【インタビュー】ゲーム本編の続きが描かれる舞台「SaGa THE STAGE~再生の絆~」(松田凌さん)

インタビュー

2024年2月22日(木)~2月25日(日)サンシャイン劇場、2月29日(木)~3月3日(日)サンケイホールフリーゼにて舞台「SaGa THE STAGE~再生の絆~」が上演されます。

メディアクトでは主演を務められる松田凌さんのインタビューを実施(前半は他媒体との合同取材になります)。本公演に対する意気込みや見どころなどのインタビューをさせて頂きました。

合同取材

――この作品のオファー当時、この作品の原作のゲーム、『ロマンシング サガ リ・ユニバース』はご存知でしたか? プレイしていましたか?

松田 いや、プレイはしてなくて、(「サガ」や『ロマサガ』の)名前はもちろん存じてたんですけど、どういった世界観なのか、どういったプログラムなのかというのは知らなかったです。

――それでは出演の決め手みたいなところはどういったことですか?

松田 二つあって。一つは今作も出演されている平山佳延さんと中村誠治郎さんが……僕のお名前を挙げてくれたみたいで、たぶんスクウェア・エニックスさんに届いて、自分に白羽の矢を立てて頂いたという形だったんですね。その二人が「凌だったら嬉しいんだけど」という風におっしゃってくれたので、僕もすごく尊敬していて好きなお二人にそんな風に言われるのは、とても誉れだなって思って、というのが一つ。

もう一つが、自分が仕事をする上での大切にしていることの一つが新しい場所、世界、人に出会っていったり、飛び込んでいくっていうのはとても好きで。自分が触れたことのない世界にまた一つ身も心も投じられるというのは魅力的だなと感じて今作、出演させて頂くことになりました。

単純に選んでもらえたのが嬉しいっていうのはあります!

――アクションにキャラクター性を取り込んで、魅力的に演じることができる松田さんにオファーがあったらしいのですが、ご自身で意識していますか?

松田 自分も俳優としてデビューさせて頂いたのが、原作がある作品だったので、その時からずっと、気持ちというか、変わらないものがあって。僕もとても漫画やアニメに救われてきた人生だったんですよ。なので、作品に対しての敬意と愛は無くしてはいけないっていうのだけはすごくあります。それが漫画、アニメだろうが小説だろうが。作者の方がいたり、色んな人たちが関わって作られている作品の、その役を演じ、その世界観と役を背負うっていう責任は常々忘れないようにはしています。

難解な部分も出てくると思うんですよ。 あのアクションはどう再現するの。あの時のあの心情は。本当に人が死んでいるわけでもないのに、どうやって そのドラマを生むの。とか、いっぱい壁はあると思うんですけど、そこが原作を演じている上で大切なことだと思っています。

――本作は、戦争や、剣を使って人と戦うと思います。そういった部分を含めた、殺陣に対して、どういったアプローチで臨んだりしていますか?

松田 現場ごとに作風も違います。今作はゲームの世界の中、『ロマンシング サガ リ・ユニバース』という世界の中での戦い方。やはり魔法があったりとか、人ならざる者と戦ったり。でも時代劇でもあるんです。

たとえば日本史でいうと、刀一つの傷で命を落としてしまう。でも、我々には守らなければいけない領土であったりとか、人だけではなく地位があるんだ、とか、その役柄と、対する役柄。自分はその時を生きてはいないけど、日本の歴史を誰かが戦ってきて今の日本がる。自分たちが本当に見たものじゃないけれど、そうやって戦いがあることで、今僕たちが生きている。そんな歴史の戦いは負ける時もあれば勝つ時もあれば、守らなきゃいけない時もあれば守られる時もある。

こういった少しの気持ちのリンクなんですけど、今全く別の『ロマンシング サガ リ・ユニバース』っていうゲームの中の世界を描く上で「戦う」っていう気持ちだけは、自分の中である気持ちも乗せ、その役柄の特徴とか世界観の一手一手に乗せる、ということは、自分の中では大切にしてるかなって。

人を殺めるのかとか、法に触れるのか、実際にはなれない。けれど、人の道を外れなければなんでもやった方がいいと思うんです。本物にはなれないけど、本物だとみんなに思ってもらえるぐらい近づくことだと思ってて……。アクションも美しく見えるだけじゃなくて、本当に戦ってるって思ってもらえるように、自分たちが普通の私生活でも戦ってるような気持ちとか、色んなものを乗せつつ、この世界の戦い方を体現していくっていう感じです。

――稽古入られて今どれくらいですか?

