【イベントレポート】『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -Battle of Pride 2023- 【Cinema Edit】先行上映会に６ディビジョンのリーダーを演じたキャストが集結！

2023年9月3日から開催された、全ディビジョン集合の大型ライブ公演「-Battle of Pride 2023-」を、「-Cinema Edit-」シリーズ四作目、『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -Battle of Pride 2023- 【Cinema Edit】として、2024年2月16日（金）から【Dual 3D版】と【3面ライブスクリーン版】で2週間限定上映いたします。

映画の公開に先立って、特別先行上映会が実施されました。舞台挨拶には、山田一郎役・高野洸さん、碧棺左馬刻役・阿部顕嵐さん、飴村乱数役・安井謙太郎さん、神宮寺寂雷役・鮎川太陽さん、白膠木簓役・荒牧慶彦さん、波羅夷空却役・廣野凌大さんの６ディビジョンのリーダーを演じたキャスト、計6名が登壇し、印象に残っているシーンや舞台での思い出など、映画公開の感想と合わせてクロストークを展開されました。その模様を写真を中心にお届けいたします。

■クロストーク

昨年9月3日皮切りに、全9公演ありましたが、思い入れのあるエピソードを伺っていきます。

高野さんは、最終公演にアドリプでのラップセッションを挙げ、「最後の日にリーダーズで話し合って、やったセッション」が印象深かった、と。一人2小節考えることになり、廣野さんを中心に決まっていったそうです。それを受け、安井さんと鮎川さんはホテルの部屋で2～3時間考えて作ったそうですが、廣野さんが考えたものを見た時に、自分たちの案を没にするほど良かったというエピソードを披露されていました。

阿部さんは「（演出の）豪君がステージに上がったこと。約4年間一緒に作品を作ってきたからこそ、ずっと出たいと言っていたから。念願叶ったから送り出しました」と。出演に関しては、俳優へのサプライズだったということで、全員が驚いたと口々に言葉にしていました。

安井さんは、「挨拶がひとりずつ最後にするんですけど、公演を重ねるごとに長くなっていくんですよねぇ」というエピソード。狐久里梁山役・南部海人さんの挨拶がどんどん面白くなっていくという部分が楽しみになっていたそうで、それに関しては、他のキャストも大盛り上がりでした。

鮎川さんは「千秋楽の、一郎が掃けて行く時にアニメで終わったシーン」を挙げます。自分たちが絵の中から出てきたことを思い出し、ひとつの区切りとして終わったというのは素敵な締めくくりだったと。阿部さんが「転んだらどうしようと思わない？」と振ると「転ぶかよ！」と高野さんが突っ込むなど和やかに返します。

荒巻さんはどの公演も面白かったと前振りをして「MCで、我々はコントじみたことをしていたんですよ。（左馬刻のまねをする）『危険な弾薬庫』というネタを出る間際にやったんだけど、本当に出る間際だったから顕嵐君にやって良いか許可取るのを忘れていたんですよ。気にされていたらどうしようと思っていたけど、カーテンコールでやってくれたんですよ、左馬刻が。個人的にはそれが嬉しかったです」と。

廣野さんは、みんなの本気度に触れ「ラストの稽古あたりでノーミスで終わったんですよ。普段は座組でちょけたりしているけど、本気度として最後の公演だからという心構えが現れたりする稽古だったんで。それが良かったですね」と締めます。真面目にまとめたことについて、みんなが突っ込みますが、そこで荒巻さんが「ふざけたり悪ぶったりするけど、ライブで掃けた瞬間に貧血で倒れて。こいつかっこいいな」と、魂を燃やして本気でやっているエピソードを披露してくれました。

それ以降も、今だから話せるエピソードなどで盛り上がります。進行を勘違いした話、お気に入りの演出（ポップアップや曲についている映像、ドローンでの撮影など）、エピソードは枚挙に暇がありませんが、時間には限りがあります。
最後に高野さん「B.O.P.を沢山公演して、映画化されるというのも光栄ですし、これから楽しんでくれる方がいると嬉しいです。今日もお話しできてうれしかったですし、ヒプステは続ていくので今後もヒプステを愛してくれると嬉しいです。と、これまでやらせて頂いた身としては思います」と締めくくられました。

その後はフォトセッション。様々なポーズを取り、カメラマンに話しかけるなど、自由な雰囲気で賑やかにイベントは終了となりました。

文：木皿儀／撮影：ケイヒカル