【体験レポート】「イマーシブ・フォート東京」に新アトラクションが登場! ハリウッドばりの大事件が巻き起こる「フォルテヴィータ事件簿」で、“イマーシブシアター”を体感しよう!

レポート

株式会社刀(大阪府大阪市、代表取締役 CEO 森岡毅)が解放した世界初のイマーシブ・テーマパーク「イマーシブ・フォート東京」がゴールデンウィークに合わせて新アトラクションを追加しました。
2024年4月26日(金)に追加された新アトラクションの名前は「フォルテヴィータ事件簿」。

画像提供:イマーシブ・フォート東京

イマーシブ・フォート東京の館内全体を活用して繰り広げられる、エリア面積最大スケールのイマーシブシアター体験です。個性が豊かな15名の登場人物たちが、同時多発で起きるイベントは、刺激あふれる町「フォルテヴィータ」を再現。映画のような物語の世界に飛び込める、まさに没入体験を味合うことができます。

<新アトラクション「フォルテヴィータ事件簿」 概要>
● アトラクション名称:「フォルテヴィータ事件簿」
● 新登場の体験数:10以上の完全没入(イマーシブ)体験が新登場
● 登場キャラクター数:15 キャラクター(うち11キャラクターが新登場)
● 開催場所:イマーシブ・フォート東京 全域
● 料金:1day パスに含まれる。事前予約などは不要
● 開催時間:パークオープン~クローズまで断続的に7~8時間程度開催。
●ショースケジュール:HPで確認
https://immersivefort.com/schedule/

<新アトラクション 「フォルテヴィータ事件簿」 体験ストーリー>
ヨーロッパのとある地方にある、刺激あふれる町「フォルテヴィータ」に住む、個性にあふれすぎる町の人々が朝から晩まで巻き起こす大騒動。それぞれのストーリーが絡み合い、キャラクターたちの言葉の端々から、不意にこの町に隠された重大な秘密を知ってしまうことも…。

今回、メディアクトではそんな最新アトラクション「フォルテヴィータ事件簿」を先行体験してきたので、その模様をレポートさせて頂きます。体験用にいくつか同時多発するイベントをピックアップして実施させて頂きました。

私たちが出会った人々

宿屋のフォンタナ夫妻
酔っ払いの夫を探す妻。偶然出会った私たちは、彼女に協力します。
そして、夫を見つけてからは、酒を飲まないと約束したのにも関わらず酔っぱらっているのでそれを問い詰めます。探すのを手伝ったり、問い詰める場合のどちらにつくかということで物語に入り込む楽しみをシームレスで味合うことができるのが面白い部分。
その後、和解はするのですが、白い飼い猫を探してほしい……と言われました(見つけられませんでした)。


船乗りヴァレンティーノ&歌手フィオーネ
次に出会ったのは、女の子に声をかけまくるナンパな船乗りヴァレンティーノ。
彼は、キャバレーの歌手であるフィオーネに恋をしているようで、見つけると甘い声をかけて口説きます(それ以外の女性にも声をかけるので、女性のお客様はご注意ください!)。フィオーネはキャバレー用のオレンジジュースを作るためのオレンジの袋を両手に抱えています。歩くたび、おじぎするたびにオレンジが落ちてしまい、それを拾ったりして助け上げることができます。
女性に絡むヴァレンティーノと仕事に向かうフィオーネ。町の登場人物のやり取りを垣間見え、楽しい交流をすることができます。

軍人ヘルメスとその部下
さらに出会ったのは、軍人の二人。町の平和を守る軍人ヘルメス様たちに訓練の指示を受けることができます。
号令に合わせたメインストリートのランニング、サーキットトレーニングなど本当に体を動かします(動きやすい服装で挑むことを切にお勧めします)。無事に訓練を終えたころには、町を守る軍隊に入隊できた気分をもらえ、階級を表す階級章も受け取ることができました。
こちらの階級章を身に付けていると、町の住人にリアクションをもらえるので、ぜひ皆さんもゲットしましょう!(ただし、訓練は結構疲れます)

バーテンダー・フェルッチョ&踊り子 ビアンカ
路地裏に設置されたバー「クイーン・オブ・ザ・ナイト」。
座席に座ることでお客としてバーテンダー・フェルッチョにもてなしてくれます。かなり積極的に絡んでくれるので、本当にバーに客として来たように感じることができるでしょう。また、他に客としてあらわれるビアンカも同席し、やりとりを楽しめ、踊り子である彼女のダンスを目の前で披露して頂くことも。さらに、一緒に踊ることができるため、バーはさながらディスコのような雰囲気に。
もちろん楽しいのですが、軍隊トレーニング後のダンスということで、運動不足の筆者としてはかなりハードなイベントでした(笑)。

