【オフィシャルレポート】人気漫画の舞台化、舞台『ブルーロック』 3nd STAGEが開幕、キャスト陣が「今までの“ブルステ”では考えられないシーンに」と自信

レポート

「週刊少年マガジン」(講談社)で連載されている人気漫画の舞台化、舞台『ブルーロック』 3rd STAGEが8月9日、東大阪市文化創造館 DreamHouse 大ホールで開幕。その記者会見と公開ゲネプロが同日開催された。

舞台『ブルーロック』シリーズは、日本がW杯優勝を達成するために必要な希代のストライカーを生み出すための施設“青い監獄”を舞台に、全国から集められた高校生フォワードたちが過酷な試練を乗り越えていく物語。第3弾となる今回は、ブルーロックの存続を懸けたU-20日本代表との一戦に向け、そのレギュラーを決める「適正試験(トライアウト)」の模様を描いている。

そんな今作の記者会見に出席したのは、挫折から這いあがろうとする潔 世一を第1弾から演じている竹中凌平、同じく第1弾よりサッカーセンス抜群の蜂楽 廻を演じる佐藤信長、超天才ストライカーの糸師 凛役を今作よりつとめる草地綾之、爆発的なプレーを見せる初登場の士道龍聖に扮する松田 岳が出席。4名が、第3弾への意気込みなどを語った。

まず今作の見どころについて、竹中が「1、2弾よりもエンタメ要素が多いので、新しい“ブルステ”が届けられると思います。特に僕が好きなのが、「適正試験(トライアウト)」の第3試合のゴールシーン。今までの“ブルステ”では考えられないシーンになっています」とポイントを挙げると、佐藤信長も「第1弾から出演しているメンバーは、新しいキャラクターから刺激を受けて、さらにがんばることができました。また、これまで以上にプレーのシーンにこだわって舞台が作られている印象があります」と様々な面で進化していることを強調。

そんな同シリーズへの出演が念願だったという草地は、「原作が大好きで、(登場キャラクターの)時光青志、
凪 誠士郎のモノマネもできるくらいなんです」と“ブルステ沼”にどっぷりハマっているという。そして松田から「僕が演じている士道龍聖のモノマネも得意だよね?」と振られると、草地は「おーい、クソメガネ! 聞こえてんだろお!」と士道の台詞を絶叫して報道陣らを湧かせた。また松田も、「試合だけではなく日常のひとときのシーンもすごくおもしろいです。ゲラゲラと笑えます」と注目の場面について語ってくれた。

ちなみに最後の通し稽古の前には、第3弾にして初めて、気合を入れるための円陣が組まれたという。草地が「凌平くんが、『円陣を組もう』と座長らしいことを言ってくれて。僕たちのように新しく加わったメンバーからしたら、すごくありがたかったです」と明かすと、竹中は「(時光役の)中林登生くんに『なんかやんなくていいんですか』って無茶振りされたんです(苦笑)。でもやって良かったです。今日も本番前にやります」と恒例行事化することを宣言。そして最後に竹中は「(キャラクターと)一緒に成長している気がしていて、それが嬉しいです。潔くんに頑張って追いつきたいなって思います」と、ストーリーが進行に合わせて選手として強くなっていく潔の様子に自分を重ねていた。

記者会見後は公開ゲネプロがおこなわれた。

今作でもっとも印象的だったのが、潔たちが自分たちの今の実力を知って苦悩する姿だ。作品冒頭では、潔らブルーロックのメンバーが、各国最高のストライカーを揃えた世界選抜と5vs5の試合を行う。そこで潔は、悔しさすら感じられないほどの実力差を痛感。さらにその矢先「成果があげられていない」として”青い監獄“の閉鎖が検討されることに。存続のためには、U-20日本代表と試合をして勝利するしかない。その試合にレギュラーで出場できる“青い監獄(ブルーロック)イレブン”を決めるため、新たな試練「適正試験(トライアウト)」を実施されるのだが…。

「適正試験(トライアウト)」に際して、実力上位6名の選手が発表される。トップ6として名前が呼ばれなかった選手たちに突きつけられる、残酷な現実。彼らは「自分にはなにが足りないのか」と頭を悩ませることに。さらに「適正試験(トライアウト)」の試合で直面する、「主張と共存」というテーマ。トップ6のメンバーのハイレベルなプレーをどのように活かすか、その中でどんな風に自分の実力を主張できるか。それぞれが課題と向き合いながら、生き残る道を模索する。

