃったかなぁ……とは思いましたけど、でも1作目でやっちゃたから今後も変えないと思います。

結城 でも、お互い終わって次にこの舞台だからさ、ちゃんと話してないよね。また時間取って話したいね!

――今作の見どころを教えてください。

横田 良い意味で真剣に観ないでいい作品だと思います。気軽に楽しんでほしいです。
「ドラクエわからないけど行ってみよう」みたいな気持ちで来ても、全然わかるし楽しいはず。
みんなで創り上げていく作品で、皆さんの笑い声とかで自分たちも演じ方が変わってきます。精一杯良い作品を作りますので、ぜひ来てください。

結城 知らなくても楽しめる作品になっていると思います。毎日変わっていくと思うので同じ公演は一つもないと思います。
だけど、音楽とか演出と歌だけでも、ドラクエ!ってわかって楽しくなるような部分があって最初からすごく盛り上がります。その辺りは、佐野瑞樹さんがしっかり作ってくれていて、ここからドラクエを知って遊びたくなるようになっていると思いますので、そのあたりも楽しんで頂けると嬉しいです。

――ありがとうございました。

公演概要
WBB × ドラゴンクエストX
「冒険者たちのホテル~ドラゴンクエストXに集いし仲間たち~」

【公演期間】2024年2月7日(水)~2月12日(月・祝)
【劇場】品川プリンスホテル クラブeX
【脚本・演出】佐野瑞樹
【出演】佐野瑞樹 / 横田龍儀 健人 結城伽寿也 川村玲央 西井万理那 鶴見萌(虹のコンキスタドール) 梨衣名 / 田上真里奈 和泉宗兵

【プロデューサー】佐野大樹
【企画・制作】WBB事務局/DDR
■チケット情報【料金】

◆全席指定:8,800円(税込)
※特典付き (ゲーム内アイテムコード)
◆2階バルコニー席:44,000円(全席指定・税込)
※豪華特典付き!(出演者全員の複製サイン入りポスター、ゲーム内アイテムコード、オリジナルマスクケース ×4セット)
【一般発売】2024年1月8日(月・祝) AM10:00~
【公式サイト】http://www.w-b-bros.jp
【公式X】@wbbrothers
【公演に関するお問い合せ先】WBB事務局 info@w-b-bros.jp
【チケットに関するお問い合わせ】Mitt :03-6265-3201(平日12:00~17:00)