松田 ちょうどもう折り返しまして、佳境といってもおかしくないぐらい。残りあと10日ぐらいです。

――公式サイトのコメントで「革命を起こせたら、時代を変えられたら」とお話されていましたが、稽古をする中で感じた手応え について聞かせてください。

松田 これが難しく、手応えとしては、正直なところ言うと今は「ない」です。大きく時代を変えたいとか、何か革命起こしたいっていう風に言わせて頂いたのは、「サガ」シリーズの舞台化作品である 「SaGa THE STAGE」は、これまで2作の上演を終えて、今回3作目なんです。「サガステ」としては約6年ぶりとかに新作を上演させて頂くということで、今回で3作とも出られているアツヒロさんであったりとか、誠治郎さんもいらっしゃると思うんですけど、自分が入るからにはやはり新しい風を吹かさなければいけないと思っていた。それで呼んでもらったと思っていますし、この「サガ」や『ロマサガ』は、もうゲームに関してはものすごく歴史がある原案だったりもするので、その時代とその中で革命を起こしたいっていうのが、僕の真なる想いです。それを今叶えるにはまだ手応えがないです。っていうのは、今作ではとても魅力的な演者さんが大勢出演しているんですけど、本当に恐縮ながら、主演として自分は皆さんに良い影響を与えているんだろうか、作品に対して良い材料になっているんだろうかっていう感覚が、ずっと疑心暗鬼のまま毎日は過ごしています。でも、腐ってもいても仕方ないので、腐らず、少しでも良き作品になるように、それこそ製作発表で言わせていただいた、少しでもこの『ロマンシング サガ』という世界に小さな革命、もしくは、また新しい時代を築ければなとは今でも思ってます。

――手ごたえはないということですけれども、ヒットすらもまだ見えてない状態ですか?

松田 光は見えています。少しずつだけ。でもやっぱり多くの方が携わり、作品を作るのって難しいことだなっていうのがあるんですけど。 その難しいの先に行かなきゃ、今自分が話させていただいたようなこともないのかもしれないなと思うので、善し悪しは僕にはまだ判断できていません。でも、一歩一歩進むしかないですよね、開幕までに。

――ポルカという役、今の段階ではどんなところがポイントだと思われていらっしゃいますか?

松田 主人公らしくない主人公だと思ってます。気持ちとしては、とても物語の真ん中の人物だなと思います、自分の力で誰かを守り抜くとか、自分の力によって周りの世界が変わっていくみたいな影響力はないんですよ、この方は。でも、僕はそこに少しずつ魅力を感じています。やっぱり人って1人じゃ生きれないよなって思いました。

今作は自分の演じる役は「家族」という言葉がとても大きく関わってくるんですけど。家族であったりとか、出会っていく友であったりとか、そういう人たちと共に自分の成すべきこと、やらなければいけないことのために前に進んでいくんですよ。でも一人だけではおそらく道が途絶えていただろうなって思うような。

でも、彼には、純粋にそこまでに歩もうとしてるからこそ、集まってくるんですよね、人も。だからそういった意味ではとても魅力的だし、主人公になりつつあるけど、みんなに主人公にしてもらってるねって感じがします。


――この作品自体が歴史が長いゲームですが、今回からご覧になる方に見どころ、ポイントとか、特に注目してほしいなっていうところがあれば教えてください。

松田 目で見て、耳で聞いて、楽しい作品だと思います。できるだけ『ロマンシング サガ リ・ユニバース』の世界をずっと愛してるくださってる人たちや、マニアックに物事を捉えてくれる人たちにも楽しんでほしい部分もちりばめる。でも、初めてこの世界に触れる人に、何がなんだかわからないよっていう作品には絶対しちゃいけなくて。アクション、音楽、踊り、歌、様々なギミックを使っています。なので、内容を少し取りこぼしたとしても、目で見て「あ、なんかすごく華やかで面白い」とか、耳で聞いてとても情感に響く、盛り上がる、悲しいとかっていう。エフェクトギミックも使っているので楽しめるポイントかなと思います。

――原作のイラストはとても特徴的な素敵な作品ですが、キャラクタービジュアル撮影の時の心境とかを教えてもらえますか?

