【イベントレポート】MAMA’S NIGHT 〜 とりま、時代になるのがゥチらっしょ⤴︎⤴︎ 〜(出演:雷太ママ/ゲスト:立花裕大・福井巴也/????:川﨑優作)

レポート

2023年10 ⽉8 ⽇(日)にTIAT SKY HALLで開催された「MAMA’S NIGHT 〜 とりま、時代になるのがゥチらっしょ⤴︎⤴︎ 〜」というイベント。今回はそちらのレポートをお届けいたします。イベントはDAYとNIGHTの2回公演で、レポートはDAYのご紹介です。


オープニングは1996年のヒットナンバーで「TORA TORA TORA」。シンセサイザーが印象的なこの曲に合わせ、ミニスカ、制服風の衣裳に身を包んだ雷太ママが登壇。パラパラを披露し、満杯の客席を盛りあげます。
テンションマックスの雷太ママは「MAMA’S NIGHT 〜 とりま、時代になるのがゥチらっしょ⤴︎⤴︎ 〜」というタイトルコールで幕を上げる。マスクをしながらの歓声が許可されていた本イベント。「かわいー」という客席の声に「知ってる。みんなもかわいいわヨ❤」とレスを返し、「もー、お互いが褒め合っちゃって大変❣ みんなで富士山よりも高いマウンテンを作っちゃいましょ❤」とさらにテンションがあがっていきます。


その後、雷太ママの呼びかけで、ゲストの立花裕大さんと福井巴也さんが招き入れられます。
どちらも「思っていたより(身長が)高い」「ここまで大きいとは……」というリアクション。ママは自身の靴を指し「スーパーヒールがネ、これスーパーヒールって言うの」などとやりとり。さらに追加の出演者として、ママが困った時に駆けつけてくれる枠の川﨑優作さんが登壇。羽田空港内という会場の立地にちなんで、飛行機を操縦している機長の真似をしながらママの元に。阿吽の呼吸で軽快にオープニングトークが繰り広げられていました。

●イベントコーナー


・ヤバくね!?雷太ママ
ガラケーを構え、事前にお客様から頂いたトークテーマをメールとして受信。それに対してみんなでフリートークをしていくというコーナー。
テーマは、毎日のファッションの決め方、野生のライタLv.70が飛び出してきたらどうするか、地球滅亡までの24時間以内にしたい3つのこと。メール紹介の川﨑さんの小芝居から回答まで、アニメやゲームネタを交えるなど、終始笑いの絶えないやりとりが繰り広げられていました。
ちなみに雷太ママも「ミュージカル『刀剣乱舞』 ㊇ 乱舞野外祭」を客席後方で観に行っていたそうです(笑)


・少女漫画が転んだ
だるまさんが転んだのアレンジゲーム。親が後ろを向き「少女漫画がこーろんだ」のコールの間にチャレンジャーが近づき、振り向いた時に、少女漫画に出てきそうなシチュエーションや決め台詞を言うコーナーです。
スターティンの合図でスタート。立花裕大さんが「レシートの裏にLINEのQRコードを書く」などの名プレーを繰り出すも、結果として勝利したのは福井巴也さん。少女漫画の定番の決め台詞を連発し、会場を沸かせていました。


・誰からはじまる?リズム4(フォー)
リズムに合わせて、最初の親が名前と回数を宣言、呼ばれた人は自身の名前を回数だけ宣言し、次の宣言をします。それらを繰り返して失敗をするまで行いますが、特別ルールがあったりで一本調子には終わらないというものになっています。昔、テレビ番組の1コーナーで行われていたリズムゲームです。
ここでは川﨑優作さんも加わり、4人で遊ぶことになります。手拍子や掛け声でお客様も参加でき、さながら一緒に遊んでいる雰囲気で楽しむことができました。勝ち負けなどなく全員が続けることを目指し、かなり続いた時の達成感が会場を一体としました。


・演じて☆決めて☆プリっちゃお⤴⤴
会場全体がプリ機というていにして、プリ機の声が指定してくるポーズに合わせて決めポーズをしていくというもの。一般的な指定ではなく、設定が凝った形になっています(雷太ママと福井さんが高校生の同級生として放課後の学校帰りにフードコートに行き、店員の立花さんが注文を提供したり、みんなでまかないを食べたり、担任の川﨑先生が注意したり……)。指示に対してエチュード的にアドリブでセリフを挟んだり、ポーズを考えたりと、オリジナルの舞台のような形になっていました。全員がしっかりとその無茶ぶりをこなしているあたり、お見事でした!