そういった葛藤をまじえながら、これまで以上に俳優陣のフィジカルを重視したプレーシーンで見せていく第3弾。

潔 世一、蜂楽 廻というメインキャラクターはもちろんのこと、糸師 凛や士道龍聖の圧倒的な存在感にも注目してほしい。

取材・文=田辺ユウキ

■ライブ配信概要
大阪&東京千穐楽公演のライブ配信がDMM TVにて配信!

■配信公演
・大阪公演
 2024年8月12日(月・祝) 17:30公演
・東京公演
 2024年8月25日(日) 16:00公演

<配信情報>
舞台『ブルーロック』、舞台『ブルーロック』2nd STAGEをDMM TVにて無料配信決定!

舞台『ブルーロック』無料配信 2024年8月13日(火)18:00〜
URL:https://tv.dmm.com/vod/detail/?season=mcjzkbvwze4qqavbyjaj35g4m 

舞台『ブルーロック』2nd STAGE無料配信 2024年8月14日(水)18:00〜
URL:https://tv.dmm.com/vod/detail/?season=3ihtutzgdsvqgvdybrz0qzb11

また、8月15日(木)18:00より、
舞台『ブルーロック』3rd STAGE 8月12日(月・祝)17:30公演の同時視聴会の実施も決定!
詳細は舞台ブルーロック公式Xをチェックお願いいたします。

■舞台『ブルーロック』3rd STAGE 公演概要

【タイトル】            舞台『ブルーロック』3rd STAGE(読み ブタイ『ブルーロック』サードステージ)
【原作】            原作:金城宗幸 漫画:ノ村優介『ブルーロック』(講談社「週刊少年マガジン」連載)
【脚本・演出】       伊勢直弘

【出演】                         
潔 世一:竹中凌平         糸師 凛:草地稜之                                                                  
蜂楽 廻:佐藤信長         御影玲王:菊池修司        凪 誠士郎:佐藤たかみち                         
士道龍聖:松田 岳         烏 旅人:宇野結也         乙夜影汰:健人              雪宮剣優:遊馬晃祐
氷織 羊:三浦海里         七星虹郎:阿部快征                                                                 
蟻生十兵衛:磯野 大      時光青志:中林登生        國神錬介:織部典成        千切豹馬:佐伯 亮
我牙丸 吟:村松洸希      五十嵐栗夢:書川勇輝                                                   
ジュリアン・ロキ:上山航平  
レオナルド・ルナ 他:土居健蔵         アダム・ブレイク 他:牧野裕夢        
パブロ・カバソス 他:窪寺 直          ダダ・シウバ 他:秋山皓郎
絵心甚八:横井翔二郎

【日時】              2024年8月9日(金)~12日(祝月)〈大阪公演〉
               2024年8月17日(土)~25日(日)〈東京公演〉 
【会場】           〈大阪公演〉東大阪市文化創造館 Dream House 大ホール
               〒577-0034 大阪府東大阪市御厨南2丁目3‐4
                〈東京公演〉シアターH
                       〒140-0012 東京都品川区勝島1丁目-6-29
【チケット】         価格:11,500円(税込)※全席指定
               詳細は公式サイトをご確認ください。
https://officeendless.com/sp/bluelock_stage/schedule

◆チケットに関して:公演事務局 0570-200-114(11:00~18:00 日祝休業)

【制作】             Office ENDLESS
【主催】             舞台『ブルーロック』3rd STAGE製作委員会
【お問合せ】         Office ENDLESS
               公演事務局: info@officeendless.com(平日10:00~17:00)
※お問い合わせは24時間承っておりますがご対応は営業時間内とさせていただきます。
               ※お問い合わせの際は必ず公演名をお伝えください。

【公式HP】        https://officeendless.com/sp/bluelock_stage
【公式X】            @BLUELOCK_STAGE 
               ハッシュタグ「#ブルーロック」「#BlueLock」「#ブルステ」「#エゴい」

©金城宗幸・ノ村優介・講談社/舞台『ブルーロック』3rd STAGE製作委員会