第４回「新宿ことりまつり」俳優・雷太 ボイスメッセージ会イベントレポート＆インタビュー

―今回のイベントの感想を教えてください。
元々、「新宿ことりまつり」さんには足を運んでいて、今までも遊びに来て色々買い物などしていましたが、まさかこんな形で携わらせていただけるとは思っていませんでした。 鳥さんが好きでいらっしゃる皆様と、僕のこと応援してくださっている皆様が共存している環境が、すごく嬉しかったです。 日頃から応援して下さっている方々はもちろん、鳥さんが好きな方々もふらっと覗いて、面白そうだからと参加してくださったお客様もいました。 僕がきっかけで鳥さんを好きになりました、とおっしゃっていただけたり、すごく僕が望んでいたような形というか……少しでも、鳥さんの世界に貢献できたらいいなと思っていて、そんな形で実施できたこと、そして来てくださった皆様も楽しそうで、とにかく嬉しかったですね。

―鳥さんを好きになったきっかけを教えてください。
小学生の時に、児童館っていう子供たちが集まる場所があって。そこにツバメが巣を作ったんですよ。 ただ、巣が壊れて、そこからツバメの雛が落ちてしまって、どうしたら助けてあげられるだろう……ってなって。当時の僕がわかる範囲で、保護団体など各所に電話しましたがそのときはご対応いただくことが難しくて。手筈に則ってお世話した後、自然に返すことができると知って、保護してお世話することに決めました。自然に戻れるようにミルワームとかでお世話したりしていたんですが、結果的に自然に返すことは叶いませんでした。
その後、偶然にも次の年くらいに、自宅マンションの玄関にツバメが巣を作ったんです。なんだか違う形で帰って来てくれたように感じました。そこからそのツバメを観察するようになったんです。図鑑もって。撮影したりして。
ツバメは毎年帰ってくるんですよね。毎年ずっと観察とかしていたから、もうさえずりで色々と分かるようになっていきました。それがきっかけで鳥さんが好きになったんです。その後は、自分でセキセイインコをお迎えし鳥さんとの生活がはじまりました。

そういうきっかけだったんですけど、今こうやって仕事をしている中で、鳥さんの魅力を少しでも広められたらうれしいなと思っています。

―次にこういった鳥関係のイベントとかやるなら、何をやりたいとか、どんなグッズ出してみたいとか、ありますか？
はい。もう正直、いっぱいあるんですけど、例えば花鳥園とかに行って、鳥さんとの時間をみんなと一緒に楽しめるみたいな。鳥さんを好きな方々と一緒に何かできたらいいなと思っています。
あとは、個人的に保護団体とかに寄付とかもさせていただいているんですけど……そういう意味では、鳥さんの魅力を伝えるのもそうですし、鳥さんを守るような部分を考えてもらうきっかけになれればと思いますね。難しい問題ですけど。僕自身、ただ可愛がるだけではなくて今ある問題にも向き合っていきたいな、と。

グッズは今回も作らせて頂いたんですけど、アクリルスタンドは出したかったんですよ。うちのおくにとアマテラスで作りたいなと。やっぱりうちの鳥さんがちょっとニッチと言いますか、珍しい鳥さんなんですけど、好きな方もたくさんいらっしゃるからからいいんじゃないかなということで。今後もそういうものを作ってみたいですね。

―今、おくにさんとアマちゃんを飼われているのですが、そのきっかけはなんですか？
元々、実家でセキセイインコと暮らしていて。一人暮らしをはじめてしばらくは難しかったですが、環境も整えられたので、鳥さんと過ごしたいなって思ったんです。どの鳥さんと暮らそうかすごく悩んでいたんですけど、僕の性格とか考えて……オトメズグロインコが良いなって思って。ローリーが良いなって、この子と暮らすべきだなって出会いでした。いや、すごく僕とぴったりで。
……だったんですけど……実は、早く迎えたのは、アマテラスだったんです。その頃は、まだチュウハシという種類にはそんなに詳しくはなかったんですけどたまたまお店で出会って、可愛いなぁ……と思って。珍しさとかは全く関係なく、ただただとっても可愛くて！　好奇心も旺盛だし、「好き！」ってなっちゃって、フィーリングが合いました。

―もし次にお迎えする子を考えるとしたら、どんな子が良いとかありますか？
色々考えますね…… スミレコンゴウインコとか、サイチョウもいいですね。テリムクも……お世話に虫が必要だけど……。
コキンチョウとかキンカチョウとか小さい子もかわいいし……。選びきれないですね。 あ、キュウカンチョウも………
（※この後、色々と悩んで様々な鳥さんを考えておられました。）

―最後に。今、日本で鳥さんと生活している方へのメッセージを。
みんなワンちゃんとか猫ちゃんとか、お好きですよね。僕も好きです。でも、いろんなきっかけから鳥さんが大好きで。
そんな鳥さんにある独特な魅力を共感できる方々がいてとても嬉しいし、僕も鳥さんの魅力を世の中に少しでも発信出来たら良いなと思っています。 僕もまだまだ学ぶことが多いですが、鳥さん仲間の皆さん、今後ともよろしくお願いします！