・QUIZ💋RAIMONAIRE
往年のクイズ番組風の、雷太さんや雷太ママのイベントではおなじみのコーナー。雷太ママやプロデューサーの雷太さんに関する問題が出題されます(答えは最後に書くので、皆さんも挑戦してみましょう)。

第1問
雷太ママの謳い文句「パンクでファビュラス、○○おちゃめな名物ママ」この○○に入る言葉は、次のうちどれ?
A:とっても
B:ちょっぴり
C:すっかり
D:すっごく

第2問
次のうち、雷太ママが最近気になっていることはどれ?
A:あ~ 次のネイルの色どうしよっかなァん❣
B:あ~ いとしいあの人 お昼ごはん なに食べたんだろう?
C:あ~ つみたてNISAってどうやるんだろう?
D:あ~ 今年のふるさと納税どこにしようかなァん❣

第3問
プロデューサーの雷太さんと夜におこなった「ママナイ」打ち合わせの際に、雷太さんが1杯目に飲んでいた飲み物は、次のうちどれ?
A:コーラ
B:カルピスソーダ グレープ味
C:いちごミルク
D:アイスココア

回答者の二人は相談しながら一つずつ回答していきます。
回答する前の合言葉は、雷太ママ「ファイナルキッス?」立花・福井「ファイナルキッス」という決意表明から、雷太ママがじっくりとタメにタメ……結果を伝えてくれます。
また、このクイズでは、ヒントとしてのライフラインが使えます。第1問ではオーディエンスを使い、会場の客席から拍手でヒントをもらいました。第2問ではテレフォンで、ラーメン屋のバイト店員になりきった川﨑さんと通話。第3問では50:50を使用し、選択肢がBとDの二択に絞られました。こういったヒントとそれぞれの記憶を駆使し……見事全問正解。二人は、雷太さんのことも雷太ママのこともしっかり知っている称号「RAIMONAIRE」を獲得しました!!(正解:第1問・B、第2問・B、第3問・D)

以上でゲームコーナーは終了となり、ゲストの2名は一旦捌けることになります。

雷太ママと川﨑さん扮する鳥飼作次郎先生のラップコーナー。「DA.YO.NE」EAST ENDパートを川﨑さん、YURIパートを雷太ママ。オリジナルのやりとりを交え、お色直しに。間は、鳥飼作次郎先生が繋いでくれます。授業ということで、アオアシカツオドリについての雑学や問題を、飽きることない楽しい話術で展開してくれます。盛り上がりの熱が下がることなく、ライブコーナーへ。

●ライブコーナー

セットリスト
M1「おジャ魔女カーニバル!!」
M2「ザ☆ピ〜ス!」
M3「Timing~タイミング~」
M4「黒毛和牛上塩タン焼680円」
M5「気分上々↑↑」
アンコール「ね~え?」
主に1990~2000年代、盛り上がる楽曲で構成されたライブでした。「MAMA BAND」の生演奏は迫力があり、大いにはしゃぐ雷太ママをしっかりと支え、盛り上がりに華を添えます。
主役の雷太ママは、両肩にエコファーベストの羽を携え、ふともものホールが目を引くパンツを履いたファビュラスなスタイル。イベントコーナーで盛り上がっていたテンションをそのままに平成の時代を彩ったナンバーを明るく披露します。


ゲストの3名も要所要所で登場し、ライブを盛り上げてくれます。「Timing~タイミング~」では、立花裕大さんと福井巴也さんとトリオで歌います。終了後、立花さんは「歌いたかったんで嬉しかったです、最高です」とコメント。

トークコーナーからゲームコーナーに加えてライブ。雷太ママのご機嫌なキャラクターに楽しく絡むゲスト3名。プロデューサーの雷太さんが舞台上で演じるキャラクターなどからは想像もつかないまさにジェットコースターの様なイベントでした。


琴線に触れる心理描写、考察が深くできるシナリオ、熱い人間模様など、舞台やその他のメディアに楽しいエンタメは溢れています。
本イベントは、出演者が観客のためにただただ「楽しくしたい」という気持ちがギュっと詰まっていました。想いを提供する側、享受する側の気持ちが一致した時、とても幸せな空間が生まれるのだということを再認識させられました。そんな素晴らしいエンタメを提供できるプロデューサーの雷太さん、そしてそれを体現した雷太ママにただただ感服の至りです。

●インタビュー

DAYのイベント終了後、雷太ママにインタビューをさせて頂きました。その模様をご覧ください。

――はじめに、DAYの部を終えての率直な感想を教えてください。

アタシ自身も、超ド級のジェットコースターみたいな感覚で終わっちゃいました❣世の中が元気になりつつある中で、MAMA’S NIGHTができて心から嬉しかったし……皆様の声援を聞いて、ちょっぴり泣きそうになりました(内緒)。

――衣裳のこだわりなどはありますか?

