【イベントレポート】劇場版!たぐコミュ人狼vol.11 夜の部イベントレポート

レポート

2024年3月23日 (土)に俳優・田口涼さん主宰の人狼イベント「劇場版!たぐコミュ人狼vol.11」が実施されました。当日は、昼の第一部、夜の第二部が実施されましたが、今回、メディアクトでは夜の部の模様をお届けします。

夜の部の出演者は、田口涼さん、阿瀬川健太さん、船木政秀さん、遠藤拓海さん、赤澤燈さん、赤澤遼太郎さん、三好大貴さん、新正俊さん、鯨井康介さん、伊崎龍次郎さん、宮崎湧さん。主に田口さんが出演した舞台での共演者で構成されています。

本イベントは俳優同士で「人狼ゲーム」で遊ぶというものです。軽く今回のルールを確認します。

人狼ゲームとは

人狼ゲームは、プレイヤーが村人と人狼に分かれてプレイする心理戦ゲームです。昼には全員で議論し、人狼だと思う人を投票で選び処刑します。夜には人狼が村人を一人襲撃します。このサイクルを繰り返し、村人チームまたは人狼チームの勝利を目指します。


またキャラクターには役職というものが存在します。役職によっては能力があり、そのバランスは自由にカスタマイズできるのが特徴です。
今回は下記のような調整された内容になっています。

・村人(村人チーム):特に何も能力はありません。
・預言者(村人チーム):夜のたびに1名を指名し、人狼かそうでないかを知ることができます。またゲーム開始時に人狼で無い1名が誰かを知っています。
・霊媒師(村人チーム):夜のたびに処刑された人が、人狼かそうでないかを知ることができます。
・狩人(村人チーム):夜のたびに人狼から自分以外の1名を守ります。連続して同じ人を守れません。
・人狼(人狼チーム):夜のたびに1名を指名し、襲撃して殺害できます。
・狂人(人狼チーム):人狼ではありませんが、人狼チームの勝利を目指します。


上記のルールを元に、誰がどの役職かわからない状態でゲームは開始します。

MCとして最初に登壇したのは、田口さんと阿瀬川さん。昼の部の振り返りをしますが、初参戦だった赤澤遼太郎さんの推理が大活躍だったそうで盛り上がったそうです。また、鯨井さんの成長ぶりも目を見張るものだったという感想もあり、夜の部にも期待を寄せます。
その後、全員が登壇。すでに裏の段階で誰がどの役職なのかは決定されています。
挨拶コメントや意気込みなどを告げ、そして、座席も自由に決定することができます。大きく印象を残していたのは遠藤拓海さん。全身青いタイツのような格好とパーマのカツラ、ツノに取ら柄のパンツという青鬼ルックで両手には小太鼓を持ち参戦。会場の5656会館に合わせたいで立ちでインパクトを残していました。
また昼の部で活躍した遼太郎さんは、ポケットからおもむろにメロンパンを取り出して食べ「浅草満喫してます」と余裕のコメント。

1日目昼

最初の議論は手がかりの無い中、それぞれの挙動や印象で議論は進んできます。

話題の中心として動いていたのが夜公演から参加の宮崎さん。まずは赤澤燈さんを怪しいと推理。燈さんは頭から下まで白で統一したコーディネーションということで、あえて白い服装で惑わそうとしていると疑いの目を向けます(人狼用語で、人狼はクロ、村人はシロと呼びます)。さらに仲の良い人は目を見ればわかる、と豪語する宮崎さんの言葉を受け、二人は目を見つめ合います……「燈くんは村人っすか?」「村人」「あれれ……あ、村人っす」と発言。仲が良いからウソかどうかを見破れる模様。


その後、なんとなくシロっぽい宮崎さんと燈さんの二人の意見を聞くことに。宮崎さんは、今は誰が怪しいということ聞かれ、直感で三好さんを指摘。「何かアリバイあるっすか?」と、問い詰めるシーンも。燈さんは、なんとなく雰囲気で田口さん、阿瀬川を指摘。すると即座に田口さんが「じゃあ阿瀬川に入れる」と告げ、即座に鯨井さんも「じゃあ俺も!」と、かなり反射神経を伴うスピーディーなやりとりが展開します。

