【イベントレポート】「堪大、祝って欲しいんだい！〜35th Birthday Event〜」東京公演２部

10月28日（土）に開催された「堪大、祝って欲しいんだい！〜35th Birthday Event〜」東京公演のイベントレポート＆インタビューをお届けします。

先日、35歳の誕生日を迎えた上田堪大さんを会場の皆さんでお祝いし、ゲストの輝馬さんと共にゲームを通じて、楽しい空間を共有するというイベントになっていました。

まずはMCの芸人・ピクニックさんが登壇し前説。コール＆レスポンスの練習をします。
ピクニック「上田かんだ……」
客席「いー！」
という掛け声で、本日の主役・上田堪大さんが登場。季節を感じさせる秋色のジャケットで登場し、１部を振り返りつつ、ゲストの呼び込み。「シャイニングホー」客席「すー（息が抜けるように）」という掛け声でゲスト・輝馬さんが登場。白いシャツが映える装いで笑いながら入って来て、その理由を説明してくれます。どうやら、先ほどのコール＆レスポンスが「上田噛んだ」って聞こえていたようで、ツボにはまっていたようです。

和んだ空気から始まったイベント、さっそくコーナーに入っていきます。

●質問コーナー

Q：お二人がやりたいA3!（Aステ）の別のキャラクターはありますか？

A：輝馬「おれ、有栖川がいいな。結構ああいうの好きなんです！」

A：上田「万里。シンプルにかっこよくね？　あれ、ずるいよなぁ。あと、身体能力がずば抜けていたら（ジェスチャーで三角を作る）やってみたいね」

その後も「みんな魅力的だよなぁ（上田さん）」や「冬で良かった（輝馬さん）」とAステについて色々と語り合う二人でした。

Q：お二人は仲が良いと思いますが、お互いの好きなところを１つずつ教えてください。

A：輝馬「かわいらしいところが、トータルで好きです。あとはあるんですけど……あとで（楽屋で）話します」

A：上田「この空気感なのにすっごい真面目なところ」

その後も輝馬くんの仕事ぶり、またお酒を飲んだ時の反応などに言及して、色々と語り合ってくれました。

Q：以前ふぁんだい（上田堪大さんのファンの呼称）から、他己紹介があったと思いますが、輝馬くんが上田さんを他己紹介してもらってもいいですか？
※「他己紹介」とは、自己紹介ではなく、他の人が紹介すること。

A：輝馬「お酒が好きで、好き嫌いがはっきりしていて、好きな人には年齢関係無くどこまでもくるっていう……。後、お仕事に関してはプライドを持ってやっている、ディスカッションも好き。ちょっと緊張しい」

紹介をされた上田さんも嬉しそうに反応したりしていました。

質問が終わり、次のコーナーに進行します。
ここからはゲームコーナーとなり、ゲームに成功することでイベント来場者にチェキを抽選でプレゼント（成功すればするほど枚数が増加）。ゲームでの結果が来場者へ寄与されるということで、ゲームに参加する二人にも熱が入ります。

●二人で倒せ、ガチHADO対決

イベント会場となったのは「HADOアリーナ」ということで、HADOで対戦をするコーナーです。
※「HADO」は頭にヘッドマウントディスプレイ、腕にアームセンサーを装着して対戦するARスポーツのことです。

昨年の同様のイベントも同会場で行い、プロプレイヤーのささささんと対戦をされていました。上田さんは「１年間で修業を積んだんで」や「役者界ではミスターHADO的な……」と強気なコメントをしていたのですが、もう少し控え目にした方が……という輝馬さんの助言により「１ポイント取れるように頑張ります！」と謙虚な台詞で意気込み、臨みます。
今回は、上田さん輝馬さんがペアとなり、元世界チャンピオンのプロプレイヤーであるろぜさんに挑戦し、ポイントを１ポイント奪えば１枚チェキゲットという内容。
しかし……プロの壁は厚かった、と言わざるを得ない結果となりました。二人から放たれる全て攻撃は虚空へと吸い込まれ、ろぜさんから放たれる的確な弾道は二人の胸に吸い込まれていく。試合が終わると、二人は１ポイントの奪取もできず、惜敗となりました。