松田 この作品に限ったことではないですが、俳優って もちろん自分たちはお芝居やらなきゃいけないし、自分たちで言うのはちょっと野暮ですけど、その分の苦悩も葛藤もあったりすると思うんですよ。

今作のように舞台だったら、現場に来て、メイクして頂いて、衣装に袖を通して、美しい照明を浴びて、 バックに音楽を入れて頂いて……こんなに環境を整えていただけるってことはないと思ってるんですよね。これ、すごいことだと思ってて。なので、今質問して頂いたように、あんなにも美しい世界、描写、絵を体現するにあたって、メイクチームの皆さんもそうだし、衣装チームの皆さんもそうだし、試行錯誤しながら、なおかつ本番では動きやすさであったりとか、早替えの着替えのこととか、 色んなことを考慮しつつ衣装を作って頂いているんで、僕はそっちの方に感動しました。毎回感動します。

――華やかなキャラクター達なので、勢ぞろいするところを想像するとすごいですね。

松田 今は姿絵じゃないですか。これが、ステージでみんなが躍動していくんです。それこそヴァルド―(演:園田玲欧奈)とか、ほとんど装置ですが、感動すると思いますよ。こうやって実現化させるかみたいなこともあるので。それと、二役やる方とかもいらっしゃるし。

――今回のカンパニーの皆さんについてお伺いしたいです。佐藤アツヒロさんや土屋アンナさんや三浦涼介さんなど、とても個性的な皆さんいらっしゃいますけれども、皆さんの感想を聞かせてください。

松田 やはりこう、異種格闘技戦ではないけど、個々の役者の皆様が、それぞれに自分の魅力を体現できる人が多いんですよ。アクロバティックなダンスができる俳優がいたり、スーツアクターの俳優さんもいたりとか、マジックができる俳優さんがいたりとか、歌が歌えるとか。なんかそういう作品もなかなか珍しいなと思っていて、それぞれに武器というか個性があるからこそ光る役柄にもなると思います。ヨーヨー世界一の方も、(身長)2メーターの人もいます、すごいですよね!

特化した人たちがいる中、僕はもう1番に感謝するべきは、中村誠治郎さんと平山佳延さん。あと(殺陣指導の)新田健太さん。このお三方がいなかったら、できない表現があったり、稽古の進みとかも全然違うものになってたんじゃないかなと思うんで、本当にこの機会を借りてですけど、とても信頼していて、感謝しています。

あと やはりアツヒロさん、アンナさん、三浦涼介さんは、こんな端的な表現にしては申し訳ないですけど、スターです。出てきただけで華があり、お芝居含めて説得力があり、なおかつ皆さん人柄も魅力的です。

アンナさんは太陽みたいな方で、ロックなんですよね。三浦涼介さんは僕の人生で見たことのないぐらい綺麗な方です。男性であんなに綺麗な人見たことないです。お芝居も、三浦涼介さんにしか出せないお芝居があり、僕は今すごく研究中なんですよ。自分がそうなりたいとかではなくて、そういうエッセンスを与えてくれると、自分の何かに生かしたい欲が湧くというか、そんな俳優さんが想いを寄せるような俳優さんだなと思います。

アツヒロさんは、この作品においてもそうですし要だと思います。この間、別の取材をさせて頂いた時に、アツヒロさんの歴史を聞いていて。もちろん光GENJIの時からですけれど、歴史がある中で、舞台デビューからの歴史もお聞きしたんですよ。そこは僕ちょっと 羨ましいというか、僕もそうなりたいなって部分があって。アツヒロさんって、様々な演出家さんの様々な作品枠にとらわれてない活躍をされていて、もう歴史となっていてアツヒロさんの歴史を聞くと演劇の歴史に繋がるんじゃないかなぐらい様々なものに出演されていて。そこの経験値であったりとか懐の深さっていうものをやっぱり今作にもずっと与えてくれてる。

本当はみんなのこと紹介したいぐらいですけど、そんな方々と一緒に作品を作れて、出演させていただけて光栄だなと思う方が多いです。

――最後にひとこと。

「SaGa THE STAGE」としては第3弾となるんですけれども、また新しい風を吹き込んで『ロマンシング サガ』の世界も願わくば広げたいと思っていますし、演劇として観に来てくださる皆様にとって、少しでもかけがえのない時間にしたいと思ってます。劇場に確かめに来てください。この『ロマンシング サガ』という世界にお招きしたいと思います。よろしくお願いします!

メディアクト単体インタビュー

――今作、脚本を読んだ際感想とか、印象とか、思ったことなどあれば教えてください。

松田 正直、難しい、難解だと思いました。本を読んでいるだけでは。内容もそうですけど、どうやって体現していくの。っていうハテナが結構ありましたね。でも、それこそ、そういうのが段々と繋ぎ合わせていったりとか、具現化していくにあたって見えてくるドラマがあったりとか、シーンになっていったなっていう感覚はあります。

――第一印象はとても難しかった。今もう稽古が始まって折り返しというお話があったと思うんですけれども、その印象は変わりましたか?