それぞれが雰囲気や印象で議論していく中、預言者カミングアウト(CO)が行われます。阿瀬川さんが預言者と自ら名乗り、伊崎さんがシロであることを宣言。この情報が正しいとすれば、阿瀬川さんと伊崎さんがシロということになり、人狼を絞り込む重要な情報となります。しかし、ここでもう一人が預言者COが行われます。三好さんが預言者COを行い、鯨井さんをシロ宣言。
※ここで「人狼ゲーム」がわからない人に少しだけ説明すると、預言者COが行われ、それがそのまま進行すると圧倒的に人狼チームが不利になります。したがって、人狼チームとしてはその預言者真偽を確定的ではないものにするため、嘘をついて預言者COするのがセオリーです。
今回の場合は人狼2名、狂信者1名なのでどちらが宣言したかわかりませんが、少なくともどちらかは本物でどちらかは偽物ということになります。村人チームとしては預言者は重要な役職のため殺したくはない、しかし、もう一方は確実に人狼チームなので殺したい、そんなせめぎあいが生まれます。

最初の昼、残り2分程度。ここからは密度の濃い議論が展開されます。やはり真偽を問うことになりますが、序盤の段階で伊崎さんをシロだと睨んでいた燈さんは、伊崎さんをシロといった阿瀬川さんを信頼すると、対抗である三好さんを疑う形に。便乗して宮崎さんも「大親友で、よくして下さっている大貴さんで……」と外野から「私情をはさむな」とツッコミをされていますが「でも、視線が泳いでいたんですよね」としっかりとした論拠の提示します。

冷静に状況を整理する田口さん。紛糾する議論。それらを受け、各々が自身の考えをまとめていきます。

1日目投票(敬称略)

・燈→田口
・田口→船木
・伊崎→遠藤
・遼太郎→鯨井
・阿瀬川→遼太郎
・鯨井→阿瀬川
・遠藤→阿瀬川
・三好→遠藤
・船木→遼太郎
・宮崎→田口
・新→宮崎

結果、2票を獲得したのが田口さん、阿瀬川さん、遠藤さん、遼太郎さんの4名。この中で弁明をそれぞれ受けたのち、決選投票となります。その結果、2票2票2票1票でまずは遼太郎さんが一抜け。残り3名での決選投票なります。その結果は下記となります。

・宮崎→阿瀬川
・燈→遠藤
・伊崎→遠藤
・鯨井→阿瀬川
・三好→田口
・船木→遠藤
・新→遠藤
・遼太郎→遠藤


という結果に。ひとりだけ鬼の恰好をして話題をさらっていた遠藤さんが処刑されることになります。悲しい青鬼が悲しみのコメントを告げ、初日の夜を迎えます。
夜の時間は登壇者は舞台から掃け裏でそれぞれの処理を行います。その間、脱落した人が楽しめるミニゲームで場を和ませてくれます。

2日目昼

まずは夜の襲撃結果がゲームマスターから告げられます。人狼に襲撃を受けたのは田口さんということが告げられ、ゲームから脱落となります。襲撃を受けた場合、コメントを残せず離脱することになります。


2日目の昼に開口一番、阿瀬川さんが発言。「見つけたぞ人狼、三好大貴! お前が人狼だ。俺、すごくない?」とパッションの高い宣言に会場からは拍手と笑いが起きます。対抗として三好さんは燈さんを見て、シロと宣言。まだどちらの真偽も確定していない状態となります。

さらにここで、船木さんが霊媒師COを行います。霊媒師は昼に処刑された人が人狼かどうかを調べることができます。その船木さんは遠藤さんが人狼だったと宣言。これにより、議論がかなり伸びていきます(この時点で、霊媒師対抗が出れば展開は変わった気がしますが、実際はかなり厳しい状況でした)。