このままだとチェキが配れないということにより、ろぜさんとじゃんけん対決になります。無事に、上田さんが勝利を収めチェキ２枚ゲット！
※チェキのポーズは兄弟っぽく・HADOのポーズ

●漢字イントロクイズ

通常のイントロクイズでは曲が流れて、それを聞いて回答します。この「漢字イントロクイズ」では、モニターの画面に歌詞の漢字だけが流れていきます。そこからなんの曲かを見極め、回答するというクイズです。５問中３問正解で１枚、全問正解で２枚のチェキプレゼントとなります。

たとえば……

雨　踊　君　誰　抱　立　見　振　……（正解：硝子の少年）

といった形です。ひらがなやカタカナがないだけで、だいぶ歌詞の印象が変わります。それでも、色々な相談をしながら二人で協力しつつ、難問を正解していきます。時には爆笑を誘う誤答も飛び出しました（正解が「恋」ですが、ドラゴンボールZのOP「CHA-LA HEAD-CHA-LA」でないかと回答したり……）。時折、客席からのジェスチャーによるヒントをもらったりもしながら、なんとか無事に全５問正解。無事にチェキ２枚セット！　問題を解きながら鼻歌で口ずさむ歌声ですら綺麗な二人でした。
※チェキのポーズは恋ダンス・寿司くいねぇ

●１位は当てちゃダメ、ドボンゲーム

ランキングが順不同に表示されます。二人で交互に宣言し、１位を当てないようにして消していき、最後まで１位を当てなければ成功となります。５問中３問正解で１枚、全問正解で２枚のチェキプレゼントとなります。

・おにぎりの具→×（鮭とツナマヨの２択で失敗）

・将来になりたい職業→×（プロスポーツ選手と答えて失敗）

・イチゴの生産量→○

・人生の最後に食べたいもの→×（寿司と早めに答えて失敗）

・2023年上半期カラオケランキング→×（ドライフラワーと新時代の２択で失敗）

輝馬さんのキャラクターがとても輝いていたゲームでした。人生の最後に食べたいもので一発目に「寿司」と答えてドボンになった輝馬さんでしたが「みんな、お母さんの卵焼きじゃないのー？」と悲しんでいたのが印象的です。結果的に、チェキゲットは叶わずでしたが、ピクニックさんとのじゃんけん勝負で勝てたらもらえることに……としたのですが、なかなかピクニックさんに勝てず。何度も勝負を挑み……無事２枚ゲット！
※チェキのポーズはじゃんけん

撮影したチェキは抽選を行い、来場者に半分がプレゼントされていました。

●お祝いメッセージ

ミュージカル『ヴィンチェンツォ』で共演した竹内將人さん、「あんさんぶるスターズ！オン・ステージ」や「あたっくNO.１」で共演した小松準弥さんから。それぞれに上田さんが説明とコメントをして頂きますが、小松準弥さんに関してはご本人のモノマネも披露していたりもされました。

●ライブコーナー

最後は二人の歌唱コーナーです。

歌う楽曲は「三日月」。

それまでわちゃわちゃと楽しい空間だったものが、しっとりとしたムードに包まれる空間に変わり、上田さんの優しく伸びやかな歌声と、輝馬さんの強く包み込むような歌声が交互に響き合い、絡まり合った音が直接心に届くようなライブでした。

この曲を選んだ理由は、輝馬さんが「歌いたい」って言ったからだそうで、お互い歌いたい曲を出し合って決められたとのこと。１曲だけでしたが、素晴らしい空間を創出されていました。

最後には今日のイベントの感想として「本当に幸せな気持ちでございます。みなさんの温かい笑い声とか反応とか顔を見れて、すごい幸せな気持ちをおすそ分けして頂いているというか、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」といった感謝を告げられていました。

また今後についてにも触れ、

「最近演じる役が、いまこの瞬間に生きてないと・会っていないと、という役が多くて、本当にみなさんとの時間を大切にしていきたいなって思っています。またお会いする機会があれば、無理なく応援しに来てくれたらなって思います」

「35歳になりましたけれども、僕は変わらずちゃんとするところはちゃんとしますが、僕は僕でいたいと思います。こんな僕ですけれども、これから新しい景色を共に見続けて頂けたらと思います。ありがとうございました！」

と締めくくった。