松田 段々と具現化していくにあたって、いろんなドラマも見えてくるし、あ、じゃあこうしてみようかってアイデアも生まれてくるし、そういったディスカッションの元、シーンが作り上げられていくのを見てると、やっぱ楽しいですね。 『ロマンシング サガ リ・ユニバース』という世界のことも、少しずつ知れていくというか。

――『ロマンシング サガ リ・ユニバース』というタイトルはご存知でしたけれども、遊ばれたことは無かったのですよね?

松田 そうです。どういったゲームなのかっていう予備知識はもちろんありますけど。その具体的なお話であったりとか、世界観がどう進んでいくのかっていうのは、僕は知らなかった。今作はやはりこう「リ・ユニバース」の世界の俺たちと、七英雄という違う世界が結構合わさるので、より難しいというか、 世界が混じり合うんで難解になるかも。

――キャラクターとして他のキャラクターの掛け合いだったり、関係性を見てほしいみたいなことってありますか?

松田 我々家族、リン・ウッド家と、七英雄じゃないでしょうか。

でも、ジェラールとかキャットとかもいらっしゃるんですけど、意外とこう、グループ分けできるというか、各々で各々の関係性が強い絆がある人たちが出てくんです。それぞれの枠組みというか、繋がりはとても注目してほしいなと思います。

それとは別に、敵として現れるイゴマールという存在は、今作において最も悪として、作品を混乱させ、混沌と落としていくので注目かなと思います。

――剣と魔法の世界だと思うんですけれども、あとはロマサガシリーズではバトル中に技を閃いたり、連携したりするのが特徴だと思いますが、その辺りは組み込まれていますか?

松田 多いと思います。そこも楽しみにして頂きたいところの一つかなって。そこが映像のギミック、プロジェクションマッピングであったりとか、我々のアクションであったりとかで、こう、繋ぎ合わせていくんですけど、舞台ならではの演出になってるところもあると思うんですけど、色々と着目して頂ければ。時には、温かい目で見て頂きたいみたいなことはあると思います(笑)。

――「サガ」シリーズはご存じなかったというお話だったのですが、普段は、ビデオゲームとかって遊んだりしますか?

松田 全くです。ビデオゲーム。スマホゲームもバスケットボールのゲームと麻雀のゲームくらい。あ、学生時代まではずっとやっていました。でも、学生時代も、中学に入ったあたりでは、みんなでできるスポーツゲーム、格闘ゲームとかですね。なので、ロールプレイングゲームっていうものが、なかなか人生で関わったことがない。小学生の頃は結構やってたんですけど。

今でこそ「e-sports」っていうものがあるし。ゲームでチャットができたり、生きていく中で、色んなものに関わってくるじゃないですか。実際にも人間関係を埋めたりもするけど、当時僕がやってた時って、本当に娯楽だけのためだったんですよ。だからこそ熱中して、ポケットモンスター、ゼルダ、ドラクエ、ファンタシースターって、割と網羅しているんですけど、その時に僕は外で遊ぶことを選んじゃったんですよ。

ゲームに費やしてる時間は楽しい。けど、当時、スポーツをやってたんですけど、スポーツは結果が出るけど、ゲームの結果で誰も喜んでくれない。あの時は友達の娯楽同士の共有だけだったので、今だともっと違う形になるかもしれません。

―― 稽古場の全体的な雰囲気などってどのような感じですか?

松田 稽古場って、すごく特殊な場所だと思うんですよね。毎日通って、何かをみんなで作っていくっていう。稽古は、各々のなんかプロフェッショナルな面も見れれば、空気が張り詰める時もあれば、とても和やかな時もあれば、ちょっとたるんでる時もあれば、みたいなこととかもあったりするので好きなんです。。今回は割とみんなでアイデアを持ち寄ったりとか、稽古場の中でお芝居を作っていく、どう作っていくっていう、不安と期待がとても入り混じるような稽古場だと思います。

――不安というのはどんなイメージですか?

松田 やはりこうお芝居を作っていくにあたって、準備期間の上でしっかりとこう、蓄えを持って準備ができてるのか、とか。梶を取ってくれる人間ばかりじゃないから、自分のことも不安だけど、周りの空気、その場所自体のことも不安だったりとか、お芝居のことも不安だったりとかっていうのは、やっぱりあると思います。全員が。

自分でもそうだし、みんなと関わり合って作っていく中で、一つずつ消していって、逆に光が見えていく方向に歩いていこうっていう気持ちに繋がれたりもする。不安ではあるけど、お客様に見ていただく時に、必ずいいものにするっていう心が念頭にあります。

――今回、二部制になっていますけど、クローズアップした時に、1幕の見どころ、2幕の見どころを分けて教えてもらっても良いですか?