遠藤さんが人狼だとすると、残りは人狼1、狂人1。前日の決選投票時に、遠藤さんに入れていない人か誰かを確認していきます。

・宮崎→阿瀬川
・燈→遠藤
・伊崎→遠藤
・鯨井→阿瀬川
・三好→田口
・船木→遠藤
・新→遠藤
・遼太郎→遠藤

でしたので

・宮崎→阿瀬川
・鯨井→阿瀬川
・三好→田口

となり、この3名の中に人狼がいる可能性が高いとなります。人狼同士は互いが人狼なことを知っているため、基本的には守る方向で動きます。逆に難しいと判断した場合、あえて味方に投票するプレイングもありますが、あの段階ではまだそのような状況ではなかった印象があります。

霊媒師の対抗が出ない以上、正しいとします(遠藤さんが霊媒師で、船木さんが偽物の可能性もありますが)。そうなった場合、人狼は残り1名。阿瀬川さんが三好さんをクロ宣言していることを考えると、三好さんが人狼が濃厚となります。阿瀬川さんが人狼か狂人の場合を考えると、人狼だとすると味方が死んでいる状態でクロ宣言はし辛い、狂人の場合、もう一人の人狼を守るためにクロ宣言している可能性はあり得る。従って、三好さん人狼パターン、阿瀬川さん狂人(三好さん、伊崎さん、鯨井さんシロ)パターンのどちらかが濃厚です。

議論は様々な可能性を模索し、投票の時間となります。

2日目投票(敬称略)

・阿瀬川→三好
・遼太郎→宮崎
・鯨井→阿瀬川
・燈→新
・船木→鯨井
・伊崎→鯨井
・新→宮崎
・宮崎→三好
・三好→阿瀬川

となり、1日目同様、決選投票となります。対象の阿瀬川さん、三好さん、鯨井さん、宮崎さんの4名の弁明となります。

預言者の二人は自身を信じてもらうことと次の預言などをする弁明を行い、鯨井さんは「弁明も何も……誰かが何か物事を考えずに投票した結果こうなっている」伝え、「俺、ガチガチのパンピーで……より大貴さんの疑いが深まって……もう誰も信じられない!!」と懇願。四者四様の弁明を受け、決選投票となります。その結果は下記となります。

・燈→鯨井
・伊崎→三好
・船木→三好
・新→三好
・遼太郎→阿瀬川

これにより、阿瀬川さんにクロと宣言されていた三好さんが処刑となります。
そして、なんと! この時点で人狼がいなくなり、村人チームの勝利となりました。

……以上で、ゲームは終了です。

1日目、2日目の昼にそれぞれ人狼が吊られるという、ほとんど起きない最速終了という形です。

ちなみに遠藤さん、三好さんが人狼で、鯨井さんが「狂人」でした。狂人として動きづらい立ち位置にいて、議論を誘導しようと奮闘していましたが、今回は昼の処刑が運よく「人狼」、真の預言者が「人狼」を判定してしまったことで厳しい戦いとなってしまいました。皆さんお疲れ様でした。

ということで、早く終わってしまったということでもう1戦行われます。かなりこちらも面白い形で議論が進み盛り上がったのですが、進行にトラブルがあり、途中終了となってしまいました。1回目の最速終了、2回目の途中終了とかなりイレギュラーな回となりましたが、俳優が真剣に語り、騙り合う姿は大変興味深いイベントでした。


次回の出演者の告知も行われ、次回にはより面白い回になることを期待したいと思います。

★下記は、次回公演の告知アナウンスになります。

取材:木皿儀/撮影:ケイヒカル

【イベント概要】
公演内容:劇場版!たぐコミュ人狼vol.11


会場:雷5656会館 ときわホール
出演:
13:30開演
田口涼、阿瀬川健太、船木政秀
高久健太、浅倉祐太
赤澤燈、赤澤遼太郎、三好大貴、新正俊、鯨井康介、伊崎龍次郎

17:30開演
田口涼、阿瀬川健太、船木政秀、遠藤拓海
赤澤燈、赤澤遼太郎、三好大貴、新正俊、鯨井康介、伊崎龍次郎
宮崎湧

公演スケジュール
<公演日>
2024年3月23日 (土)
<公演日・開演時間>
03月23日(土)
【第1部】開演13:30
【第2部】開演17:30
チケットS席:8,000円/A席:7,000円(全席指定・税込)

公演ホームページ :https://twitter.com/TAG_EVE