マフィアのサロモーネ兄弟
裏で町を収めているサロモーネ兄弟とも出会うことができます。彼らは町を蝕もうとしている新興勢力・ガルシア一派から町を守るために行動しています。一緒に行動することで、ガルシア一派との抗争に巻き込まれ、秘密のアジトに囚われてしまうことも……こんなところに部屋があるなんて! というサプライズも含め、窮地を体験でき、自分たちが物語に入り込んだことを実感できることでしょう。傍観者ではない、登場人物になることができます。
ぜひ、彼らに協力しましょう。

このように「フォルテヴィータ」の町に住んでいる住人たちに出会うことで、色々な事件や出来事に直面することができます。物語があり、彼らの生活に介入するということで、実際の映画の世界に入り込むこと体験はばっちしです。それはリアルに自分たちが「フォルテヴィータ」に訪れた人間として、町への思い入れが生まれてきます。
そして、そんな町の物語は、終盤のフィナーレシーンへと繋がっていくことになります。
それぞれが出会ってきた町の人物たちが一堂に会するフィナーレは圧巻であり、大掛かりな演出を目の当たりにできます。さらに、自分たちもその世界に入り込めるような“振り”が与えられているため、まさに“没入”を体験できることでしょう。それはそのワンシーンだけに入り込むというわけではなく、それまでの過程があるからこそ心情を持っていかれるわけです。
もちろん自分たちは町の人々の全てを見えているわけではありません。実は出会っていない登場人物も何人かいるので、自分たちが見えた世界においての「フォルテヴィータ」への感情が生まれています。だからこそ「自分たちだけの物語」ということが実感できます。ある意味での「イマーシブシアター」の醍醐味を満喫できる素晴らしいアトラクションだと感じました。

「イマーシブ・フォート東京」で人気のコンテンツは「ザ・シャーロック」「江戸花魁奇譚」「東京リベンジャーズ イマーシブ・エスケープ」などの追加購入が必要なイマーシブシアターです。開業後、それ以外のコンテンツだけで楽しむにはややボリューム不足という声が上がっていた印象もありました。
そんな需要に対して打ち出されたのが、この「フォルテヴィータ事件簿」です。会場内の様々な場所で出来事が起き、それらがどこかで繋がっている(かもしれない)。自分の目にした物語が色々なところで関係しているかもしれない、自分たちが町の人物たちに介入できる、フィナーレにおいて物語が結実する。まさに「イマーシブシアター」。まずはこちらから、という名刺代わりの作品とも言えます。これが追加購入の不要な1dayパス(入場料)だけで体験できるというのはとても素晴らしいことだと思います。
たとえば、有料課金のアトラクションをメインで遊びつつ、空いた時間で町の人々と交流し、フィナーレを体験する(フィナーレの時間は日によって変動)というような楽しみ方ができるでしょう。今後の「イマーシブ・フォート東京」の遊び方が変わってくる新アトラクションです。まだ一度も遊びに来ていない人、一度でも来た人でも、新アトラクションが追加された「イマーシブ・フォート東京」に足を運んでみてはいかがでしょうか。

取材:木皿儀

イマーシブ・フォート東京について
「イマーシブ・フォート東京」は、全天候型の完全屋内型テーマパークとしても国内屈指の⾯積(約3万平⽶)を誇り、パーク内には⼀⽇じゅう完全没⼊できる12種類のアトラクション、および6つの物販・飲⾷店舗を備えています。
⾜を踏み⼊れたその瞬間から、思わず⽬を⾒張る華やかで賑やかなヨーロッパの世界観に包まれる⼀⽅、アトラクションのテーマに合わせたダークでミステリアスなエリアも演出し、来場された⽅がまさにその物語の登場⼈物の⼀員、当事者になってのめり込む没⼊感をお届けします。チケットの購⼊⽅法やコンテンツの詳細については、公式Webサイトをご確認ください。
https://immersivefort.com/

<イマーシブ・フォート東京 施設概要>
● 施設名称 : イマーシブ・フォート東京 (英語表記: IMMERSIVE FORT TOKYO)
● 場所 : 東京都江東区⻘海(りんかい線:東京テレポート駅 徒歩3分、ゆりかもめ:⻘海駅直結)
● 開業時期 : 2024年3⽉1⽇ (予定)
● 総⾯積 : 約3万平⽶ (旧 ヴィーナスフォート 2F/3F部分に相当)
● アトラクション数 : 12
● 店舗数 : 6 (飲⾷4店舗、物販2店舗。1店舗はレストランとアトラクションを
兼ねる)
● Webサイト : https://immersivefort.com/