松田 1幕は、初めて見る、初めてこの世界に触れる方々にもちゃんと、この世界を理解して頂かなければいけない。でも、すごく丁寧にはできないんですよ。というのも、リ・ユニバースのほとんどが、この1幕のたった1時間半ぐらいの収めなきゃいけないので、それを皆様に体験してもらえるよう、感じてもらえるように、自分たちは体現しなきゃいけない。でも、その1幕を見た時に、この世界に招待しなくてはいけない。勢いと波があるのは1幕だと思います。

2幕。実は1幕までが『ロマンシング サガ リ・ユニバース』のゲームの中で展開されていた物語でしたが、2幕はオリジナルストーリーなんですよ。「まだ誰も知らない物語」なので、それはやっぱり「サガ」シリーズや『ロマンシング サガ』シリーズをずっと愛してくださってる皆様もそうですし、今回初めて見る皆様もそうだし、まだ誰も 見たことのない世界だから、存分に楽しんで頂けるように期待を持っていただければなと思います。

――最後に、松田さんのファンの皆様に一言お願いします。

松田 僕自身としては、新しい場所に行くのがとにかく好きで、『ロマンシング サガ』という新しい世界に出会って、願わくば応援して頂いている皆様にとって見たことのない自分にしたいっていうのもあります。触れたことのない自分たちが作るお芝居にしたいと思ってるので、その瞬間を見逃してほしくないなとは思いますね。

こういった立ち位置で主人公を演じるっていうのも、僕は割と久しぶりの経験なので、ぜひそういった期待も込めて劇場へ足を運んでいただけたらと思います。よろしくお願いします。

――ありがとうございました。

文:木皿儀/写真:ケイヒカル

<公演概要>
タイトル:「サガ」シリーズ35周年記念公演『SaGa THE STAGE〜再
の絆〜』

世界観監修・脚本原案: 河津秋敏(株式会社スクウェア・エニックス)
脚本・演出: とちぼり⽊(株式会社スクウェア・エニックス)
⾳楽: 伊藤賢治
⽇程: 東京公演 2024年2⽉22⽇(⽊)〜2⽉25⽇(⽇)サンシャイン劇場
⼤阪公演 2024年2⽉29⽇(⽊)〜3⽉3⽇(⽇)サンケイホールブリーゼ
※公演時間等の詳細は公式サイトをご覧ください
キャスト:
ポルカ・リン・ウッド 松⽥ 凌
リズ・リン・ウッド ⾼槻かなこ
ジョセフィン・リン・ウッド/リアルクィーン・ジョー 七瀬恋彩
バートランド・リン・ウッド 岸本勇太
レオン 新⽥健太
シエロ(モール) 原武昭彦
詩⼈ 野村知広
マドレーン/リアルクィーン・カラミティ 伊澤彩織
シン・ドゥ/オアイーブの⽗ ⽯橋直也
最終皇帝(⼥)/リアルクィーン・ヴェノム 御寺ゆき
ブラウニー/イェリク ⼤平峻也
イーヴリン/リアルクィーン・ラプタス ⼟屋アンナ
バルテルミー 三浦涼介
ワグナス/ゼノン・アウスバッハ 中村誠治郎
スービエ/イゴマール 平⼭佳延
ダンターグ 阿⾒ 201
ボクオーン 川⽥ 祐
クジンシー/ルートヴィッヒ 和合真⼀
ロックブーケ 宮崎あみさ
ノエル 佐藤アツヒロ
ジェラール 及川崇治
ヴィクトール 湯⽥昌次
キャット ⽚⽥ミチル
ジン・ダーハオ 岡本⿇海
ドルテ(魔⼥の娘) 松野咲紀
ヘクター 松藤拓也
ターム 久保⽥浩介
ターム 望⽉祐治
ヴァルドー 園⽥玲欧奈
チケット(税込/全席指定)
S 席 10,800 円 / A 席 8,800 円 ※未就学児の⼊場不可
https://l-tike.com/sagastage-reuniverse/ ※PC/スマートフォン共通
<お問い合わせ>
チケットに関するお問い合わせ Mitt TEL: 03-6265-3201 (平⽇ 12:00~17:00)
公演に関するお問い合わせ BS フジイイベントお問い合わせ: event@bsfuji.co.jp
公式 HP: https://sagastage.jp/reuniverse/
公式 X: @SaGa_THE_STAGE
公式 Instagram: @saga_the_stage
主催: SaGa THE STAGE 製作委員会


© SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved. ILLUSTRATION: TOMOMI KOBAYASHI
© SaGa THE STAGE Re;univerSe