『ワールドトリガー the Stage』B級ランク戦開始編 ゲネプロレポート

レポート

「トリガーオン!」

スリーマンセル(+オペレータ)で行われるランク戦

8月5日(土)から公演が始まった『ワールドトリガー the Stage』B級ランク戦開始編に先駆けて行われたゲネプロレポートをお届けします。

『ワールドトリガー the Stage』

原作は、近界民(ネイバー)と呼ばれる異世界からの侵略者と戦う組織を描いた大人気SFアクション漫画作品。2013年から「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)にて連載を開始し、2018年からは「ジャンプSQ.」(集英社刊)へと発表の場を移して大好評連載中。
2014年1stシーズン、2021年2ndシーズン、3rdシーズンがTVアニメ化された。
2021年11月に初演、2022年8月には第2弾となる『ワールドトリガー the Stage』大規模侵攻編を上演。
役者の身体能力を駆使したダンサブルなパフォーマンスと、リズミカルな音楽を取り入れた新たな表現方法フィジカライブ(physical×Live performance)を掲げ、『ワールドトリガー』の世界を舞台上に描き出す。
第3弾となる今作は、チームバトルの真骨頂であるB級ランク戦を舞台化。さらに躍進する『ワーステ』に期待が高まる。

●ゲネプロレポート:B級ランク戦

大規模侵攻で傷を負った三雲 修(演:溝口琢矢)抜きで、B級ランク戦初日を迎えた空閑遊真(演:植田圭輔)と雨取千佳(演:其原有沙)が戦うところから物語は始まります。初戦は圧倒的な戦闘力で、二人だけでも完全勝利を収めます。

ランクが上がり、強力なチームと戦闘が続々と始まっていきます。三人全員スナイパーの遠距離特化の荒船隊と、中距離火力特化の諏訪隊の三つ巴戦、アタッカーランク4位の村上鋼(演:元木聖也)を擁する鈴鳴第一と、女性のみながら地形を巧みに利用した戦略を用いる那須隊の三つ巴戦など、一筋縄ではいかない戦闘が続きます。その激戦に修も復帰参戦し、三人で挑むことに。

そして、Bランク上位の二宮隊、影浦隊、東隊との四つ巴戦が始まります。雨取麟児の詳細を追っていた千佳と修は、二宮匡貴(演:小野健斗)から手がかりを入手するため、そして、自分たちを認めてもらうために、戦いに身を投じます。

■ワールドトリガー世界を再現に挑戦したバトル演出

原作『ワールドトリガー』の世界観は独特です。“トリオン”という未知の生体エネルギーを利用して、様々な戦闘活動を可能にします。“トリガー”という武装に、自分の特性にあったチップを組み合わせることで戦術の幅を広げます。ポジションにより、さらに使用するトリガーを選択していきます。アタッカーであれば刀型の「弧月」や体のどこからでもブレードを出せる「スコーピオン」、ガンナーであれば集中砲火可能な「アステロイド」や爆発弾として機能する「メテオラ」など。

本作ではそういった細かい要素を理解していなくても、プロジェクションマッピングを多用し、キャストのアクションとダンスパフォーマンスを組み合わせることで、知識不要で感覚としてカッコ良いバトルが楽しめます。

■ランク戦ならではチームバトル

チームバトルでは3人一組(+オペレーター)で挑戦します。各チームのポジション、地形などによるバトルとなり、ビデオゲームでいうところのFPSシューティングゲームのようです。解説者席を設けることで丁寧に状況を解説してくれるため、状況の把握が難しくなく楽しめます。

また、チームごとのテーマ曲とそれにあったダンスが構成されていて、そのチーム自体の特色を理解できます。また、隊ごとのカラーにあわせて、ランク戦中にペンライトを振って応援することができます。好きなチームを応援して、より作品の世界観を体感しましょう。

 

前作『ワールドトリガー the Stage』大規模侵攻編では、ネイバーからアフトクラトルという軍事国家が攻めてくるというシリアスなエピソードでした。物語性とバトル性に富んだシナリオで連続する緊張感が魅力です。本作では、大規模侵攻を防いだ後、自分たちの目的のために多彩なライバルたちと鎬を削るエピソードです。仲間たちとの絆を信じ、成長過程が描かれる『ワールドトリガー the Stage』らしいバトルをお楽しみください。また、主人公である玉狛第2の成長以外に、他の部隊の絆や関係性を理解することで、より本作を楽しめることでしょう。

取材:ケイヒカル、文:木皿儀

■公演概要
『ワールドトリガー the Stage』B級ランク戦開始編

原作:『ワールドトリガー』葦原大介(集英社「ジャンプSQ.」連載/ジャンプ コミックス刊
脚本・演出:中屋敷法仁
音楽:GIRA MUNDO
振付:天野一輝(梅棒) 野田裕貴(梅棒)
   泰智(KoRock)

