GHETTOプロデュースSHOWTIME Vol.1 【BIG MOUTH】レポート

7/29（土）に開催された『GHETTOプロデュースSHOWTIME』のレポートをお届けします。

これは舞台なのかイベントなのか。
開演前客入りの段階で、キャストが客との会話を重ね、不思議な空間を作り出している。

アシャンティの「みんな盛り上がるよぉ！」から拍手の練習、会場の盛り上げ、拍手、歓声の予行練習は十分です。
ジュン、サトシ、ケンジ、コウジ、ソラ、呼び込まれて入場するキャスト。

ショーが始まります。クラブミュージックに合わせたダンスとラップを披露。そんな男たちが、ジャケットを脱ぎさりその肉体美をあらわにし、会場を盛り上げ、ショーステージから客席へ降りてのリアルなサービスを再現していきます。

そこからはセリフありの舞台パート、劇中ショーのショーパートを交互にくりかえします。舞台パートでは、ある意味ショーの裏側のようなもの描かれ、それを踏まえてショーパートを観ることで、キャストたちの心情を踏まえて楽しめるような作用を体験できます。ショーパートもボイスパーカッション＋ラップ、全体ダンス、ポールダンス、チップタイムなど様々な趣向で楽しむことができす。

客席も受動的に「観る」だけではなく、ドリンクを飲みながらショーを観たり、歓声を上げたり、キャストとのやりとりを楽しめたり、「チップ」をプレゼントできるような能動的な行動が可能で、随所に没入感を感じられる工夫が施されている。何が現実なのか物語なのか、そういった境を取っ払って楽しむことができる……「時間と空間、ＳＴＯＲＹ、パフォーマンス、そして肉体美」すべてに酔いしれるエンターテインメントでした。

なお８月には次回公演も決定しています。もしご興味があれば、足を運んでみてください。
詳細は下記となります。

取材・文：木皿儀／撮影：ケイヒカル