全編を通して「平成」というのがひとつのテーマでございまして、前半はスクールガールのテイストで、ルーズソックスとかY2Kな感じを懐かしんでもらいつつ、お衣裳っぽく仕上げました。
後半は……羽を背負いたかった! 今にもサンバ踊り出しそうな、ネ❤ちょっとギャンギャンな色合いとか試行錯誤しました。ご来場の皆様にお配りしたタトゥーシールとかも付けたりしてたんですヨ❣

――イベントのコーナーなどはどう決めたりしたんですか?

アタシは「ママナイやりたい~❣」っておねだりするだけで、あとはいつも本番に来て出るだけなんですケド❣プロデューサーの雷太が面白いことをしたいといつも考えてくれてて。雷太自身が、ゲストさまやMAMA BANDの皆さまは勿論、照明さん、音響さん、配信さん、カメラさん、デザイナーさん、制作さん、すべてのセクションの方々を自分で呼んで作っているイベントなんです。照明を面白く使ったり、音響さんの効果を楽しく入れてもらったりと、ただイベントに来ただけではなく、エンターテイメントとして楽しんでもらいたい、と思ってプロデュースしてくれてます❤

――何が起きるか分からない感じがとても面白かったです!

常に予想外のことをやろうと思って、「えー!」と思ってほしいなってネ。ひとつのトークでも演出が加わるだけで面白味が増すかな、って雷太がこだわっていたみたい❣

――ライブの選曲ってどうやって決めたんですか?

ベイビーちゃんたちからのリクエストなどももらっていました。
普段、アタシ(雷太ママ)は昭和歌謡を中心に歌うんですケド、今回は1990~2000年代のポップスを中心に構成しました。平成ってすごく元気がもらえるよねって、歌詞とかを含めて選曲しました。あの頃のアイドルとかパワーがあったと思うので、雷太ママのフィルターを通して楽しんでもらえたらな、って。

――ゲストとのイベントかけあいとかどうでした?

普段、雷太とは話していると思うんですケド、アタシとは初めましてだったりするので、そんなたじたじ感とか、予想外のやりとりができるというのがゲストさんとのおしゃべりの醍醐味だと思っています。
(川﨑さんとはどうですか?)もう、彼はいないとダメよね、常連さんなので❤(笑)

――最後にファンの皆様にひとことをもらえますか?

MAMA’S NIGHT、約2年ぶり3回目として開催できたこと、本当に嬉しく思っています。会場でベイビーちゃんから笑顔をいただいて、配信のベイビーちゃんからもたっぷりパワーを送っていただいて……。毎日の生活の中で大変なこともあると思うんですケド、そこに寄り添える存在になりたいなって思っていますので、今日一日が明日を生きる糧になれていたら、ベイビーちゃんたちひとりひとりの元気のカケラになれていたら嬉しいなって思います。アタシはいつでもスナックサンダーで待っているので、ぜひぜひ遊びに来てちょうだいネ❣

――お忙しいところ、ありがとうございました。

文:木皿儀/撮影:ケイヒカル

■ イベント日時
2023 / 10 / 08 ( sun )
- DAY - 14:00 ~ < 開場 13:00 ~ >
- NIGHT - 18:00 ~ < 開場 17:00 ~ >

■ イベント会場
TIAT SKY HALL < 最寄:羽田空港第3ターミナル 駅 >
( https://www.tiatskyhall.jp/access/ / https://www.tiatskyhall.jp/ )
 〒144-0041
 東京都大田区羽田空港2-6-5 羽田空港第3旅客ターミナル 4F

■ 配信
各回をリアルタイム配信(+お求めの内容によりアーカイブ配信もご視聴いただけます。)

■ 出演者
・雷太ママ

■ゲスト(五十音順)
- DAY - 立花裕大 様|福井巴也 様
- NIGHT - 加藤大悟 様|松島勇之介 様

■????
- DAY - 川﨑優作 様
- NIGHT - 川﨑優作 様

■ MAMA BAND の皆様
・Vn:向江陽子 様
・Key:村原康介 様
・Gt:松本コーキ 様
・Ba:古屋ケント 様
・Dr:守真人 様

■ 協力
舞台監督:(株)FAKERS
照明:(株)HAK
音響:(株)K.M.D Sound Design.
配信:(株)ATSURAELU/(株)GIFTVOX
デザイン・ムービー:RIKKY
スチール・ムービー:Suho Kim
後援:スナックサンダー