出演:
空閑遊真 役: 植田圭輔
三雲 修 役: 溝口琢矢
雨取千佳 役: 其原有沙
宇佐美 栞 役: 茜屋日海夏
木崎レイジ 役: 田鶴翔吾
出水公平 役: 飯山裕太
三上歌歩 役: 石川凜果
綾辻[※1] 遥 役: 齋藤明里
二宮匡貴 役: 小野健斗
影浦雅人 役: 川隅美慎
絵馬ユズル 役: 百瀬 朔
東 春秋 役: 寿里
諏訪洸太郎 役: 田内季宇
来馬辰也 役: 塩田康平
村上 鋼 役: 元木聖也
荒船哲次 役: 手島章斗
那須 玲 役: 田中梨瑚
熊谷友子 役: 美麗
日浦 茜 役: 髙橋果鈴
武富桜子 役: 伊波杏樹

※1:綾辻遥の「辻」は1点しんにょう

<映像出演>
迅 悠一 役: 高橋健介
太刀川 慶 役: 近藤頌利
風間蒼也 役: 廣野凌大
緑川 駿 役: 高橋陸人
佐鳥 賢 役: 山内涼平

日程:
◆東京公演◆2023年8月5日(土)~8月6日(日) シアター1010 ※終了しました
◆大阪公演◆2023年8月10日(木)~8月13日(日) サンケイホールブリーゼ
◆東京凱旋公演◆2023年8月18日(金)~8月27日(日) 天王洲 銀河劇場

◆チケット◆
チケット価格
S席 11,000円(税込/全席指定) 注釈付きS席 11,000円(税込/全席指定)
A席 8,000円(税込/全席指定) 注釈付きA席 8,,000円(税込/全席指定)
立見席 8,000円(税込/全席指定)※東京凱旋公演のみ

プレイガイド
ローソンチケット:https://l-tike.com/s-wt/
【東京凱旋公演のみ】銀河劇場チケットセンター https://www.gingeki.jp
TEL:03-5769-0011

■ライブ配信
※配信特典映像あり

配信特設ページ:https://www.dmm.com/digital/stage/-/theater/=/name=worldtrigger-3/

●配信実施公演
≪東京公演(初日)≫※見逃し配信実施中!2023年8月5日(土)13:00公演(全景映像)
2023年8月5日(土)18:00公演(スイッチング映像)

≪東京凱旋公演≫
2023年8月27日(日)12:00公演(全景映像)
2023年8月27日(日)17:00千秋楽公演(スイッチング映像)

販売価格
全景映像    :各2,500円(税込)
スイッチング映像:各3,700円(税込)
東京公演(8/5)2公演FULLセット・東京凱旋千秋楽公演(8/27)2公演FULLセット:各5,700円(税込)

販売期間
≪東京公演≫2023年7月29日(土)12:00~2023年8月11日(金・祝)23:59
≪東京凱旋公演≫2023年8月20日(日)12:00~2023年9月2日(土)23:59

配信期間
ライブ配信:各公演上演開始~公演終了まで

見逃し配信:
≪東京公演≫2023年8月6日(日)18:00~2023年8月12日(土)23:59
≪東京凱旋公演≫2023年8月28日(月)18:00~2023年9月3日(日)23:59

アーカイブ配信

販売価格
全景映像    :各2,500円(税込)
スイッチング映像:各3,700円(税込)
東京公演(8/5)2公演FULLセット・東京凱旋千秋楽公演(8/27)2公演FULLセット:各5,700円(税込)

販売期間
≪東京公演≫2023年8月19日(土)12:00~2023年9月1日(金)23:59
≪東京凱旋公演≫2023年9月9日(土)12:00~2023年9月22日(金)23:59
※販売開始と同時に配信を開始いたします。

視聴期間
ご購入から1週間

『ワールドトリガー the Stage』B級ランク戦開始編 ライブビューイング
※ライブビューイング限定映像特典付き

日時:2023年8月27日(土)12:00開演
※ライブビューイングはスイッチング映像となります。

会場:全国の映画館
映画館はこちら>>https://liveviewing.jp/worldtriggerthestage/
料金:4,000円(税込/全席指定)

チケット販売スケジュール
プレリクエスト(抽選)
2023年7月28日(金)12:00 ~ 8月13日(日)23:59

一般発売(先着)
2023年8月19日(土)16:00 ~ 8月25日(金)12:00

《プレイガイドチケットに関するお問い合わせ》 ◎ローソンチケットインフォメーション:https://l-tike.com/contact/

©葦原大介/集英社 ©『ワールドトリガー the Stage』製作委員会